Q1.進学した大学を選んだ理由を教えてください
高校では東大を目指す人も多く、日本一の大学で研究などを行うことにとても魅力的を感じたからです。東大では周りに勉強ができる人、研究に打ち込む人がたくさんいるので、刺激を受けながら通えます。また、東大は部活動も活発なところが多く、入学したら部活に入部し、勉強と両立して頑張れる環境が揃っていたからです。
Q2.進学した学部を選んだ理由を教えてください
高校時代にとあるテレビ番組を視聴した経験から、メディア論やそれに関係する社会学について研究してみたいと思い、文科三類を選択しました。また、文科三類は一類や二類に比べて、さまざまな分野に関心のある学生が集まっていて、社会学に限らず多方から刺激を受けることができると思いました。なお、現在は全く異なる法学部に進学予定で、そういった進路や大学入学後の関心の変化にも対応できるのは、東大の良さだと思っています。
Q3.合格にたどり着くまでの学習状況・メンタル状況
高3・2学期
第1回東大入試実戦模試の成績がそこまで悪くはなかったので、何かを変えることはせず、今まで通りのペースで続けていけば受かるだろうという自信になりました。その意識を崩さず入試まで持っていくことができました。
入試直前
単願だったので、他の受験生よりも精神的にゆとりあるペースで勉強を継続できました。他大学の合否に流されず勉強できたのは大きかったです。過去問で出来が悪かった時も、焦らずに復習することを意識しました。
入試本番
入試当日はそこまで緊張しませんでしたが、シャーペンの芯を入れるケースを机上に出したままになっていたことを隣の受験生に注意され、かなり肝を冷やしたことを覚えています。要項をしっかり読み込むべきでした。
Q4.「これだけは毎日取り組んだ」「受験勉強中は絶対にこれはやらない」などのマイルール
世界史が苦手だったので、毎日基本の用語集を読むことにしていました。東大の世界史は論述が占める割合がとても大きいですが、単語をしっかり確認することを優先しました。
Q5.大学受験をしてよかったことや得られたこと
継続して勉強する力が身についたと感じています。受験に必要な知識はその日身に付くわけではなく、復習や演習を重ねて徐々に身についてくるものであることは多くの方が認識されていることと思いますが、実際にコツコツ続けることは本当に大変なことです。受験期を通じてそういった習慣が少しはついたかもな、と思いました。
Q6.大学生活の様子
東大の良いところは、周りの優秀な学生から日々刺激を受けることができる点です。自分が得意にしていた分野でも自分より詳しい、または一生懸命努力を重ねている学生が隣にいます。入学したのち、私は勉強に勉強を重ねていた側の人間では決してありませんが、いざ勉強に取り組むと一緒に取り組んでくれる人も常にいます。勉強や研究に熱心な人をとことん応援してくれる場だと感じています。
Q7.これから大学受験に臨む方へのメッセージ
大学受験の過程では、多かれ少なかれ「波」というものがあると思います。成績の波だけではなく、体調の波や精神面での波など、色々な場面で調子が浮き沈みすることがあります。受験生の皆さんには、一時の波に流されることなく、良い時は兜の緒をしめて、悪い時は必ず合格するんだという強い気持ちを持ち直して、前進していってほしいなと思っています。
Q8.駿台に通学した感想
50分授業
もともと長時間の授業についていくことはあまり得意ではなかったですし、放課後にそれをやり切るのはなおさら難しいと感じたので、高校と同じリズムで授業を受けられたことはとても良かったと感じます。
講師
高1から英語と数学でお世話になりました。英語では文法や単語、熟語まで親切に教えてくださり、1年生の頃からスタートダッシュを切ることができました。数学も直前期まで丁寧に教えてくださり、感謝しています。
自習室
駿台がある時だけでなく、学校で勉強が思ったように捗らない時などにも利用していました。私の場合は、開放教室型の自習室の方をよく使っていました。周りの目を気にしながら緊張感を持って勉強に集中できました。