No.4012

東京科学大学 生命理工学院へ受験合格体験記

岩本 圭音さん
大学・学部
東京科学大学 生命理工学院
学年(2024年度現在)
1年生
出身高校
サレジオ学院高校
出身地(都道府県)
東京都
得意科目
数学
苦手科目
英語
現役進学or浪人経験
現役
駿台在籍時の校舎
町田校
目次

Q1.進学した大学を選んだ理由を教えてください

私は生命科学の分野に興味があったので、その学部をもつ大学を志望していました。さらに私は、理科で物理と化学を履修していたので、生物を受験に利用せずに、且つ得意であった数学を武器に戦える大学を選びました。東京科学大学では学院に所属し、学士課程から研究が身近に感じられる点が私にとって魅力的であったので志望しました。

Q2.進学した学部を選んだ理由を教えてください

高校時代の私は有機化学を学ぶのがとても好きで、将来は研究者として自ら設計・作製した有機化合物を何かの生物に適応したいと思っていました。タンパク質工学に興味があり、修士課程でその分野の研究室に入りたいと思い、生命理工学院を選択しました。また、理工学に特化した東京科学大学で生命科学を学ぶことができることは私にとって魅力的でした。

Q3.合格にたどり着くまでの学習状況・メンタル状況

高2

私はテニス部に所属して週4日は練習がありました。また、文化祭実行委員会や体育祭実行委員会にも所属し、学校行事にも積極的に力を注いでいました。イベントをすべてやりきった後は、その時間を充てて勉強と部活を両立していました。

高3・1学期

高3の6月に部活を引退して、勉強だけに集中できるようになりました。この時には東京科学大学を志望校として意識していました。一緒に部活で頑張った友達を誘って、朝練をやっていた時間に勉強会をしたりしていました。

高3・夏

駿台では数学だけ志望校別講座をとっていました。他には通年で習っていた先生の英語の夏期講座も受講しました。高校の夏期講習では物理と化学を重点的に勉強し、過去問にはまだ手を付けず、大学別対策模試を復習して傾向を意識していました。判定はDなどであまり良くなかったです。

高3・冬

11月から過去問に手を付け始めました。時間を測ったりはせずに問題演習として1、2年取り組みました。それまでは基礎を固めていたので、過去問の復習をしていても、解説を見れば内容を理解できるものばかりでした。時間を意識して取り組み始めたのは共通テスト明けからでした。12月は共通テスト演習に力を入れていました。

入試直前

電車の遅延が怖かったので、共通テスト前日に試験会場近くのホテルに前泊しました。結果的に気分転換もできて、夜もリラックスして眠れました。共通テスト以降は2次試験対策に全力を注いでいました。得意科目に絞った過去問演習は、受験期で一番充実していました。

Q4.「これだけは毎日取り組んだ」「受験勉強中は絶対にこれはやらない」などのマイルール

1日の勉強日記をつけていました。毎日続けると過去に何を勉強していたかを振り返ることができる上に、長続きします。高2の時期、勉強以外に意識が向きがちな時から始めて受験が終わるまで続けました。

Q5.大学受験にまつわることで辛かったこと

高校の定期テストと大学受験勉強の両立が大変でした。私は学校の成績を落としたくなかったので定期試験の勉強も全力で行いました。何が正解かは人それぞれだと思いますが、受験が迫ってくると、自分にとって都合の良い情報だけに目が向きがちです。それを振り払って自分が正しいと思う手段を貫くのも大変でした。

Q6.大学生活の様子

大学の1年の講義は新鮮なものばかりです。高校の復習は初回で終わり、それ以降は、さらなる応用や知らなかった概念について扱うことがほとんどです。それでも周りの友達と一緒に議論したり復習したりすることは刺激になる上にとても楽しいです。勉強ばかりではなくサークル活動も充実しています。運動系から文化系まで幅広く存在し、世間でも有名なサークルが多数あったりもします。私は複数のサークルに参加し、楽しくも多忙な大学生活を送っています。

Q7.これから大学受験に臨む方へのメッセージ

成績は受験当日まで伸び続けるということを伝えたいです。私は共通テストが本当に苦手で、模試でも判定はよいものではありませんでした。駿台の最後の共通テスト模試が終わって12月から共通テスト対策に全力を注ぎました。当日は過去一番の点数を取ることができました。模試はあくまでもその時点までの相対評価であってそれがそのまますべて入試に直結するわけではないと思います。本当に行きたい大学を目指しているなら最後まで自分を信じてやりきってほしいです。

Q8.駿台に通学した感想

講師

過去問演習の定番である青本の執筆者による大学別対策講座は特によかったと思います。長年の過去問傾向を知り尽くした講師による解説・考察は、他の年度の過去問で復習することができます。また、授業中の余談も志望校に関係する話ばかりで受験のモチベーションを高く維持することができました。

自習室

夏休みの期間はほぼ毎日自習室を利用していました。町田校の自習室はどこも勉強に最適な環境が揃っていたので、毎日部屋を変えたりしました。静かな環境で、勉強に励んでいる周囲のライバルに刺激されて勉強がはかどりました。

職員スタッフ(学習コーチ、進路アドバイザー、クラスリーダー)

私は受験直前期に、志望していた大学・学部のクラスリーダーに出会いよく面談をしてもらっていました。憧れの大学に通う先輩には相談したいことがたくさんあったので、色々な質問をしたのを覚えています。また、私は推薦入試も視野に入れていたので、そのために必要な書類を進路アドバイザーに見てもらい、アドバイスを頂けたことは本当に感謝しています。

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