Q1.進学した大学を選んだ理由を教えてください
私は生まれ育った広島で、医師として貢献したい、地域に根ざした医療を提供したいという思いがありました。そのために、在学中から広島に特徴的な医療を学んだり、病院実習を通して学生のうちから広島の医療を見たりすることができる広島大学を志望することにしました。
Q2.進学した学部を選んだ理由を教えてください
身近な家族や親戚が病気になって辛い思いをしているのを目の当たりにした経験から、自らの手で命を救うことのできる医師になりたいと思い、医学部を目指すことにしました。人の悩みを聞き、人のために尽くすことが好きで、やりがいを感じる性格だったのも医師になりたいと思った理由のひとつです。
Q3.合格にたどり着くまでの学習状況・メンタル状況
高3・1学期
休日は1日に10時間ほど勉強していました。数学が苦手で、問題のどこに着目してどう考えるかといった思考の過程を意識してノートにまとめたりすると、自分の持っている解法の引き出しが増えていきました。
高3・夏
夏休みは1日12時間勉強することを目標にしていました。タイマーを常に使って時間を意識した演習をしていました。特に理科の標準的な問題は、確実に解けるようかなり時間を割きました。
高3・2学期
模試の成績が伸び悩み、精神的にもかなり辛い時期でした。志望校や共通テストの過去問演習も計画を立て、やる日を決めて進めていきました。入試レベルの問題を解いて、間違えたらその単元の基礎に戻って復習する形で演習していました。
高3・冬
共通テスト対策にほとんどの時間を費やしました。時間を計って演習して、ケアレスミスや記憶が曖昧なものがあればノートに全て書いて見直しして、とにかく弱点を無くそうという意識で勉強していました。
入試直前
入試本番に合わせて早起きしたり、本番の時間割通りに過去問演習したりと、本番を意識した時間の使い方を心掛けていました。最大限の実力を出せるよう生活リズムを整えて、体調を崩さないように過ごしていました。
高卒時入試直前
共通テストは試験時間の80%の時間で解き終えて、見直しまでやることを目標にしていました。試験本番で自信を持って、迷わず解答できるのかを常に自分に問いかけ、少しでも不安な箇所はテキストを見直すなどしました。
Q4.「これだけは毎日取り組んだ」「受験勉強中は絶対にこれはやらない」などのマイルール
高3の時は、ほぼ毎日始業前に30分から1時間ほど学校の自習室で勉強していました。朝早くから勉強を始めることで、その日1日を高い集中力を維持して勉強できました。
Q5.こだわり勉強法や勉強グッズ
計算ミスを減らすことが私の課題だったので、特に計算ミスの多かった微積分を計算練習していました。タイマーで10分計測して、その間になるべく正確に多くの計算問題を解く練習を継続しました。これは駿台の先生に教わったこだわり勉強法で、実際に計算ミスがかなり減って模試の点数も上がったのでおすすめです。
Q6.大学受験にまつわることで辛かったこと
私は、成績が伸び悩んで焦る気持ちから、勉強時間を増やそうとして睡眠時間を削り、結果的に睡眠不足が慢性化して日中の勉強に集中できなくなったことがありました。睡眠時間はきちんと確保して、集中すべき時にだらだらせず本気で勉強することを意識すると、勉強と休憩のメリハリが付いて効率良く勉強できるようになったと思います。
Q7.大学受験をしてよかったことや得られたこと
自分を分析して、目標達成のために何が足りないか、何を優先すべきか考えて行動する力がつきました。焦って闇雲に勉強するのではなく、ゴールから逆算して計画性を持って日々を振り返り、次の予定を立てることが重要だと思います。限られた時間の中で優先順位を付けて勉強する力は、医学部に入学してからも非常に役立っています。
Q8.大学生活の様子
勉強を頑張ることはもちろん、部活動やアルバイトなどの社会経験、趣味の追求など、様々なことを両立させて大学生活を楽しんでいる人が多いです。私自身も、大学に入ってから部活動の弓道、アルバイトでの接客業、一人暮らしなど新たなことにたくさん挑戦して、充実した毎日を送っています。大学は、勉強も含めた様々な経験を通して、人間性を磨いたり、自分の視野を広げることができる場所だと思います。
Q9.駿台に通学した感想
50分授業
1コマ50分の授業は、私が駿台を選んだ主な理由のひとつでもあります。高校と同じ授業時間だったので、朝から夕方まである授業を集中力を維持して受け続けることができました。
講師
駿台の先生方は、問題を解く過程の思考のプロセスをわかりやすく解説してくださるので、自分で演習するときや模試を受けるときも、問題のどこに注目してどう答えを導くかがどんどん見えてくるようになりました。
教材
どの科目も厳選された質の高い問題が揃っており、1題解くだけで多くのことを吸収できる教材でした。数学の教材は1ページにつき1題のみ載っているため、広い余白を使って解法の概要を整理してメモすることで、学習効果が高まりました。
自習室
受験生の時は朝から夜まで利用していました。その日の気分によって個別ブース型自習室と開放教室を使い分けることで、飽きずに駿台で勉強し続けることができたと思います。