Q1.進学した大学を選んだ理由を教えてください
地元北海道にある3つの医学部の中で唯一の総合大学であり、様々な目的を持つ学生が世界中から集まるレベルの高い場所であることから、北海道大を選びました。また、キャンパスには広大な敷地と自然があり、歴史的な建物や様々なスポーツ施設などもあるため、充実した学生生活を送れるのではと思い志望しました。
Q2.進学した学部を選んだ理由を教えてください
医師をしている父の影響で、小学生の頃から医師を志し始めました。医師になるためには医学部を卒業して医師国家試験に合格するしか道がないため、小学生の頃から医学部志望でした。
Q3.合格にたどり着くまでの学習状況・メンタル状況
高3・夏
部活が一段落し、ここからが本番だと気持ちを切り替えて夏休みに臨みました。勉強時間が飛躍的に増えましたが、ここで頑張れたのはそれまで部活などに全力を注ぎ、やり切ることができたからだと思います。
高3・2学期
記述模試で全く点を取れず、特に最後の模試は上手くいかずE判定を取ってしまいました。不安でしたが、自分はマーク式が得意だったので、センター試験で高得点を取って逃げ切るという作戦は考えていました。
高3・冬
11月下旬からセンター試験の過去問を何十年分も時間を測って取り組み、本番で各教科何点を取って総合何点を狙うべきかをシミュレーションしました。
入試直前
過去問を解き、自分の苦手分野を特定し取り組むという流れを繰り返しました。どんなに勉強しても、本番までにやるべきことを全てやり終えるのは不可能だと思うので、できる限りやる他ないと思っていました。
入試本番
センター試験は元々得意でしたし過去問も十分解いたので自信を持って臨みました。2次試験は最初の数学で大失敗しましたが、センター試験で得たアドバンテージのおかげでメンタルを保ってその後も臨めました。
Q4.「これだけは毎日取り組んだ」「受験勉強中は絶対にこれはやらない」などのマイルール
1日にやることを決めたら、それを絶対に終わらせるようにしていました(問題集○問、過去問○年分など)。妥協せず積み重ねることがとても大事だと思います。
Q5.大学受験をしてよかったことや得られたこと
大学受験は今までの人生の中で自分が一番努力したことだと思います。今私は医師国家試験に向けて医学を勉強していますが、大学受験に比べたら全く苦ではありません。そういった意味で、大学受験をやり抜いたことで得られた自信が、今や今後の人生に繋がるのだと思います。
Q6.大学生活の様子
北海道大学医学部では、1年生は教養科目、2年生以降は医学を学びます。高校までと違い、大学では自分の学びたいこと、興味のあることを学べるので、自分にとっては高校までより遥かに学びが面白く感じられるようになりました。5年生となった今は病院実習で患者さんの診察をしたり、手術に入ったりと実際の医療に関わっており、忙しいですが楽しいです。
Q7.これから大学受験に臨む方へのメッセージ
大学受験の失敗は、人生を変えてしまうとても恐ろしいことのように思えるかもしれません。自分はそう思っていました。しかし、一度失敗してもその先に何が待っているかは分かりません。翌年にもっと良い大学に合格するかもしれないし、志望とは違う進学先でも、ここに入学して良かったと思える日が来るかもしれません。全てはその後の努力次第ですので、今は恐れすぎず地に足を付けて、できることを積み重ねてほしいと思います。
Q8.駿台に通学した感想
50分授業
学校の授業と同じ長さのため、普段通りの慣れたリズムで授業を受けることができました。また、最後まで集中力を持続できる程良い時間設定になっていると感じました。
講師
駿台の講師は教え方がとても分かりやすく、その授業は実力アップに間違いなく直結しました。また、質問をするとこちらが納得できるまで丁寧に教えてくださるので、大変ありがたかったです。
自習室
私は自宅で集中して勉強するのが苦手だったので、よく自習室を利用していました。友達と一緒に駿台に行き、静かな自習室で集中して勉強して、たまに外で休憩してまた自習室に戻るという生活が楽しかったです。
職員スタッフ(クラス担任、進路アドバイザー、クラスリーダー)
進路アドバイザーやクラスリーダーはいつも親身になって接してくださり、受験を戦う自分の味方だと思えて心強かったです。また、合格を報告した際に皆さんが喜んでくださったのがとても嬉しかったことを覚えています。
模試
駿台は1年を通してたくさんの模試を開催しており、志望校やレベルに合った選択が可能でした。模試は自分の現状と志望校を比較できる最良の機会なので、できるだけ受けて有効活用していました。