Q1.進学した大学を選んだ理由を教えてください
自宅から通うことのできる農学部がある国公立大学は名古屋大学に限られていて、植物の研究に強いといった特徴も自分の希望と合致していたので名古屋大学を高1の段階から志望していました。また、補助金の額や研究室と学生の数も多い点,設備が充実していることも魅力に感じました。
Q2.進学した学部を選んだ理由を教えてください

祖父母が農家であったので、子供の頃から果樹の育成やバイオメカニズム、品種改良、農薬などに興味関心がありました。成長するにつれてより高度なレベルでこれらの技術について学び、研究してみたいといった思いが大きくなったので名古屋大学農学部資源生物科学科を進学先に選びました。
Q3.合格にたどり着くまでの学習状況・メンタル状況
高1
自分の高校から、僕の志望校は例年何人受かっているかを調べ、そのためには模試の校内順位で何番以内にいなければならないかを明確にし、その目標を達成するために何が必要かを考えて日々の学習を行いました。
高3・夏
過去問演習や名大入試実戦模試を通じて、自分が名古屋大学に合格するには何が不足しているのかを自覚して、そこを補う学習をするように意識した学習を行いました。
高3・冬
過去問分析を通じて夏休みの間に作り上げた各教科の作戦を、模試を通じてブラッシュアップしていきました。また、普段の学習も、実力をつけるためというより実力を発揮するための練習として取り組んでいました。
入試本番
滑り止めがなかったことも影響し、かなり緊張した状態で試験会場に行きました。しかし、解答用紙と問題が配られている間に、ここまで養ってきた力を出し切ることに全力を注ぐよう意識し、問題に集中するよう気持ちを切り替えて試験に臨みました。
Q4.「これだけは毎日取り組んだ」「受験勉強中は絶対にこれはやらない」などのマイルール

学習の際使うペンの色は黒と赤の2色にして、見やすいノートではなく分かるノートを作るよう心がけ、問題を解く際も本番同様黒のペンのみを使いました。
Q5.大学受験にまつわることで辛かったこと
共通テストで望み通りの点数を取ることができず、共通テストの自己採点集計で軒並みD判定が出た時は、かなり精神的に辛く、出願する大学を変更するか一週間近く悩みました。振り返ってみると長い間志望していた名古屋大学に出願して良かったと思います。
Q6.大学受験をしてよかったことや得られたこと
目的達成のために自分には何が欠けているかを把握する自己分析能力と、それを改善するまでの目標設定能力が大学受験で養われたと思います。また、様々なことに対して意識の高い人が集っている環境が得られたことも良い点です。
Q7.これから大学受験に臨む方へのメッセージ
受験は競争と言われ、努力が必ず報われるとは言い難い場合があります。落ちてしまったら、あるいは受かった場合でさえも後悔することは大いにあり得ると思います。ですがその結果がどんなものであったにせよ、目標に向かい懸命に努力する経験は得難いものだと思います。未来の自分に誇れるような、そんな受験を目指して頑張ってください!
Q8.駿台に通学した感想
講師
自分の気になった問題について聞くために講師室に出向くと、どの先生も丁寧に教えてくださいました。また、自分の気になる分野の学習法など、悩んだことについて気軽に相談できることも良い点です。
雰囲気
季節講習会も、通常授業も受験に対して意識の高い人たちが集っており、校舎全体が志望校に受かってやるといった野心で満ち溢れていて切磋琢磨できる環境が整っていると思います。
模試
駿台全国模試をはじめ、難易度が高い模試が数多く揃っていて、自分が難問と出会ったときにどのような思考をすればいいのか、どのような判断をするべきなのかを実践を通して学ぶことができました。