駿台入試ニュース 2017 VOL.3
ヘッドライン

2016年度国公私立大入学者選抜実施状況の概要

国立大の志願者数は減少、公立大・私立大の志願者数は増加

○一般入試:私立大志願者数は10年連続増加で、3年連続300万人突破

○AO入試:国立大・公立大・私立大の全てで入学者数が増加
京都大が新規実施

○推薦入試:国公私立大で実施学部増加も、入学者数は国立大が微減
東京大、京都大が新規実施

2016年度国公私立大入学者選抜実施状況の概要

文部科学省より、例年入試が終わった年の秋ごろに公表されている、国公私立大入学者選抜実施状況の概要の2016年度版が発表されました。

国立大の志願者数は減少、公立大・私立大の志願者数は増加

2016年度の志願者数は、国立大では5,102人(1.3%)の減少でしたが、公立大では2,651人(1.7%)、私立大では124,194人(3.5%)増加しました。この結果、全体では121,743人(3.0%)の増加となりました。

一般入試:私立大志願者数は10年連続増加で、3年連続300万人突破

2016年度の一般入試の志願者数は、国立大は5,185人(1.5%)の減少で5年連続の減少となりました。公立大は2,574人(1.9%)増加しました。なお、公立大の志願者数には独自日程で実施された国際教養大、新潟県立大の志願者数を含んでいます。私立大は112,505人(3.7%)増加して10年連続増加となり、3年連続で300万人を突破しました。

AO入試:国公私立大で入学者数増加

2016年度のAO(アドミッション・オフィス)入試は、国立大51大学157学部、公立大24大学33学部、私立大470大学1,197学部で実施され、実施大学数は11大学増加、実施学部数は58学部増加しました。実施大学・学部の増加もあり、入学者数は、国立大では115人(4.3%)、公立大では27人(4.1%)、私立大では388人(0.8%)といずれも増加し、全体では530人(1.0%)増加しました。全入学者数に占めるAO入試の入学者数の割合は8.9%と前年度より0.1ポイントアップしました。
なお、新たに実施した大学では、特色入試として実施した京都大があります。推薦入試や後期日程で実施の学部・学科もありますが、最難関国立大での実施として注目されました。学力型AO入試で実施された学部・学科の入試結果は、募集人員73人に対して、志願者数274人、合格者数55人でした。

推薦入試:国公私立大で実施学部増加も、入学者数は国立大が微減

2016年度の推薦入試は、国立大79大学289学部、公立大82大学170学部、私立大578大学1,711学部で実施され、実施学部数は全体では53学部増加し、国公私立大全てで増加しました。入学者数は国立大では83人(0.7%)減少しましたが、公立大では166人(2.3%)、私立大では275人(0.1%)とそれぞれ増加したため、全体では358人(0.2%)増加しました。全入学者数に占める推薦入試の入学者数の割合は34.8%で、前年度より0.1ポイントアップしました。

なお、新たに実施した大学では、東京大、特色入試として実施した京都大という最難関国立大の実施が注目されました。東京大の入試結果は、募集人員100人程度に対して、志願者数173人、合格者数77人でした。また、京都大の特色入試は、推薦入試で実施された学部・学科の入試結果は、募集人員15人に対して、志願者数18人、合格者数5人でした。

◇国公私立大入学者選抜実施状況の概要についての詳細は、下記リンク先の文部科学省ホームページをご参照ください。

平成28年度国公私立大学・短期大学入学者選抜実施状況の概要
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/29/06/1386387.htm