神戸大学合格物語
駿台OB・OGインタビュー
清水 莉緒さん
神戸大学 理学部 惑星学科(大手前高校出身)

■学部・学科の特徴

理学部には5つの学科があり、理学部全体で150人ほどです。惑星学科は40人で女性は9人です。全員が毎日、同じ教室で授業を受けているため、高校時代そのままの雰囲気があります。惑星学科では、宇宙だけでなく火山や地震、鉱物、気象などについても学びます。1年生は、一般教養、言語を履修しながら専門科目も学びますが、2年生からは専門科目が中心となります。後期から3年生にかけては顕微鏡やプログラミング、野外調査などの実習を行います。また、後期には、各研究室訪問を行う期間があり、それを元に希望する研究室を選びます。これまでの講義や実習を通して、自分はどの分野に興味があるかじっくり考えることができるのも良い点です。

■研究内容、専門分野

4年生で配属される研究室は、地質学、岩石学・鉱物学、固体地球物理学、流体地球物理学、惑星宇宙物理学などから選べます。内容は、火山、地震、鉱物、気象、宇宙などです。3年生は船で1泊2日の野外調査があり、海底地中の調査、地形の特徴などを調べます。私は宇宙系の研究室が第一希望ですが、最近地元の大阪で大きな地震が起こったことで、被害対策、防災がより身近な問題だと感じました。これから取り組む課題の一つとして見直していきたいと思っています。

■神戸大の魅力、オススメポイント

六甲エリアのほかにも3つのキャンパスがあります。学園祭もキャンパスごとに行なわれるため、1年に合計4回も開催されます。一番大きな学園祭は六甲エリアの六甲祭で、グラウンドを埋め尽くすほど模擬店が出店され、ステージ企画も充実しています。私はダンスサークルに入っていて、毎年踊っています。

■駿台の思い出

高校時代は、予習・復習をほとんどしなかったのですが、駿台で多くの先生方から予習・復習の大切さを教えていただいたことで、私にも予習・復習の習慣がつくようになり、授業内容の理解度が深まりました。もっと早くやれば良かったと本気で思いました。特に、復習にはなるべく時間をかけて、余力があれば予習をして効率アップを図りました。大学に入ってからも、復習は重要だと実感しているところです。

■受験生へのメッセージ

"受験は団体戦"と言われますがその通りです。受験生の時、成績が思うように伸びなかった時期や、やる気が起きなかった時期など、悩んでいた時期が多々ありました。そんな時に、家族や友達、学校の先生と会話をしたり相談に乗ってもらったりすると、気が楽になりました。周囲の人に支えてもらえたからこそ合格を勝ち取れて、今の大学生活があると思っています。つらい時もありますが、時には人を頼りながら頑張ってください。応援しています。

五所村 徹平さん
神戸大学 経営学部 経営学科(豊中高校出身)

■キャンパス紹介

経営学部は、経済学部、法学部と共に六甲台第1キャンパスにあります。第1キャンパスは歴史が最も古いキャンパスとなるため、歴史的に重要な建築物が多数あり、非常に厳かな空気を感じます。図書館の大閲覧室はCMのロケ地になるほど美しい場所で、映画「ハリーポッター」の世界が思い浮かんできます。また、山の中に位置していて、自然豊かで牧歌的な環境が気に入っています。あと夜景が最高です!特に冬の夜景、その景観に圧倒されますよ。

■研究内容、専門分野

経営学部は就職や実学に近い印象があり、社会に出てから役立つと思って進学を決めました。入学して間もない6月には簿記3級の試験があり、合格すれば、期末試験の成績とは関係なく単位認定がもらえるほど、実務を重視しています。私は経営史が専門で、卒業論文のテーマは「仏教と会社経営」です。仏教には「慈愛の心」や「質素倹約」という教えがあり、利益を追求する会社経営と矛盾しています。この矛盾を人々がどのように克服してきたのか、仏教の思想や信念的な部分は、経営者にどう影響を与えたのかを明らかにすることを目標とし、研究を行っています。

■大学生活エピソード

旅行サークルに所属していて、全国各地に行きました。3年生の夏には、2人一組の3チームにわかれ、ヒッチハイクで広島駅をめざしたのが印象深い思い出です。往路はなかなか乗せてもらえず12時間ぐらいかかりましたが、復路は5時間ほどで帰宅できました。多くの方と出会い、人々の温かさに触れました。社会人では難しいことを実行できるのが学生の良い部分です。今度は何も持たずに無人島に行きたいです。

■将来の夢や目標

人のために、社会貢献度の高い仕事をしたいと希望し、就職先は、教育系の企業を選びました。自分が企画した教材や幼児玩具で子ども達が楽しみ、それが会社の利益と自分の報酬にもつながるような仕事は、まさしく希望通りの職場と言えそうです。4年間「会社」について学んだことをベースとし、ビジネスシーンで学習した知識を活用して、入社後はさまざまなことにチャレンジしたいです。

■受験生へのメッセージ

一番難しいことは、モチベーションを保つことだと思います。毎日10時間以上勉強するためには、強力な原動力が必要です。神戸大学は、学生としての学びの場をはじめ、多くの素晴らしい魅力に満ち溢れている大学です。この大学で、大学生活が面白くないという人に今まで私は出会ったことがありません。神戸大学に受かった後を夢見て、苦しい受験勉強を乗り越えてください!

元山 愛梨さん
神戸大学 工学部 応用化学科(西宮(県立)高校出身)

■学部・学科の特徴

平成28年度から2学期クォーター制になりました。工学部では2年生の第2クォーターは専門科目授業の開講がありません。それに夏休みを足した約4ヵ月間のギャップタームは、インターンシップ、留学、資格取得の勉強などに時間を費やせます。私は、1ヵ月ほどカナダに留学しました。短期間でしたが現地で語学学校に通い、とても有意義に過ごせました。

■研究内容、専門分野

応用化学科の1年生は数学、物理、化学の基本に加えて、外国語や教養科目なども勉強します。2年生は無機化学、有機化学、生化学、高分子化学など「化学」と名前のつく専門的な授業が多くなります。3年生は週に2回、いろいろな分野の学生実験を行います。従来通りの授業もあり忙しいですが、実験をすることで、学んだ内容の理解が深まります。4年生になると研究室に配属され、より専門的な分野を勉強し、卒業研究に向けた研究がスタートします。3年間で積み上げたことを元に、自分が本当にやりたいことを見つけ、研究室に行くことができます。今は、いろいろな研究や実験を見ながら進路を考えているところです。

■大学生活エピソード

大学が運営している広報系の放送サークルに所属しています。SNSや大学ホームページに掲載する記事を書いたり、インターネットラジオ「神戸大学Radio!~等神大の私たち~」のパーソナリティとして高校生や学生に向けて発信しています。他学部との交流も多く、発想や注目するポイントの違いがわかり、世界が広がるのが楽しいです。

■駿台の思い出

とにかく進路アドバイザーやクラスリーダーの方とたくさん話をしました。一人で悩まず、少しでも不安なことやわからないことがあるたびに会いに行って励まされました。その経験を元に、今は自分がクラスリーダーをしています。生徒さんへの的確なアドバイスなどはとても難しいですが、生徒さんが合格報告に来てくれた時は、自分のことのように嬉しいです。また、大勢の前で話したり、一人ひとり個別にアドバイスしたりすることは、とても良い経験になっています。

■受験生へのメッセージ

受験日が近づくにつれて、周りの人と比べて不安を抱え、ネガティブな気持ちになりました。でも、悩んでも時間は過ぎていきます。高校や駿台などをフル活用して一日一日を大切に過ごしてください。不安な気持ちがあれば、どんな些細なことでも周りの人を信頼し相談してみてください。大学生活は楽しいです。第一志望に向けて、今は目の前の課題に全力で取り組んでください。皆さんが合格できるよう応援しています!