Q1.進学した大学を選んだ理由を教えてください
高校1年生の時にオープンキャンパスに行った際、キャンパスの広さや建物の格好良さに魅力を感じたからです。
Q2.進学した学部を選んだ理由を教えてください
幼少期からモノ作りに興味があり、工学部に進学しようとずっと考えていたからです。マシン、材料、電池など、幅広い研究が可能である点に惹かれて応用理工学科を選択しました。
Q3.合格にたどり着くまでの学習状況・メンタル状況
高2
毎日20時まで部活があったので、全く勉強はしていませんでした。しかし、模試の前日に勉強をしたら良い成績がとれていたので、自分の受験はうまくいくだろうなと楽観的に考えていました。
高3・夏
今まで全く勉強してこなかったため、数学、理科が大きな弱点となっていました。難問を勉強していたら自然と基礎も身につくと考えてしまい、基礎固めをおろそかにしてしまいました。今考えると、そのせいで現役時はあまり成績が伸びなかったのだと感じます。
高3・冬
最後のセンター模試で得点率が7割を下回ってしまいとても焦りました。ここで、成績が伸びるのに時間のかかる数学は見切りをつけ、国語、地理、理科に集中することで何とかセンターは乗り越えられそうな状態になりました。
入試本番
弱点であった数学を克服することが出来ず、易化した数学で他の受験生に大きな差をつけられてしまいました。センターリサーチはA判定でしたが、見事に逆転されてしまいました。
高卒時入試直前
共通テストでは自信のあった地理、国語で失敗してしまいました。京都大学志望でしたが、ビハインドの状態での受験を回避し大阪大学の受験を決めました。
高卒時入試本番
現役時とは違い、余裕をもって試験に臨むことが出来ました。有機化学が全く分からなかったのですが、他の科目の手ごたえが良かったので大丈夫だと思っていました。見事合格できてよかったです。
Q4.「これだけは毎日取り組んだ」「受験勉強中は絶対にこれはやらない」などのマイルール
どうしてもスマホを開いてしまうことが課題であったため、同じ状況の友人と互いのスマホにパスワードを掛け合い利用時間に制限をかけていました。
Q5.こだわり勉強法や勉強グッズ
英語の長文を読んだ際わからなかった単語や、英作文で使えると思った単語をまとめた自分だけの単語帳を作っていました。大学入試で使用される学術論文で頻出の単語を効率よく覚えられたと感じています。
Q6.大学受験にまつわることで辛かったこと
どうしても期限が決まっているものなので時間に追われている感覚はあり、そこが辛かったです。特に弱点の科目を勉強しているときは焦燥感にかられました。また、模試の成績が帰ってきたとき、低い点数を取った科目こそ伸びしろであることは分かっていましたが、そこを直視して認めることも辛かったです。
Q7.これから大学受験に臨む方へのメッセージ
大学受験においては自分の弱点を認める勇気が大切だと思います。ついつい得意科目の勉強に逃げてしまいがちですが、それは現実逃避であり有効な勉強とは言えません。弱点こそが伸びしろです。合格点と自分の今の実力との距離を測り、それを埋めるにはどのような努力が実用なのかを常に考えながら勉強していくことが大切です。
思うような成績が取れなかったとき、それを直視するのは辛いと思いますが、実はそれは考え方が逆です。逆転合格ってかっこいいじゃないですか。自分は逆転合格するチャンスがあるんだととらえてください。そして、かっこよく合格をつかみ取ってきてください。
Q8.駿台に通学した感想
講師
授業が分かりやすいのはもちろんですが、どの講師の方も個性があり面白く、授業に行くのが苦ではありませんでした。時折される雑談の内容も今でも覚えています。特に、入試直前期の各講師の激励メッセージは心に響くものがありました。
職員スタッフ(学習コーチ、進路アドバイザー、クラスリーダー)
面談などを通して悩みを聞いていただき、とても助かっていました。授業の休み時間の時、クラスリーダーが前で話す内容を毎日楽しみにしていました。アタリの話を聞けたときは、帰り道にその話題で盛り上がりながら友達と帰っていました。
入試情報
多くの情報を数値化して提示してもらえる点がとても助かりました。自分と同じくらいの成績なら何人くらいの人が合格したのか、今年の受験はどのようなトレンドがあるのかなど、数値を使用して説明されることでとても分かりやすく、納得することが出来ました。