No.1806

大阪大学 医学部保健学科へ受験合格体験記

北村 光史さん
大学・学部
大阪大学 医学部保健学科
学年(2022年度現在)
1年生
出身高校
岐阜高校
出身地(都道府県)
岐阜県
得意科目
日本史・化学
苦手科目
物理・現代文
現役進学or浪人経験
現役
駿台在籍時の校舎
名古屋校
目次

Q1.進学した大学を選んだ理由を教えてください

大阪大学医学部附属病院は、僕が目指す心臓血管外科が非常に強く、心肺同時移植ができる唯一の機関であるとともに、歯学部や薬学部があるため、医学部だけではできない研究や医歯薬連携した治療が可能であるからです。

Q2.進学した学部を選んだ理由を教えてください

3歳の頃に、スーパードクターを紹介する番組で、脳神経外科の世界トップの腕を持つ福島孝則先生の手術や心意気に憧れ、医学を学び自分が実践することで困っている人を救いたいと思うようになったからです。

Q3.合格にたどり着くまでの学習状況・メンタル状況

高1

2年になる前の春休みに、フォーカスゴールドの習った範囲をできるだけ解くこと、難しい問題に積極的に挑戦すること、化学基礎の予習を終わらせるなどをしていました。1人では難しいので、友達とどこまでやったかを競って学習していました。

高3・1学期

とにかく数Ⅲの演習に力を入れました。その中でも、微積分・極限・はさみうちの証明・区分求積の理解に力を入れました。ただ、数学ばかりに時間を使ったため、バランスが悪くなったので全体のバランスを考えて学習することが必要でした。

高3・夏

化学平衡・有機化学・力学・電磁気の確認・復習・演習を強化しました。塾に行くのに電車で往復1時間以上掛かったので、その間に問題を解いたり、単語を暗記していました。有機化学が難しかったので、夏休みには毎日有機に取り組み、基礎と演習に奮闘しました。

高3・冬

時間を測って、共通テストの演習に取り組んでいました。また、時々忘れるといけないので、個別試験の過去問の数学や英語にも取り組みました。

入試直前

数学は、旧帝大の最近の過去問と、阪大の微積分・確率の過去問、苦手分野に絞った演習に力を入れました。物理は、力学・電磁気・熱力学に絞り過去問を解き、出来が悪い時は類似問題を参考書から探して解いていました。化学は、理論は苦手分野を完全になくすためにテーマ別の難関大の入試問題の徹底演習を、有機化学は過去問や京大の問題演習で自信をつけるよう努めました。

入試本番

個別試験では、ホテルで朝5時ぐらいに起床し、精神を整えて会場に向かいました。キャンパスに入ったら「今日の主役は僕だ」と強く思い、解けない問題があっても気持ちを切り替え、支えてくれる仲間や先生・友達・家族のことを考えながら、必死に諦めず最後まで全力で取り組みました。

Q4.こだわり勉強法や勉強グッズ

勉強部屋には、壁に張るタイプのホワイトボードを取り付け、床には汚れないように新聞紙を広げ、自分で授業を再現したり、人に教えるつもりで説明をしたりしながら勉強することで、理解を深めるとともに疑問点を炙り出していました。また、演習や読解問題以外では、集中音楽や元気が出る音楽を聴きながら学習に取り組みました。

Q5.大学受験にまつわることで辛かったこと

第1志望に届かない自分の学力や共通テストの結果へのストレスがひどく、生きたくないと感じたこともありましたが、家族や親友・先生方の支えや励ましで何とか乗り切ることができました。受験は本当に団体戦なんだと感じましたた。

Q6.大学受験をしてよかったことや得られたこと

高3の夏を過ぎるとピリピリして親や家族に当たることが何度もあったが、受験を通して周囲の方々の支えのお蔭で今の自分があるのだと強く感じるところができました。下宿しないと通えない大学に行かせてもらったことで、さらに感謝の気持ちが強くなりました。受験を通して、家族に対する感謝の気持ちや本当に信頼できる友達を作ることができました。

Q7.これから大学受験に臨む方へのメッセージ

大学受験は団体戦です。周囲の方々に感謝の心を常に持ち、友達と切磋琢磨し合い、お互いが夢に向かって頑張るとともに、受験という人生のビックイベントを通して絆を深めていってほしいと思います。大学受験を一緒に乗り越えた友は絆の深さが格段に深いです。喜びや辛さを分かち合える友達とともに、最後まで決して諦めず頑張ってほしいです。努力は決して報われますから、最後まで自分を信じて合格への路を走りきって下さい。

Q8.駿台に通学した感想

50分授業

50分授業は長すぎず、短すぎることもなく集中するのに最適だと思います。休み時間にドーナツを食べたり、チョコレートを口に入れたり、コーヒーを飲んだりする時間があるので次の授業に全力で頑張る態勢が整えられます。

教材

通常授業の教材がどれも素晴らしいのですが、特に講習会の教材は他では決して手に入らない最高のテキストです。僕が化学が得意になることができたのは、駿台の夏期講習の計算特講の授業とテキストのおかげです。これを苦手分野を中心に、入試直前までやりこむことで大きな成果を出せました。

職員スタッフ(クラス担任、進路アドバイザー、クラスリーダー)

クラスリーダーの方や進路アドバイザーの方のサポートや相談対応が充実していて、とてもありがたいです。高3生の時はほぼ毎週クラスリーダーの方に相談や話を聞いてもらい、学習面だけでなく精神面でも大きく支えて頂き、感謝しきれない思いです。

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