Q1.進学した大学を選んだ理由を教えてください
千葉大学は国立大学ですから学費が安く、レベルがある程度高く、負担なく自宅から通え、志望する理学部数学科も設置されているため、絶対にこの大学に進学したいと思いました。また、数学の他にも教育学にも興味があったため、総合大学として学科を超えたコミュニケーションができることを期待したことも、選んだ理由の一つです。
Q2.進学した学部を選んだ理由を教えてください
数学には中学生の頃から興味がありました。数学が学問としてどのように構成されているのかに興味があったため、理学部の数学科を志望しました。最近のIT分野への期待も鑑みて、情報数理学も専攻できる千葉大学の理学部を選びました。
Q3.合格にたどり着くまでの学習状況・メンタル状況
入試本番
共通テストの数学で大失敗しました。数学科を志望するにはあまりにも低い点数を取ってしまい、完全に自信をなくしてしまいました。2次試験当日になっても立ち直ることができず、第一志望に合格することができませんでした。しかし第一志望を諦めきれず、浪人することを決意しました。
1浪の夏~秋
前期テキストを軸に基礎を確認しながら、応用問題に取り組んでいました。駿台が勉強面でもメンタル面でも心強いサポートをしてくれたおかげで、大きくメンタルを崩すことなく、毎日前向きに勉強することができました。
高卒時入試直前
共通テストの前はもう失敗できないという、現役時とは比べ物にならないプレッシャーを感じていました。また、私立大学の入試が全て終わってから合否発表が出るまでの数日間が一番辛かったです。
高卒時入試本番
数学科は良くも悪くも、数学で合否が決まる学科です。2次試験当日は、自分が今まで積み上げてきたものを採点者に伝えるような気持ちで、落ち着いて問題に取り組みました。
Q4.「これだけは毎日取り組んだ」「受験勉強中は絶対にこれはやらない」などのマイルール
ストレスの解消方法を「友達と話すこと」に絞りました。娯楽的なコンテンツは必要以上に時間を取られてしまうことは分かっていたので、効率的にストレスを解消できる良い方法だったと思います。
Q5.大学受験にまつわることで辛かったこと
私は要領が良い人間ではありません。人より多くの時間をかけてようやく人並みの成果を出せることの方が多く、限られた時間でも効率よく勉強を進め、現役で成果を出している人と自分を比べてしまって、よく辛くなっていました。
Q6.大学生活の様子
志望理由だった「数学が学問としてどのように構成されているか」を学ぶ日々です。まだ基礎内容しか扱っていないので高度に抽象的な話はあまり出てきていませんが、今後の展開が楽しみで仕方ありません。また、私は吹奏楽団に所属しており、部員の演奏レベルや志の高さに驚きながらも、それに追い付こうと練習をしています。もちろん大変なこともありますが、大学生活が今までの人生で一番充実しています。
Q7.これから大学受験に臨む方へのメッセージ
自分にできることを一歩ずつ着実に進めていってほしいです。特に受験期は自分と周りとを比べてしまいがちですが、所属している集団によって自分がどこに位置しているかはかなり変わってきます。周りに比べて劣っているからといって自分を卑下することなく、優れているからと言って慢心することなく、ひたむきに努力していってください。
Q8.駿台に通学した感想
講師
根本原理から積み上げる重要性に気付かせてくださったり、一見難しそうな問題でもエレガントに解けてしまうことを示してくださったりと、アカデミックで素晴らしい授業をしてくださいました。
教材
前期は基礎重視、後期は発展重視という分かりやすい構成でした。また、講師作成のオリジナルプリントも強力な理解の手助けとなり、とても助かりました。
自習室
静かで集中しやすい環境でした。どの自習室に行っても一生懸命に勉強している人がいるので、あまり気分が乗らない日も頑張ろうという気持ちになることができました。
職員スタッフ(クラス担任、進路アドバイザー、クラスリーダー)
メンタルが不安定になりがちな時期に、よく相談に乗ってくださり、どんな些細なことでも的確なアドバイスをしてくださったクラス担任の方には、感謝をしてもしきれません。