第2回
大学入試のアドバイス

受験生のみなさん、こんにちは!!
私立大学入試も始まり、また国公立大学の個別(2次)試験に向けて、ますます頑張っていることと思います。勉強の疲れもピークの時期だと思いますが、志望校合格まであと少し、最後まで気を引き締めて努力を続けましょう。不安解消のためには、これまで学習してきたことをもう一度復習して確認してみることも有効です。
それでは、志望大学合格に向けて頑張っている皆さんへ、前回に引き続き応援メッセージをお送りいたします。

受験生のメンタルヘルス第2回
~生活カウンセリング室から~

センター試験前の不安とどうつきあうか

入試本番が近づくと、不安になる人が多いと思います。不安になると、メンタルが弱いと自分を責めたり、思うようにいかなくなったり、身体の症状として出たりとさまざまなことが起こります。しかしその不安は、志望校にかける思いや期待感があるからこそ。合格したい気持ちが強い証拠で、不安になるのは自然な反応なのです。そう思うだけでも自分の不安が少し減るのではないでしょうか。また、不安が高まると、不安という気持ちそのものにアプローチしがちですが、うまく対処できずかえって不安が増してしまうことがあります。そうしたときには、気持ちではなく身体にアプローチすることが有効です。呼吸が浅くなっているケースが多く見られますので、そんなときこそゆっくりと深呼吸してみましょう。そして深呼吸は息を吐くことから始めてください。嫌なものを出すようにゆっくりと息を吐き出し、そして風船を膨らませるようにゆっくり息を吸う。普段は何気なくしている呼吸に注意を向け、「吐く」-「吸う」だけを意識するのがポイントです。
不安なときほど先のことを考えてしまうもの。"今できること"をやり、少しでも落ち着いて入試に臨めることを祈っています。

合格のための生活術第2回

脳ミソに積極的休養を

勉強だってスポーツと同じで頑張ればその分疲れるのです!スポーツ選手は、トレーニングの後に、よくウォームダウンを行っています。あなたの脳ミソも休養が必要な時があります。
疲労した筋肉の回復には、ただ横になっているより、ストレッチなどの軽い運動で、使った筋肉とは別の筋肉を動かすことで、使った筋肉の回復が2倍も速くなるそうです。安静にしていることを消極的休養というのに対し、このウォームダウンは積極的休養と呼ばれます。これは脳ミソにも当てはまるのです。勉強でくたびれた脳ミソの疲労回復には、ボンヤリしているより、脳ミソの別の場所を使い、積極的休養をとると効果的。勉強を終えた後、寝る前のわずかな時間でもいいので、音楽を聴いたり、本を読んだり、自分の好きなことをやって、ちょっとした気分転換をしてみよう!
~次回へ続く~

出願校決定アドバイス

出願準備のポイント

出願に向けての準備は順調に進んでいますか?学力の不安は勉強を進めていくことで解消されますが、学力以外の不安は少しの心がけで解消できます。その第一歩として、まずは出願の準備です。出願なくして合格なし。万全の態勢で入試本番を迎えるためにもしっかり準備をしていきましょう! ポイント①「入学願書の入手」 まずは入学願書を入手するところからスタートです。インターネット出願を導入して、紙の願書が無い大学も増加していますので早めに確認しておきましょう。各種取り寄せサービスを利用するなど入手方法は様々ですが、注意点は「出願を決めている大学」から「出願する可能性がある大学」まで多めに準備しておくことです。必ず「いざ」という時の備えをしておきましょう。
ポイント②「日程の確認」 次に日程の確認です。出願締切日・合格発表日・入学手続締切日等を正確に把握し、それぞれ期限に遅れることのないように手続きを行ってください。特に、同じ期限日でも「当日消印有効」なのか「必着」なのかは大変重要ですので、念には念をいれて確認しましょう。
ポイント③「出願書類の記入」 いよいよ出願書類の記入です。記入には思いのほか時間がかかります。直前に慌てて記入することは避けたいですね。ミスを防ぐためにも早めに記入し始めましょう。そして、書き上げた願書を保護者や先生など他の方々に見てもらうことも有効です。特にインターネットで出願する場合は、送信する前にしっかりと確認しましょう。

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