No.2031

大阪大学 法学部へ受験合格体験記

林 遼太郎さん
大学・学部
大阪大学 法学部
学年(2022年度現在)
1年生
出身高校
大阪教育大学附属高校池田校舎
出身地(都道府県)
兵庫県
得意科目
数学・日本史・政治経済
苦手科目
英語・理科基礎
現役進学or浪人経験
現役
駿台在籍時の校舎
豊中校
目次

Q1.進学した大学を選んだ理由を教えてください

大阪大学は旧帝国大学であり、研究も日本や世界をリードしていく大学であるので、最先端かつ質の高い学びが期待できると思ったから。また、国立大学であることや実家から通えることから経済的負担を抑えることができると考えたからです。

Q2.進学した学部を選んだ理由を教えてください

自分はもともと法律に興味がありました。法律は社会のルールであり、これを深く学ぶことで、仕事をする上でも日常生活を送る上でも有意義であると考えました。将来は法曹三者や企業の法務部門も視野に入れ、法律の知識を生かした仕事に就きたいと考えていました。阪大法学部法学科は、ほとんどの法律科目が選択科目であるので、自分の進路や興味関心にあわせて学習を進めることができ、自分にぴったりだと思ったからです。

Q3.合格にたどり着くまでの学習状況・メンタル状況

高1

高校受験を終え、駿台に入学しました。しかし、受験を意識することはなく、数年先の話で想像もしませんでした。ゆえに勉強に対するモチベーションは低かったです。そんな中、数学と現代社会だけはおもしろいと感じ、しっかり学習を進めた結果得意科目となりました。メンタルは学校生活が比較的充実していたこともあり安定していました。

高2

高2の春休みに新型コロナウイルス感染拡大に見舞われました。学校が休校となり、友達とも会えなかったです。しかし、時間ができたことで進路を考え、勉強に対するモチベーションが高まりました。駿台の授業や基礎固めを中心に学習を進め成績が向上しました。メンタル面では、部活の部長に就任して様々な問題が発生し、非常に悪化しました。

高3・1学期

部長を退任し、部活の練習に専念できるようになったことでメンタルは安定してきました。勉強面では入試問題に挑戦したい気持ちを抑え、徹底的に基礎を固めました。成績は模試に浪人生が入ってきていたので芳しくなかったですが、秋までの辛抱であると割り切り焦らないことを心がけました。

高3・夏

駿台で口酸っぱく基礎を固めろと言われていたので、入試に通ずる基礎を中心に勉強を進めていきました。また、駿台の1学期の教材を総復習しました。1週間に1回は過去問を解き、自分の課題を把握するように努めていた。メンタル面は友達と定期的に話していたので安定していました。

高3・2学期

本格的に入試問題演習を始めましたが、基礎の確認は定期的に行っていました。この頃、英数国地歴の基礎は完成しつつあり、夏の勉強の成果が出てきた気がします。理科基礎は一通り学習したものの、模試では点数がとれない状況が続き半分諦めていました。英数国地歴の得点は比較的安定しており、そのためメンタルも安定していました。

高3・冬

共通テストやセンター試験の過去問を解いては、直しをするという勉強が中心になっていた。この頃は共通テストやセンター試験の過去問の点数が安定せず、一喜一憂する日々であった。ゆえにメンタルは不安定であった。理科基礎はさすがにマズいと思い駿台の講座を受講しました。その結果、今までに足を引っ張っていた理科基礎が得点源へ変わりました。

入試直前

共通テストやセンター試験の過去問の得点が安定してきました。共通テストの難化が懸念されており、不安でしたがみんな一緒の条件と思って割り切り、なんとかメンタルを安定させていた。個別試験の直前は、自己採点集計の結果が良かったことや、過去問の点数が安定していたことから不安は少なかったです。

入試本番

共通テストでは国語で大失敗しましたが、ラムネを食べ心を落ち着かせ、英語では高得点を得ることができました。2日目は数学が難化していたが、とれる問題だけを確実に解いていったことで落ち着いて解くことができました。理科基礎はできたので、数学を解いていた時のメンタル安定につながりました。

Q4.「これだけは毎日取り組んだ」「受験勉強中は絶対にこれはやらない」などのマイルール

英単語と古文単語は毎日欠かさず取り組みました。受験勉強中には絶対にゲームはやらないと決め、スマホに入っていたゲームを高3の春にすべて削除しました。

Q5.こだわり勉強法や勉強グッズ

絶対に週の終わりにその週の反省会と次の週の計画立てをしていました。反省・計画を行うことで自分の課題をこまめに確認することができ、教科ごとの勉強のバランスをしっかりとることができたと思います。勉強は自分の部屋や駿台の自習室を利用することで、集中できる環境に身を置くことを心がけました。

Q6.大学受験にまつわることで辛かったこと

長時間勉強をする生活を長期間にわたりしなければならなかったため、つらかったです。当時の心境としては、先の見えない真っ暗なトンネルを一人で進んでいる気分でした。入試直前は、自分の実力をしっかり発揮できるか心配でした。

Q7.大学受験をしてよかったことや得られたこと

合格という最終目標達成のために、短期的に課題を分析し、やるべきことを進め、その反省を行い次に繋げていく能力が身につきました。また、勉強をしっかり頑張ることができたので、基礎学力が飛躍的に上がったと感じます。大学受験は長期的かつ持続的に努力することが求められるので、忍耐力と精神力が身につきました。

Q8.大学生活の様子

勉強面では、大学の授業は自分の興味に合わせて履修を進めることができるため、知的好奇心を満たすことができ、大変満足しています。1回生の前期は教養科目が中心であるため、専攻以外の勉強もしています。専門科目も2科目履修しており、興味がある内容であるため非常に楽しみながら勉強できています。生活面では、友達と遊びに行ったり、旅行に行ったりして楽しんでいます。大学の友達は出身地が多様であるため、地元にはいない感じの人が多くおもしろい。

Q9.これから大学受験に臨む方へのメッセージ

大学受験は、前途多難です。成績が伸び悩み落ち込むこともあるでしょう。しかし、どんな状況にあってもやることは1つ。常にゴールを見据えて努力することです。努力し続ければ、必ず何かしらの結果が現れます。どんなに小さな結果であっても、それがあなたの成長の証です。小さな成長を積み重ねることでやがて大きな力になります。そして入試ではその大きな力を発揮してきてください。みなさんの努力が報われることを願っています。

Q10.駿台に通学した感想

50分授業

50分授業は、最大限集中することができ、駿台の質の高い授業を最大限吸収できたと考えます。授業に集中できたことで、復習の際もスムーズに吸収することができた。その積み重ねが私の学力向上や第1志望現役合格の決定的な要因となったと考えます。

講師

圧倒的な知識に加え、授業も非常にわかりやすかったです。生徒目線に立ち、生徒のためを思ってくださる先生方が多いような印象を受けました。教科以外にも勉強や模試、入試の際の心構えを教えてくださる先生がいらっしゃり、大変勉強になりました。

教材

かなりの良問揃いであったと思います。そのため、他の問題にも応用しうる学力を身につけることができました。また、復習や問題演習に大いに活用できたので、あまり参考書を買わなくても十分対応できました。

自習室

とても静かで、空調も充実しているので集中できました。また、個別ブース型は隣との仕切りが存在するので、周りの人があまり気になりません。頑張っている人が集まっているので自分も頑張らなければいけないという気持ちになれました。

職員スタッフ(クラス担任、進路アドバイザー、クラスリーダー)

すごく話しやすい人が多いような印象を受けました。進路アドバイザーは進路指導のプロであり、クラスリーダーは受験勉強経験者なので、的確かつ役に立つアドバイスを受けることができました。いわば受験生の頼れる相談相手のような存在であり、私の第1志望現役合格には欠かせぬ存在でした。

雰囲気

全体的に雰囲気がとても良く、アットホームな印象を受けました。それであって教室や自習室は集中して頑張ろうと思えるような雰囲気で、居心地の良さを感じながら頑張れる環境でした。

模試

駿台模試は問題のレベルが高く、実力確認と課題発見を同時に行える良い模試であったと思います。判定や偏差値も正確に出ていたので、自分の立ち位置を把握するのに大いに参考になりました。

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