No.3834

名古屋大学 理学部 物理学科へ受験合格体験記

金子 隼士さん
大学・学部
名古屋大学 理学部 物理学科
学年(2024年度現在)
2年生
出身高校
南山高校(男子部)
出身地(都道府県)
愛知県
得意科目
物理・化学
苦手科目
国語・社会
現役進学or浪人経験
現役
駿台在籍時の校舎
名古屋校
目次

Q1.進学した大学を選んだ理由を教えてください

名古屋大学はノーベル賞受賞者を多く輩出しており、研究力が非常に高い大学です。また、宇宙分野の研究が盛んであることから、僕の興味に合致していると感じました。さらに、自宅から通学可能なため、学業と生活の両立がしやすいということもあり、名古屋大学を志望しました。

Q2.進学した学部を選んだ理由を教えてください

名古屋大学理学部は、1年次に物理学・化学・生物学・地学など幅広い自然科学分野を学んだ後、専攻を選べる点が魅力的でした。また、僕の受験した年は二次試験で国語が課され、自分の得意を活かせると考えました。さらに、名古屋大学理学部は研究力が高く、ノーベル賞受賞者を輩出している点にも惹かれました。

Q3.合格にたどり着くまでの学習状況・メンタル状況

高1

バドミントン部に所属し、英会話も習っていたため忙しい日々でしたが、学校で習った内容を復習し、定期テストの勉強も十分に行ったことで、基礎学力が身についていると実感していました。

高2

駿台に通い始めてから、部活やゲーム中心の生活から勉強の割合が徐々に増えました。模試では基本問題をしっかり得点できていたので、順調に学習が進んでいると感じ、自信もつきました。

高3・1学期

苦手意識のあった、理科の勉強を本格的に始め、有機化学や電磁気学の理論の理解に時間をかけました。英語長文が読めず、点数が取れなくて落ち込むこともありましたが、単語帳・構文集を毎日電車の中で読むという習慣を続けました。

高3・夏

単語帳や構文集の復習を重ねた結果、英語長文が少しずつ読めるようになりました。しかし、理科の苦手分野が足を引っ張り、模試の点数が目標に届かず焦りを感じながらも、克服に向けて、理論の理解に取り組んでいました。

高3・2学期

駿台のテスト演習形式の授業や模試では、ミスを分析し、間違えた問題を簡潔にまとめることで、弱点克服に努めました。点数が伸び悩む時期もありましたが、間違えた問題から確実に知識を吸収できていると感じていました。

高3・冬

試験形式に慣れるため、過去問を時間を計って解き、答え合わせの際には、自分に適した時間配分や解き方を検討しました。また、模試のフィードバックを活用し、特に点数が伸び悩んでいた苦手分野については、問題集で補強していました。

入試直前

不安で勉強に手がつかない時もありましたが、そのような時は、駿台の自習室へ行き、環境を変えて集中力を高めていました。また、友人と試験時刻に合わせた模擬演習を行い、互いにアドバイスをし合いながら実力を伸ばし合いました。

入試本番

前日は、すぐ出発できるよう持ち物やルートを事前に確認し、不安要素を取り除きました。当日は睡眠不足でしたが、アドレナリンで乗り切れるとポシティブに考えていました。本番では時間配分を意識し、練習通りに解き進めることを心がけました。

Q4.「これだけは毎日取り組んだ」「受験勉強中は絶対にこれはやらない」などのマイルール

毎日、風呂の中ではその日に学習した内容を思い返し、記憶の定着を図っていました。また、電車の中では必ず参考書を開き、暗記作業を行うなど、移動時間を有効活用していました。

Q5.こだわり勉強法や勉強グッズ

新しく習った内容はその日のうちに必ず復習し、記憶が薄れないうちに定着させていました。勉強グッズとしては、やることを優先順位順に箇条書きでき、勉強時刻や所要時間を振り返ることのできるCampus Study Planner を活用していました。これを使い、週の初めに計画を立て、進捗状況を記録しながら効率的に学習サイクルを維持していました。

Q6.大学受験にまつわることで辛かったこと

受験勉強で苦しかったことは、苦手分野がなかなか克服できなかったことです。僕は化学平衡の分野が特に苦手で、問題を繰り返し解いてもテストでは正解できず落ち込んでいました。このような時、基本理論に立ち返り、参考書で再確認しました。その結果、解法を体系的に理解し、問題を俯瞰的に捉えられるようになり苦手を克服できました。

Q7.大学受験をしてよかったことや得られたこと

大学受験を通じて、何事にも全力で取り組む姿勢を身につけました。受験期には、生活リズムを本番に合わせ、休み時間や通学時間を活用して参考書で学習するなど、生活の全てを受験勉強に捧げていました。この努力の経験を通じて、現在では部活やアルバイトで忙しい中でも、時間を工夫して課題やテスト勉強をこなすことができるようになりました。

Q8.大学生活の様子

大学では、自分と同じ興味や目標を持つ仲間と出会い、刺激を受けながら成長できます。また、大学の講義は、専門性が高く、学問の奥深さを実感できます。さらに、選択科目制により自分の興味のある分野を追究できます。学問以外でも、長い夏休み・春休みを活かした留学やインターンシップ、部活、アルバイトなど多様な挑戦が可能で、僕は部活で向上心のある仲間と切磋琢磨しながら充実した日々を過ごしています。

Q9.これから大学受験に臨む方へのメッセージ

受験は長いマラソンのようなものです。体力面と精神面の両方を大切にしてほしいと考えています。体調を崩すと勉強の効率が下がり、貴重な時間を失うことになります。規則正しい生活で健康を維持しましょう。また、不安や悩みは一人で抱え込まず、友人や家族に相談することで気持ちが軽くなります。慢心せず謙虚な姿勢で努力を続ければ、受験当日には「やるべきことは全てやった」と自信を持って臨めるはずです。皆さんの合格を心から願っています。

Q10.駿台に通学した感想

50分授業

駿台の50分授業は学校と同じ長さで親しみやすく、集中しやすいと感じました。また、適度な休憩があるため、復習や次の授業の準備にも時間を使いやすく、効率的に学習を進められました。

講師

駿台の講師の方々は、体系的かつ論理的にわかりやすく指導してくださるため、効率的に理論を理解し、知識を定着させることができ、学問の面白さを感じられました。

教材

講義用テキストに掲載されている問題を一通り理解することで、その分野に必要な知識の大半を身につけられます。僕は、このテキストの復習を中心に学習を行い、理解を補強するために問題集を活用することで、効率的に学習を進めました。

ICT教材

atama+ではAIが間違いを分析し、適切な問題を提示してくれるため、効率よく学習できます。単元のまとめを選ぶと共通テストの過去問が表示され、その中で間違えた問題に対応した演習もでき、苦手をつぶすことができました。

自習室

受験が近づくと不安で勉強に手がつかないときがあり、その際は自習室を利用しました。周りの受験生が集中している姿に刺激を受け、やる気が湧きました。特に開放教室は仕切りがなく、広々とした空間で周囲の様子も見えるため、集中できました。

職員スタッフ(学習コーチ、進路アドバイザー、クラスリーダー)

進路アドバイザーやクラスリーダーの方々は、自分の悩みに向き合い、一緒に考えてくださったので、とても頼りになりました。特に、教室で話してくださる内容は具体的で役立つものが多かったので、勉強や進路選択においてヒントになりました。

雰囲気

駿台では、生徒一人ひとりが真剣に学習に取り組む姿勢が印象的で、自然とやる気が湧いてきました。授業の前後に交わされる生徒同士の前向きな会話や、励まし合う雰囲気も、学習を続ける励みになりました。

入試情報

駿台は入試情報が豊富で、合格者の共通テストの点数域や適切な併願校など具体的なデータを提供してくれます。名古屋大学志望の僕は、東京理科大学が適切なレベルの併願先であり、地元で試験を受けられることも知り、迷わず決定できました。

模試

駿台全国模試の問題は、高い難易度ながらも、各問題から多くの重要な知識や考え方を吸収できました。また、全国から集まるハイレベルな受験生との競争を通じて、向上心を持って勉強に励むことができました。

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