No.3330

千葉大学 医学部 医学科へ受験合格体験記

猪野 凌太さん
大学・学部
千葉大学 医学部 医学科
学年(2023年度現在)
6年生
出身高校
東邦大学付属東邦高校
出身地(都道府県)
千葉県
得意科目
英語
苦手科目
数学
現役進学or浪人経験
浪人
駿台在籍時の校舎
千葉校
目次

Q1.進学した大学を選んだ理由を教えてください

医学部進学を決めた時から、千葉県生まれ千葉県育ちで、医学部に行くなら千葉大学と漠然と考えていました。医学部の歴史も長く、多くの有名な先生方がいる千葉大学は、将来千葉県の医療に貢献するために大変適した環境であると感じ、千葉大学への進学を決意しました。

Q2.進学した学部を選んだ理由を教えてください

小学生の時に祖母が病気で亡くなった経験を通して、人を助けられる人になりたいと感じました。高校生になり進路を決める際に、人の命に貢献できる医師という道を志すようになりました。高い能力が必要とされる学部ではありますが、高い目標を持つことで向上心を持ち続けられるのではないかと考えました。

Q3.合格にたどり着くまでの学習状況・メンタル状況

高1

高1の秋頃に本格的に医学部進学を決意しました。定期考査では8割以上を取れるように心掛けて学習に励んでいました。平日は1~2時間は学習時間を確保するようにしていました。

高2

修学旅行を終えた10月頃から本格的に受験勉強モードへ切り替えました。部活は夏で退部したため、平日は3時間ほどは学習時間を確保していました。休日は6時間ほど確保していました。

高3・夏

1日10時間を目安に毎日学習に取り組みました。共通テストレベルの徹底を目指して、教科書傍用問題集を繰り返し解いたり、共通テストの過去問を少し解いたりしていました。

高3・2学期

夏休み明けの模試で思うような結果が出ず、あまり調子が出ませんでした。3年1学期に中だるみで思うように学習が進まなかったことが原因だったと思います。数学は数学Ⅲの応用レベルの問題集を繰り返していましたが、ⅠAⅡBに触れていなかったのは失敗だったと思います。

高3・冬

共通テストで思うように点数が取れないと2次対策にも響くと思い、共通テスト対策を必死に行いました。この時期に初めて理科の教科書を開き、内容の充実度に驚きました。もっと早くから見ておけば良かったと思いました。

1浪の夏~秋

駿台の授業を中心にしつつ、現役時の反省を活かして1学期や夏期講習のテキストの復習も行って基礎力の確立に努めました。浪人を始めてから夏休み前まででしっかりと基礎力を身に着けた成果が出て、模試の結果も良好でした。

1浪の冬

共通テストで失敗しないよう、問題演習を繰り返しました。2次対策として駿台の後期のテキストの復習も並行して行っており、共通テストと2次試験の対策のバランスがうまくとれていたと思います。

Q4.「これだけは毎日取り組んだ」「受験勉強中は絶対にこれはやらない」などのマイルール

LINEの通知は家族以外オフにしておき、休憩時間にだけ確認するなどして気が散らないようにしていました。SNSは友人や知人をフォローしていないアカウントを作成して、周りの状況に振り回されないようにしていました。

Q5.こだわり勉強法や勉強グッズ

授業の復習をするのは当たり前ですが、自習で学んだことも復習しないと忘れると思い、問題集などを解いていて新たに得た知識や苦手と感じたことはメモをしておいて、それをその日の夜に「苦手ノート」にまとめることで復習をしていました。このノートは模試や入試の前に閲覧できて役に立ちました。

Q6.大学受験にまつわることで辛かったこと

親との関係が最も辛かったです。自分を心配してくれているのはわかるのですが、自分の学習状況を伝えられるのは模試の成績くらいで、「調子はどう?」と聞かれると答えようがなく、とても辛かったです。どうすれば親を安心させられるかを考えることも多かったと思います。

Q7.大学受験をしてよかったことや得られたこと

初めはとても高いと感じる目標でも、自分にどんな力が足りないのか、それを補うために何をすれば良いのかを自分なりに工夫して行うことで、段々と自分の力が付いていく経験を通して、計画力や達成感が得られたと思います。

Q8.これから大学受験に臨む方へのメッセージ

医学部を狙う人で、初めから模試で良い判定が出ている人はほんの一握りだと思います。浪人時に駿台のある先生から、「絶対に不可能な目標はそもそも抱くことはない。可能性があるからこそ目標を持つ。」と言われたのがとても印象的でした。高い目標を持った以上、正しい努力をすればきっと成功を手にできます。駿台の先生やスタッフの方々、教材を信じて学習に励みましょう。

Q9.駿台に通学した感想

講師

駿台には同じ教科でも様々な先生がいらっしゃいますが、浪人時代に多くの先生方の授業を受けて、先生方の指導の核にある重要な部分はどの先生も一貫しているのだと強く感じました。基礎を大切にした健全な学習の仕方を導いてくださる先生方だと思っています。

教材

シンプルな作りで、予習・復習が行いやすいと感じました。また、難しい問題を取り上げるにしてもそこから多くの基礎事項が得られる良問が揃っており、駿台のテキストを中心に学習していれば間違いなく実力が付くという安心感がありました。

自習室

毎日利用していました。本番さながらを意識して、開放教室を利用していました。学習だけに集中でき、周りには同じく受験勉強をする仲間もいて、大変集中できる環境でした。

入試情報

毎年多くの医学部生を輩出している駿台だからこそ得られる豊富な情報と、それを熟知したクラス担任の方からのアドバイスによって、迷いなく受験の作戦を立てることができました。

模試

質の高いマーク模試・全国模試・大学別入試実戦模試は、自分の実力を知ることはもちろんのこと、絶好の学習教材となっていました。直前期には千葉大と問題のレベルが似ていると感じた東北大の実戦模試を受験しました。

医学部合格を目指す方へ

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