Q1.進学した大学を選んだ理由を教えてください
高1の頃から経営などの戦略を数学を用いて立てられるような学問がしたいと思っていました。そして、問題の最適解を求める経営工学に興味を持ち、これが学べる都内の国公立大学を探す中で東京科学大に出合いました。当時の私は理系科目が苦手だったのですが、研究熱心で理系学生の最高峰とも言われるこの大学に挑戦したいと思い、志望しました。
Q2.進学した学部を選んだ理由を教えてください
私は中2から高1の夏まで海外にいたものの、そのうちの1年はロックダウンを経験しました。政府の指示に従って家に籠っていたものの、当たりまえの学校生活が送れなくなり、1年間ずっと鬱憤が溜まっていました。こういった経験から、不確かになりがちな戦略や政策を数学の力で論理的に予測・立案できる、経営工学の研究に携わりたいと思いました。
Q3.合格にたどり着くまでの学習状況・メンタル状況
高1
実は高3の共通テスト直前まで、別の大学を志望していました。経営工学と似たものが学べるシステム創生学を専攻したいと考えていて、高1の頃から目標に向かって張り切って数学の先取り学習などに取り組んでいました。
高2
スタートダッシュを意識していたので、成績が一番高かったのはこの時期でした。数学ⅢCも教科書レベルの内容は高2の冬前には終えており、駿台全国模試でも良い判定が出ていたため、あとは少しずつ演習を積めばきっと大丈夫だと思っていました。残りの時間を理科に割けば、絶対に受かると思っていました。
高3・夏
駿台全国模試などで明らかに成績が下がっていたので、前期に受けた講座の復習や夏期講習の予習などをしっかり行っていました。しかし、決して国立大理系の受験生とは言えない実力になっていました。付属校だったこともあって受験仲間が徐々に減り、メンタル的にも不安定でした。
高3・冬
11月の模試で志望大とのギャップを感じ、志望校を見つめ直しました。高1から高3までのクラスリーダーが東京科学大だったこともあり、その過去問も眺めていました。逆転に賭けて共通テスト対策を11月の後半から行っていました。
入試本番
大丈夫、と思っていたものの共通テストで振るわず、出願先を変更することにしました。駿台の前期の復習と直前講習の復習に徹底的に取り組みました。
Q4.こだわり勉強法や勉強グッズ

数学に関しては独りよがりな勉強の進め方をしていましたが、高3で成績が伸びなくなってからは、駿台の先生たちを全面的に信じて取り組みました。とにかく素直に受け入れることが私のこだわりでした。また、化学も無機と有機など覚えていれば解ける問題だけは絶対に落とさないように、定期的に参考書や授業ノートに目を通しました。理解することは大事ですが、とにかく最後は覚えればいい、をモットーに集中して学習しました。
Q5.大学受験にまつわることで辛かったこと
高1と高2の成績が良かったので、高3で少し偏差値が下がっただけでだいぶメンタルをやられました。成績の伸びも、2月の最後のほうまで実感できませんでした。何よりも辛かったのは、私立大入試から国公立大前期までの1週間です。付属校だったうえに国公立大受験する人は少なく、孤独でした。私立大の入試で上手くいかなかった経験が頭をよぎってずっと勉強に集中できず、ただ終わりを待つばかりでした。
Q6.メンタル・モチベーションの管理方法
とにかく友達に日々の感情を共有していました。受験仲間は少なかったものの、進学先が決まっている人たちは最後まで私の愚痴や変動する感情の波にそっと寄り添ってくれました。感謝しかありません。また当時はずっとk-popにはまっていたので、好きな音楽にも励まされていました。
Q7.大学受験をしてよかったことや得られたこと
自分自身についてより深く知ることができました。勝手に苦手だと判断していた東京科学大も、しっかり的を絞って勉強をしたら合格でき、失敗したと思っていた私立大にも結局受かっていて、感情の波に揺らされたとしても自分が勉強して得た実力はしっかりと脳に刻まれていることが実感できました。「不安で緊張するくらいに自分は頑張った」と言える、初めての経験でした。
Q8.大学生活の様子

東京科学大は勉学の面では期待していたものの、キャンパスライフを謳歌できるのかは未知数でした。実際に入学してみると、勉強熱心でありながらしっかりと遊んだり、サークルやバイトに打ち込んだりする人が多く見受けられます。また、私はすべての授業を英語で履修しているものの、本試で主席だった人、数学が満点だった人、オリンピックに出場経験のある留学生などと出会い、とにかく毎日が刺激にあふれています。
Q9.駿台についての感想
50分授業
私は集中力が途切れやすく、50分授業は大変助かりました。ちょうど集中力が切れ始める頃に休み時間が来るため、授業中はずっと集中できました。休み時間中はクラスリーダーたちの大学や受験期についての貴重なお話が聞けたり、進路アドバイザーさんたちから受験情報をいただけたり、とにかく常に集中できていました。
テキスト
科目や講座によるのかもしれませんが、私が受けていた数学や化学のテキストは1問からの学びが大変多く、演習問題も多すぎず少なすぎず、しっかりと作成されていました。他の参考書にあまり頼ることなく、前後期のテキストと志望校の過去問で合格点近くを目指せるような構成でした。
職員スタッフ(学習コーチ、進路アドバイザー、クラスリーダー)
クラスリーダーには感謝しかないです。私が模試で失敗して落ち込んでいる時に面談をしてくれたり、一緒に問題を解いてくれたり、とにかく不安定な心に寄り添ってくれました。最後に慌てて志望校を変更した際も応援してくれたり大学について教えてくださったりして、モチベーションを上げていただきました。
模試
難しかったです。しかし、解答を見ると基礎問題の積み重ねであることがわかり、簡単に納得できてしまい、悔しく感じたことも思い出です。きちんと復習をするべきでした。また、共通テスト模試や志望校別の冠模試も本番同様の構成で、しっかりと入試に向けた調整ができ、緊張感も味わえました。
