Q1.進学した大学を選んだ理由を教えてください
高1の頃から、大学進学を機に地元から離れた遠い場所で一人暮らしがしたいと考えていました。学習環境はもちろんですが、大学のアクセスや住環境を考慮した結果、地方中枢都市である札幌の中心地に広大なキャンパスを持つ北海道大学を志望することにしました。
Q2.進学した学部を選んだ理由を教えてください
高校の文理選択では文系を選択し、当初は経済系の学部を志望していました。しかし、より生産者や消費者といった理論より実業に寄った社会科学の勉強をしたいと思い、入学後に学部を自由に選択できる北海道大学の特色の一つ「総合入試制度」を利用し、農学部の農業経済学科に進学しました。
Q3.合格にたどり着くまでの学習状況・メンタル状況
高1
軽音部に所属しており、毎日楽器と長時間向き合っていました。また学校行事も盛んな高校だったためにその準備にも追われ、勉強は定期テストの対策のみでした。勉強習慣もないため、学内順位はかなり低かったと記憶しています。
高2
高1と同じく部活や学校行事などに追われ、勉強にはそこまで時間を割けていませんでした。受験に対して浮足立っている周囲の雰囲気を受け、年明けに英単語帳を購入し、駿台にも入塾して1年後の入試を意識するようになりました。
高3・1学期
5月末の運動会と6月の部活引退を経て、完全に受験に特化した日々を送るようになりました。苦手な英語を中心に、2次試験で使う科目の基礎固めに集中しており、また学校の取り組みとして隔週で共通テスト(センター試験含む)の英語と国語の過去問を解いていました。
高3・夏
長期休みを利用して北海道大学に足を運び、第1志望を総合教育学部(文系)に決めました。1学期で学んできたことの復習をしつつ、より学力を引き上げるべく駿台の講習も受講し、発展的な内容にも取り組みました。
高3・2学期
2次試験の配点が高いこともあり、12月に入るまでは2次試験の対策を中心に行なっていました。過去問は教科によるものの冠模試の直前に2~3年分解いただけで、あとは共通テスト後の1ヶ月に回しました。
高3・冬
共通テスト対策は、英語・数学・国語については1学期から授業で進めていたことから、理科と社会に集中的に取り組みつつ、科目によって演習量は調整していました。また、2次試験の感覚が鈍らないよう、時々2次レベルの問題を解くようにしていました。
現役時入試直前
入試後すぐしたいことを計画し、モチベーションを高めていました。周囲のヒリヒリした雰囲気の中で、私も浮き足立つ気持ちがあったと記憶しています。「やれるだけのことはやった」という自信があったので、あとは運に委ねる気持ちで挑みました。
現役時入試本番
共通テストは見知った友人に囲まれての受験だったので、緊張しすぎることなく挑めました。2次試験では共通テストの受験票を大阪に忘れるというトラブルもありましたが、見慣れない雪景色に高揚する気持ちを抑えながら、落ち着いて臨めたかと思います。
Q4.「これだけは毎日取り組んだ」「受験勉強中は絶対にこれはやらない」などのマイルール
自宅で集中して学習することにかなり苦手意識があったので、学校のない土日や長期休暇は意識して「とにかく毎日外に出る」ようにしていました。また、朝一から外に出ることへの心理的ハードルを下げるために、前日には次の日の荷物をリュックに詰め、行く場所と最初にすることをある程度決めておくようにしました。
Q5.メンタル・モチベーションの管理方法
私のモチベーション管理は、学校が閉まる時間まで勉強し、帰り際に友人たちと話すことでした。目標が違っても、同じ空気の中で努力する仲間の存在は大きく、一緒に机を並べて勉強するだけで自然と前向きになれました。同じ教室で切磋琢磨できる環境こそ、現役生が持つ最大の強みだと思います。
Q6.大学受験をしてよかったことや得られたこと
大学受験を通して、目標に向けて長期間努力を続ける力が身につき、自分が習慣化するために必要な条件も理解できました。また、受験で培った「目標を立て、その達成に向けて戦略を立てる力」は、農学部への進路変更や、今計画している留学準備にも確実に役立っています。
Q7.大学生活の様子
農学部では、構内の牧場で野菜を育てたり、牛の世話をしたりする実習があり、教室では味わえない学びがたくさんあります。土や動物に直接触れることで、農業の仕組みや現場の空気が肌で感じられ、講義の理解もぐっと深まります。一人暮らしなので、実習でもらった野菜を少し凝った料理に使ったり、授業の合間に自炊したりと、自分のペースでゆったり過ごせています。大学生活は想像以上に自由で、世界が広がる時間です。
Q8.これから大学受験に臨む方へのメッセージ
大学受験は、自分を深く見つめ直す機会だったなと今になって思います。目標を定め、今の力を知り、正しい努力を重ねていく時間は必ず糧になります。結果に関係なく、この経験自体が自分を強くしてくれました。だからこそ、受験生のみなさんには、焦らずに受験と向き合い、同時に自分自身とも丁寧に向き合ってほしいと心から願っています。
Q9.駿台についての感想
50分授業
50分授業は、集中が途切れる前に休憩できるのが大きな利点です。そのおかげで、3コマ連続で計3時間の授業であっても、受けている間は疲れをほとんど感じず、集中を維持したまま密度の濃い時間が過ごせます。終わった後の消耗も、充実感に変わりました。
講師
駿台の講師の方々は板書やプリントの工夫がそれぞれに特長的でした。そして、どれも合格のために磨かれたノウハウだと感じました。苦手問題を徹底的に解説してもらった授業では頭にすっと入る感覚があり、授業後の自習でも自然に再現できました。まさに、自分の血肉になる授業でした。
自習室
自習室には個別ブース型と開放教室型がありますが、私は開放席を好んで使っていました。周りの人が黙々と課題に取り組む少し重い雰囲気が、自分もやらねばと自然に気持ちを引き締めてくれ、集中して勉強に取り組むことができました。また、遅くまで空いているので学校での自習後、ほとんど毎日利用していました。
職員スタッフ(学習コーチ、進路アドバイザー、クラスリーダー)
一年間授業を支えてくれたクラスリーダーには感謝しています。大学でのリアルな経験を聞けたことは大きなモチベーションになり、勉強や進路の質問にも真剣に向き合ってくれました。合格を伝えに行った時、一緒に喜んでくれたことも嬉しい思い出です。
