Q1.進学した大学を選んだ理由を教えてください
京都大学は家から通いやすい距離にあり、私が通っていた高校から多くの先輩方が進学されていて、自分も高みを目指してみたいと思ったからです。また、高2の時に実際に京都大学を訪問して教授や学生の方の話を聞く機会があり、京都大学の自由な校風に惹かれてより京都大学へ進学したいと思うようになりました。
Q2.進学した学部を選んだ理由を教えてください
中学の頃から理系科目が得意だったこともあり、文理選択では迷わず理系を選択しました。高1,高2の間は関心がある分野があまりなく、消去法で農学部と薬学部を志望していましたが、高3の春に各大学のパンフレットを詳しく読んだところ京都大学食品生物科学科の研究内容が特に興味深いと感じ、第一志望に決めました。
Q3.合格にたどり着くまでの学習状況・メンタル状況
高2
とにかく学校の課題・試験勉強を必死にこなす日々でしたが、徐々に京都大学へ進学したいという思いが強まり、冬頃には同じレベルの大学を目指す友人らと勉強時間を報告しあったり、学校の教室で勉強するなどしてモチベーションを上げていきました。
高3・夏
苦手科目であった英語を絶対に伸ばしたいという思いがあり、ほぼ毎朝長文読解に向き合っていました。初めはなかなか成長が感じられませんでしたが、夏休み終盤に受験した京大入試実戦模試で一番高い偏差値を取ることができました。
高3・冬
京都大学は二次試験の割合が大きかったため、理系科目は二次試験対策を優先して行い、共テ対策は国語と地理に力を入れていました。点数が伸び悩んでいた地理に関しては、過去問や予想問題集を用いて毎日コツコツ知識のストックを増やしていきました。
入試直前
特に共通テスト直前は緊張と不安で押しつぶされそうだったため、学校の先生や親に気持ちを吐き出すことでメンタルを保っていました。二次試験直前は駿台の自習室に通い詰めることで集中して過去問に取り組めました。
入試本番
今まで繰り返し見てきたプリントを休み時間に見返すことで、「自分はこれだけやってきたのだから大丈夫だ」と言い聞かせて自信をつけていました。二次試験本番では同じ学部を受験していた友人と休み時間にキャンパスを散歩してリフレッシュしていました。
Q4.こだわり勉強法や勉強グッズ

主に共通テスト対策において、暗記科目の演習後の復習時に、二度と同じミスを繰り返さないようにルーズリーフで「間違いリスト」のようなものを作っておいて、次の演習の前に見返すようにしていました。また、国語や英語など長文を読まなければいけない科目については、眠たくなる昼食後の時間帯は避け、頭がすっきりした朝に演習していました。
Q5.大学受験にまつわることで辛かったこと
共通テスト本番後の各社の自己採点結果で今までで一番悪い判定が出てしまい、その不安から一度は志望校を下げようと試みましたが、親や学校の先生から励まされ、第一志望を変えずにに出願しました。1月中は「二次試験で逆転しなければいけない」と不安でいっぱいでなかなか集中して勉強することができませんでした。
Q6.大学受験をしてよかったことや得られたこと
私は大学受験ほど一つの目標に向かって必死に努力したという経験はこれまでなかったと思います。だからこそ、合格がわかったときには人生で一番の嬉し涙を流したことを鮮明に覚えています。また、自分一人の力では絶対に受験を乗り越えることができなかったため、受験期に支えてくれた方々に対する感謝も忘れてはいけないなと思いました。
Q7.これから大学受験に臨む方へのメッセージ
受験本番が近づくにつれ、模試や自分で取り組んだ演習で悪い点数を取ってしまうと不安や焦りでいっぱいになると思います。そんなとき、感情を抑え込みすぎるとストレスで押しつぶされてしまうので、家族や友人、先生など自分の信頼できる人の前では本音を吐くことも大事です。強がらず、周りの人も頼りながら受験を乗り越えましょう!応援しています!
Q8.駿台に通学した感想
講師
授業内ではもちろん、授業前後に質問しやすい雰囲気を作ってくださったり、英作文課題を添削してくださるなど、たくさんお世話になりました。勉強のことだけではなく、メンタル面のお話もしてくださって非常に助かりました。
自習室
精神的に不安な時期は家でなかなか勉強がはかどらなかったため、駿台の自習室をたくさん利用していました。特に試験直前期は、できるだけ本番と似た環境で取り組むため、周りにたくさん人がいる開放教室で演習していました。
職員スタッフ(学習コーチ、進路アドバイザー、クラスリーダー)
特にクラスリーダーの方々にはお世話になりました。勉強法について悩んでいた時に京都大学に通っておられるクラスリーダーに相談しアドバイスしていただいたり、講習選びの助言もをしていただき、とても助かりました。