受験生のみなさん、こんにちは!!
今年も残すところ、あと1カ月。受験勉強の仕上げに取り掛かっているところでしょうか。既に冬期講習を申し込まれた方は、間もなく教材をお届けする予定ですので、講習の予習も視野に入れてくださいね。その他、模試の復習、過去問のチェック、受験校の選択など、やることがたくさんあって大変だと思いますが、一つひとつクリアしていってください。もちろん、インフルエンザ対策もしっかりと行ってくださいね。
駿台予備学校はこれから3月までの5回にわたり、「第一志望は、ゆずれない。」という気持ちで頑張っている皆さんへ、応援メッセージをお送りいたします。
勉強の効率や効果を高めるには心にも適度な休息や安心が必要です。カウンセリング室から皆さんへメンタルヘルスをお送りします。今回のテーマは上手な休息の取り方。休息をしている時間なんてない!という人もいると思いますが、休息なしに受験に挑むなんて、給水なしでフルマラソンに挑むようなもの。どんなに強靭な人だって途中で倒れてしまいます。
直前期の休息のコツは、勉強と休息の時間を明確に分けること。計画的に気分転換をしたり、ホッとする時間を作ることで勉強への集中力は高まります。音楽を聴いたり、楽器を弾いたり、散歩をしたり。場所も変えて机から離れたら、時には身体も動かしてみましょう。脳も同じ所ばかり使っていては疲れてしまいます。一度リフレッシュすることで、もう一度集中してくれるはず。さぁ、上手な休息を身につけて、合格まで走り抜けましょう!
早寝早起きがいいとわかっていても、ついつい夜更かしをしてしまうのには、実は理由があるのです。そのうえで、朝型にシフトするには、ちょっとしたコツが必要になるのを知っていますか?
脳ミソには、時計を見なくても1日のリズムを刻む体内時計が埋めこまれています。なんて言うと、アンドロイドみたいですが、原始時代から人類の祖先が24時間の地球の自転周期に適応してきた結果なのです。ところが、厄介なことにこの体内時計、1周期が24時間よりも長いゆえに、1日24時間のサイクルとは、どうしてもズレが生じてきます。でも、人類の祖先がみんな夜更かしだったり、生活リズムがバラバラだったかといえば、そうではありませんでした。日の出とともに起き出して狩猟や農耕にいそしみ、日没とともに休息し、眠りにつく。こうした暮らしで、朝日や夕日の視覚情報から体内時計の針が自然と巻き戻っていたのです。
ところが、現代の生活は、太陽なんておかまいなし。電力のおかげで夜中でも昼間のように明るく、自分の都合で寝たい時に寝て、起きたい時に起きて、好きな時に食べられますね。太陽の運行に従い、体内時計をリセットしてきた環境からは程遠い生活です。朝日や夕日には1万ルクスもの明るさがあります。祖先もきっとそうしたように、朝日や夕日を眺めて、体内時計の針をカチッと音を立てて巻き戻せたらいいですが…。今は、そんなロマンティックなことも言ってはいられませんよね。毎日少しずつずれていく体内時計をリセットし、スッキリ起きるポイントを次回も引き続きご紹介します。
~次回へ続く~
第一志望は決定されていると思いますが、併願校はいかがでしょうか。第一志望校に自分の力を100%発揮するためにも併願校選びは大切です。今回は、特に重要なポイントの2つを皆さんにご紹介します。
ポイント①「大学の特徴を知る」 入試科目はもちろんですが、出題分野・形式、配点が、自分に合っているかを、実際に過去問を確認し、しっかりと見定めましょう。キャンパス所在地も同時にチェックしてください。大学によっては、複数のキャンパスがありますので、特に注意が必要です。 ポイント②「入試日程の確認」 出願締切日・入試日・合格発表日・手続締切日などをチェック。カレンダー等に記入してみましょう。入試日程は、難易度が易→難となるように組むのが理想です。誰でも最初の入試は緊張するもの。早めに合格を確保しておけば、心にゆとりを持って第一志望校に臨めます。連続した入試日程になりそうな時は、自分の体力・精神力を考慮して、何日まで連続が可能か考えてみましょう。また高校の先生にも相談し、客観的な意見をもらうことも大切です。