Q1.進学した大学を選んだ理由を教えてください
私は高校の頃から数学が大好きだったため、数学科に進学したいと思い、高1から学科に分かれて学ぶことのできる理系単科大学を志望しました。また、大学生活では、勉強だけでなくアルバイトやサークル活動など様々なことを経験したかったため、アクセスの良さも考慮して現在の大学に進学しました。
Q2.進学した学部を選んだ理由を教えてください
数学科に進学したい!と最も感じたのは、数Ⅲの授業で極限を教わった時です。「分母の値を無限大に飛ばすと0に近づく」ということは直感的に理解できても、なんとなく自分は曖昧な理解をしていると感じていました。他の単元でも同様に感じることが多々あり、納得できないまま高校数学を終え、もっと数学について深く知りたいと強く思い、数学科を志望しました。
Q3.合格にたどり着くまでの学習状況・メンタル状況
高2
週に4~5回部活に参加し、11月の定期演奏会に向けて朝練も毎日行っていました。部活以外にも委員長を2つ掛け持ちしており、学習に関しては駿台の授業の復習と高校の定期テスト対策で手一杯でした。
高3・2学期
周りの友人が総合型選抜等で先に進路が決まる反面、自分の努力がなかなか結果に表れず、一般受験で戦うと覚悟を決めた自分を責めてしまい、精神的に一番つらい時期でした。どんなに嫌でも目の前のことを淡々とこなすしかありませんでした。
高3・冬
合格する自信がまったく無いまま駿台の授業が終わり、せめて共通テストでは良い点をとろうと、気持ちを切り替えて共通テスト対策に専念しました。目標点が安定してとれるようになるまで予想問題や過去問を解き、その中で自分なりにコツを掴んでいきました。
入試本番
共通テスト利用で不合格という文字を見てから悔しさが募り、一般入試では「絶対にここで決める」という強い気持ちで挑みました。何度も過去問を解いたおかげで、本番でも練習通りに解くことができました。
Q4.こだわり勉強法や勉強グッズ

第1志望合格という目標から「模試で偏差値○○とる」といった具体的な目標に落とし込み、そのためには何をするべきか、やることを書き出します。それらを1か月→1週間→1日という様に割り振っていき、できなかったものに関してはなるべくその週の中で終わらせると決めやっていました。
Q5.大学受験をしてよかったことや得られたこと
今までの自分は弱く、可能性の低いことに対しては最初から諦める癖がありました。ですが、この1年で何度も悔しい思いをして、その度に受かりたい、諦めたくないという思いが強くなりました。「合格」という成功体験は、この先何があっても自信を持って立ち向かえる強い自分へと成長させてくれました。
Q6.大学生活の様子

友達と一緒に問題を考えたり、思い描いていた通り数学漬けの日々を送っています。教授との距離が近いため、質問もしやすく自由な雰囲気で授業を受けています。教職課程の授業も履修しているので、憲法など文理問わず多岐にわたって学んでいます。数学科は実験がないため比較的自由な時間が多く、空きコマで気になっていたお店にご飯を食べに行ったり、友達とゲームをしたりドラマを見たりと、我が家のように過ごしています。
Q7.これから大学受験に臨む方へのメッセージ
やらずに後悔するよりもやって後悔した方が良いです!私は最後までずっとD・E判定でしたが、志望校を下げずに受験して良かったと思っています。人生の節目となる大学受験において、一時の迷いや欲望が、大事な選択を狂わせてしまうかもしれません。あなたを心配して陰で支えてくれている人は、気づかなくても周りにたくさんいます。自分1人で戦っていると思わず、これまでの授業やいただいたアドバイスを思い出して頑張ってほしいです!
Q8.駿台に通学した感想
講師
私は毎週授業後に質問に行くようにしており、その度にいつも丁寧に教えて下さいました。本番が近づくにつれ、激励の言葉を頂いたり直前期の勉強法についてアドバイスして下さったりと、大変お世話になりました。
教材
駿台の教材で扱った問題と似たものが本番でも出題されるなど、非常に良問が集まっていると感じました。教材の問題がすべて自力で解けるようになるまで、何周も繰り返しました。
職員スタッフ(学習コーチ、進路アドバイザー、クラスリーダー)
終講が迫った高3の冬に、クラスリーダーの方と面談をして思わず泣いてしまったのを覚えています。入学当初からお世話になって、たくさんアドバイスを頂いたからこそ絶大な安心感があり、とても感謝しています。