No.1652

東京慈恵会医科大学 医学部医学科へ受験合格体験記

石川 李津さん
大学・学部
東京慈恵会医科大学 医学部医学科
学年(2022年度現在)
1年生
出身高校
学習院女子高等科
出身地(都道府県)
東京都
得意科目
英語
苦手科目
数学
現役進学or浪人経験
現役
駿台在籍時の校舎
市谷校舎
目次

Q1.進学した大学を選んだ理由を教えてください

学部が医学部医学科と看護学科のみであり、かつ各学科の1学年の人数もそれぞれ100人強と60人前後と少ないです。そのため、将来同僚としてともに働くことになる同期と密接な関係を築きやすく、更に先生方との距離も近く魅力的でした。また、どことなく穏やか、おおらかな校風というイメージがあったためです。実際、入学してみてもそのように感じました。

Q2.進学した学部を選んだ理由を教えてください

小5のときより医師になることを目指していました。健康は、何を為すにも欠かせないもので、医師は臨床・研究・教育と様々な面から人々の健康を支えられます。理系か文系かと問われれば理系の進路ですが、理系でありながら人間という存在に最も近い職業であることも魅力でした。医学部は他の学部と違い、学部生のほぼ全員が同じ「医師」という職業を目指しているため、志を同じくする友人と6年間を過ごせるのも貴重なことだと感じたからです。

Q3.合格にたどり着くまでの学習状況・メンタル状況

高1

小5のときより医師になることを目指していました。健康は、何を為すにも欠かせないもので、医師は臨床・研究・教育と様々な面から人々の健康を支えられます。理系か文系かと問われれば理系の進路ですが、理系でありながら人間という存在に最も近い職業であることも魅力でした。医学部は他の学部と違い、学部生のほぼ全員が同じ「医師」という職業を目指しているため、志を同じくする友人と6年間を過ごせるのも貴重なことだと感じたからです。

高2

2学期から駿台に通い始めました。高2の1年間は、数学の苦手意識は薄れ、模試の結果も概ね良かったため、むしろ苦手を克服したかに思われました。勉強が楽しいと思うようになりました。

高3・1学期

模試で浪人生とも競うようになったこともあり、急な成績の落ち込みにショックを受けました。共通テスト模試の成績も芳しくなく、いくらこれから対策していけば良いとはいえ、さすがに間に合わないのではないかと焦っていました。進路アドバイザーの方との面談で、今後の方針が具体的に見え多少なりとも安堵しました。

高3・夏

課題山積にもかかわらず、毎日駿台の自習室で坦々と勉強するということがつらく思われ、机に向かってはいるものの集中できないという日もありました。

高3・2学期

秋の模試の結果は悪くなく、「志望校のどこかには受かるかもしれない」と少し希望が持てました。周りには過去問を解き始める人も見られ、私はまだまだその域には達していなかったため、その点では焦りました。

高3・冬

駿台atama+プレ共通テストの結果が非常に良く、第1志望の国公立大の判定もB判定でした。しかし、12月初旬に様子見のために志望校の過去問を解いたところ、想像以上に難しく、また共通テストやセンター試験の過去問もあまり出来が良くなかった。

入試直前

共通テストの予想問題パックも極めて出来が悪く、本番の共通テストでも過去問で取ったことのないほど低い点数を取ったため、「模試ではたまたま良い結果が出ていただけで、本当はダメダメだったんだ…」と非常に落ち込んでいた。それでも、進路アドバイザーの方からの激励のお言葉もあり、なんとか私大入試に向けて気持ちを切り替えようと努めた。

入試本番

入試当日はどういうわけか、あまり気負わずにリラックスしていた。開き直っていたのかもしれない。午前の試験の最中に、昼食のことを考えるなど、驚くほど呑気に試験に臨んでいたように記憶しています。

Q4.「これだけは毎日取り組んだ」「受験勉強中は絶対にこれはやらない」などのマイルール

移動中や食事中などは、「暗記用英文」や英単語帳のCDを取り込んだ音源など、英語学習用の音源を必ず聴いていました。

Q5.こだわり勉強法や勉強グッズ

本立てにテキストや問題集をセットして勉強していました。首が疲れないので、長時間勉強できました。ただし、無論本番は問題用紙も机にそのまま置くことになるので、直前期は控えました。

Q6.大学受験にまつわることで辛かったこと

直前期、私の悲観が家族に影響し、家の雰囲気が常に暗かったこと。

Q7.大学生活の様子

高校までは同期の友人は受験のライバルという意識があったが、大学では友人とレポートに一緒に取り組んだり、試験勉強の際に教えあったりするなど、助け合いながら楽しく過ごしています。前期は週に1回ずつ生物と化学の実験があり、毎回の実験に予習をして臨み、実験後はレポートを作成しました。その他にもレポート課題は多くありました。夏期休暇明けに前期試験がありました。感染対策のために停止されることもあるが、部活動等の課外活動も行われており、バイオリンを弾くなどして楽しんでいます。

Q8.これから大学受験に臨む方へのメッセージ

受験本番までの道を、最後まで諦めずに歩み続けて本当に良かったと思います。つらくてたまらないときもあろうかと思いますが、周りの人を頼って、一緒に乗り越えましょう!自分が合格しないように思えても、それは思い込みに過ぎないということもあります。合格を信じて、勉強を続けることあるのみです!

Q9.駿台に通学した感想

50分授業

50分の授業に10分の休み時間というのは、集中が続きやすいちょうど良いバランスでした。

講師

授業ではただその問題を解説するだけではなく、一般化・抽象化してアプローチの方法を教えてくださったり、解法を思いつくまでの思考の過程を示してもらえました。授業時間外でも快く質問や添削や励ましのお言葉もくださいました。

教材

授業で扱う問題は少数精鋭といった感じであるが、自主的に取り組むための良問も多く掲載されていると感じました。

自習室

座席指定制のため、席で迷うことがありません。個別ブース型の自習室では、隣の人が気にならず、椅子も長時間座っていても疲れにくいものであり、集中しやすい環境でした。

職員スタッフ(クラス担任、進路アドバイザー、クラスリーダー)

進路アドバイザーの方には季節講習の講座の選択、模試の結果等に関する相談に乗っていただき、メンタルもサポートしてもらいました。心配性の母のメンタルサポートにもなってもらっていました。また、個別に模擬面接もしていただきました。クラスリーダーの方には、一般入試よりも出回っている情報が乏しい推薦入試のことを伺ったり、励ましもらいました。

雰囲気

通っている皆が医学部を目指していると思うと、身が引き締まる思いがした。

入試情報

定期的に入試情報に関する説明会が開催されたり、サクセスレポートで先輩方の体験談を読むことができたりしたので、情報には恵まれていたと感じます。

模試

駿台主催の模試は受験者のレベルが高いため、油断することなく臨めた。模試の問題も良問揃いで、復習する価値が大いにあるものであったと感じます。

医学部合格を目指す方へ

駿台では医学部受験合格者の声やおすすめのコースをまとめました。

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