No.4007

お茶の水女子大学 理学部 化学科へ受験合格体験記

濵野 綾音さん
大学・学部
お茶の水女子大学 理学部 化学科
学年(2024年度現在)
1年生
出身高校
湘南白百合学園高校
出身地(都道府県)
神奈川県
得意科目
化学・生物
苦手科目
英語
現役進学or浪人経験
現役
駿台在籍時の校舎
横浜校
目次

Q1.進学した大学を選んだ理由を教えてください

お茶の水女子大学を選んだ理由は、「少人数で面倒見がよく教授からのサポートが手厚い」、「総合大学で多面的な講義が受けられそう」「大学の雰囲気が自分には合っていそう」、「自宅から通うことができる」、「国公立大学」、「あまり無謀なチャレンジにならない」です。

Q2.進学した学部を選んだ理由を教えてください

薬学に関心があり、将来医薬品開発や化粧品開発に携わりたいと考えていたため、理系への進学を決めました。ただ、薬学に絞らず幅広い化学の知識を持った人材になりたい、色々な側面を学んでから将来の選択肢を見つけていきたいという思いもあり理学部化学科を選びました。

Q3.合格にたどり着くまでの学習状況・メンタル状況

高1

運動部に所属しており週5日活動がありました。部活と学校の定期試験の勉強をその都度頑張る、という感じでした。勉強時間も頑張った日もあれは殆ど何もやらなかった日もある、という生活を送っていました。

高2

秋ごろから周囲が部活を引退した中、自分はまだ部活があったため焦りが出始めてきた頃でした。そのため秋以降から部活後や土日に個別ブース型自習室に通うようになりました。

高3・1学期

部活を高2の3学期頃に引退し、勉強時間が増えました。高2の秋頃から比較的勉強する習慣はついていたため、それほど苦労せずに受験勉強メインの生活に切り替えることが出来ました。この時期に第1志望の大学を決めました。

高3・夏

中々模試で自分の思っていたような結果が出せておらず不安が大きかったため、夏休みはひたすら問題演習をしていました。理科科目はこの時期頃に新しく入試対策向けの問題集を解き始めました。

高3・2学期

少しずつ過去問演習を始めました。ただ自分の学力に不安があり問題演習の比重が大きかったです。自分よりも出来る周りのこと比べて焦りと不安が出てきており、やりたいことの優先順位をつけるのに苦労していました。

高3・冬

冬休みは、勉強時間のうち8割型は共通試験対策の演習をしていました。模試では自分の中で満足した結果は残せておらず、まだまだ弱点が多い状態だったと思います。問題演習では、苦手分野や不安な分野の基礎固めを中心に行いました。

入試直前

不安もありながら、過去問演習と並行して弱点や苦手な分野の問題演習を行っていました。共通試験前は、長く触れない教科がないように教科をローテーションしながら取り組むよう計画を立てていました。

入試本番

予期せぬハプニング、出題された問題運も含め、最後まで何が起こるか分からないということは強く実感しました。共通試験で思うように結果が残せなかったこともあり、2次試験は特に「とにかく解答に残し書きまくる」という強い気持ちで臨もうと自分に言い聞かせました。

Q4.「これだけは毎日取り組んだ」「受験勉強中は絶対にこれはやらない」などのマイルール

毎日自分が取り組んだことを手帳に記録していました。学習の進捗状況を客観的に把握できる&今日はこれだけ頑張ったというモチベーションになったので良かったと思います。

Q5.こだわり勉強法や勉強グッズ

知識を定着させるためのまとめノート、ケアレスミスをメモ書きしたミスノート、単語帳で覚えられない単語をまとめた単語帳を作っていました。過去問を解く際には少しでも本番の解答用紙に近づけるため、白紙の紙を使用していました。問題集を解くときは自分が頑張ったところを目に見える形で残したかったため、ノートに取り組んでいました。

Q6.大学受験にまつわることで辛かったこと

出来る勉強時間の限界とやらなければいけないことの膨大さのギャップが大きすぎて、不安になることが多かったのは辛かったです。そのようなときは塾の個別ブース型自習室に朝早く行き、今日は頑張ったと思い込ませメンタルを安定化したり、家族に話を聞いてもらったりして、少しでも不安な気持ちを無くし自分に自信を持てるように工夫していました。

Q7.大学受験をしてよかったことや得られたこと

継続力、忍耐力、自分を自分でコントロールする力、全力で頑張ればいつか納得いく結果が出るという自信は、大学受験をしなければ得ることが出来なかったと思います。また、大学受験を通して家族・学校の先生・予備校関係の方々・友達など様々な人に自分は支えられているのだと認識出来た機会があったのも頑張って良かったと感じる理由の1つです。

Q8.大学生活の様子

お茶の水女子大学の学生は優しく尊敬出来る人が多いのは魅力の1つです。また、化学科は一学年の人数が20人前後と少人数でアットホームな雰囲気&教授からのサポートも比較的手厚い方だと思います。教職科目を取っている、又は学園祭実行委員だと、他学科の友人が沢山出来るのも色々な話が出来て楽しいです。教職を取っていると1限が多く、又化学科は実験も多くレポートが大変な面もありますが、同学科の友人や教職を取っている子と切磋琢磨しながら大学生活を送っています。

Q9.これから大学受験に臨む方へのメッセージ

自分がやると決めたことから逃げずに、最後まで諦めずに走り抜けていって欲しいなと思います。何かを一生懸命やったという経験は必ず活きてきます。また、周りと比べて焦ったり不安を感じて勉強が捗らなかったりして悩んだときは、先生や友人、家族を頼ってみると良いと思います。周りの人の言葉に救われることも多く、不安になった時も相談して良かったと思える存在がいると心強いです。

Q10.駿台に通学した感想

講師

授業で分からなかった問題を質問をしに行った際に、とても丁寧に解説してくださいました。また、中には授業後に書いた英文の添削をしてくださる先生もいらっしゃいました。

自習室

個別ブース型自習室は静かで仕切られた空間と比較的机の大きさが大きく広々と使用出来たため、とても集中しやすい環境でした。座席数も充実しているため行けば大抵は座れるのと、開放時間が通常は朝から夜までと長時間学習できるのも魅力だと思います。

職員スタッフ(学習コーチ、進路アドバイザー、クラスリーダー)

進路アドバイザーには、共通テスト後の2次試験の出願校、勉強計画について非常に親身に相談にのっていただきました。クラスリーダーには勉強で不安なことがあった時にいつも相談に乗っていただいており、勉強面は勿論精神面でも支えて頂きました。

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