Q1.進学した大学を選んだ理由を教えてください
元々、大学で工学系の勉強をしたいと考えていた時に、京都工芸繊維大学の存在を知り、そこでの伝統や学風に惹かれたからです。また、理系単科大学ということもあり、先生との距離が近そうだったことも志望するようになった理由です。
Q2.進学した学部を選んだ理由を教えてください
幼少期から、パズルのように何か小さいものを組み立てて大きなものを作ったりすることにとても興味がありました。本格的に工学部への進学を考え出したのは、高校に進学して物理の勉強をしてから、将来は生活を支えるようなものづくりを研究していきたいと考えるようになったからです。
Q3.合格にたどり着くまでの学習状況・メンタル状況
高3・冬
共通テストが近づいてきて、毎日不安な気持ちで過ごしていました。また、二次試験(数Ⅲなど)の対策も全くやらない訳にはいかなかったので、そこの両立がとても難しかったです。
入試本番
入試本番は意外と焦りはなく、家族や先生方に支えられてきたことに感謝しながら臨みました。しかし、まだ理解が浅い分野があったので「出題されたらどうしよう」という不安は有りました。
1浪の夏~秋
夏は前期の復習、夏期講習の予習復習をメインに取り組みました。理系科目では、復習をしているうちに別の解法を思いついたりして様々な視点から考えることができました。
1浪の冬
国公立大学を志望していたので、共通テストの対策に力を入れていました。浪人しているので現役時よりも焦りはありましたが、そこまで勉強してきた自分を思い返して自信につなげました。
高卒時入試直前
冬期・直前講習をなるべく空く期間がないように受講しました。理由は、一人で黙々と勉強しているよりも、たくさん人がいる教室で授業を受けた方が安心感があったからです。
Q4.「これだけは毎日取り組んだ」「受験勉強中は絶対にこれはやらない」などのマイルール
起きてから3時間後に脳は動きだすそうなので、朝は授業やテストの開始時間の3時間前には起きておくように心掛けました。また、自分で決めたノルマを達成するまでは、自由の時間を作らないようにしていました。
Q5.こだわり勉強法や勉強グッズ
時間を重視して勉強するのではなく、ノルマを決めて勉強をすることにこだわりました。そのためには、自分の弱点を知ることや、教科にあまり偏りがないようにスケジュールを組む必要があります。おすすめの勉強グッズは、音が鳴らずに光で知らせてくれるタイマーです。直前期になると過去問や予想問題を解く機会が非常に多く、重宝していました。
Q6.大学受験をしてよかったことや得られたこと
自分を客観的に分析できるようになったことです。模試の結果が返ってきたら自分の弱点を徹底的に分析し、同じ大学を受験する人たちの中で自分は現在どれくらいの位置にいるのかを把握することが重要だと思います。また、学習をしていく上で、知見を広げることができたと思います。特に化学や物理では、受験のための勉強だけでなく、日常で応用されていることをたくさん知ることができました。
Q7.これから大学受験に臨む方へのメッセージ
受験は、一人で乗り越えることは非常に困難だと思います。先生や友達、両親、カウンセラーなど頼ることができる人はたくさんいると思うので、困ったことや不安なことがあれば、一人で抱え込まずに周りの力を最大限に活用することが重要だと思います。また、模試で良い結果を修めることが目標ではないと思うので、模試で一喜一憂せずに、第1志望に合格するまでは謙虚に、ストイックに頑張ってください。
Q8.駿台に通学した感想
講師
どの講師の方も、どんな初歩的な質問でも理解するまで丁寧に説明してくださりました。最初はとても緊張しますが、授業の内容は授業をしてくださった講師の方に質問するのが一番効率が良いと思うので、是非質問してみましょう。
教材
教材によっては、基礎的な問題から実際の入試問題まで豊富に揃っているので他の参考書を使わずに勉強することができました。また、要項のページには授業の説明をサポートするような内容が掲載されていて、理解を深めることができました。
職員スタッフ(クラス担任、進路アドバイザー、クラスリーダー)
いつも親身になって相談に乗っていただいたりして心の支えとなっていました。共通テストの結果が出た後も自分の志望を最大限に尊重してくださり、二次試験を受けるまでの間、自信を持って勉強することができました。