No.4073

名古屋大学 医学部医学科へ受験合格体験記

後藤 瑛奎さん
大学・学部
名古屋大学 医学部 医学科
学年(2024年度現在)
6年生
出身高校
東海高校
出身地(都道府県)
静岡県
得意科目
化学・古典
苦手科目
物理・英語
現役進学or浪人経験
浪人
駿台在籍時の校舎
浜松校
目次

Q1.進学した大学を選んだ理由を教えてください

名古屋大学は東海圏随一の関連病院があり、様々な症例を治療・研究することができます。そのため研修後も名古屋大学を中心に様々な病院で研鑽を積んだり、臨床研究をしたりすることができます。また基礎研究にも力を入れているので、基礎・臨床の両方で多くの学びを得られると考えたので名古屋大学を志望しました。

Q2.進学した学部を選んだ理由を教えてください

小さい頃から医師として働く父の姿を見ていたので、将来的に医師になろうというのを子供のころから考えていました。また2歳年上の姉も医師を志しており、2人で名古屋大学医学部に行こうと幼いころから思っていたので、医学部医学科への進学を考えました。

Q3.合格にたどり着くまでの学習状況・メンタル状況

高2

記念祭実行委員をしていたためほとんど勉強をしていませんでした。そのため物理で赤点すれすれを取ったりしていましたが、地理や古典といった文系教科はよくできていたので、それらの科目ばかり勉強していました。

高3・1学期

東海高校で200番台だった当時の自分は、国語しかできなかったため正直現役での医学部進学は難しいだろうなと考え、まずは苦手な理科のうち化学を仕上げようと思い、この時期は理論化学をひたすらやっていました。

高3・夏

化学がほどほどにできるようになったので、英語や数学の演習問題に取り組んでいました。しかし基礎がしっかりできていない状況で応用をしていたので、あまり身についていなかったと思います。

高3・冬

センター前は、センター対策を毎日時間を計ってやっていましたが、地理や国語といった文系科目に偏っていた気がします。センター後に初めて名大の過去問を解きましたが、全く歯が立たなかったのを今でも覚えています。

入試本番

センター試験の時点で合格ラインからマイナス90点くらいだったので、浪人時のことを考えて「名古屋大学の2次試験はこんな感じなんだ」という会場の雰囲気を感じに行っていたのを覚えています。また隣の席が記念祭実行委員で仲が良くなった友人だったので、全く緊張しませんでした。

1浪の夏~秋

浪人時は「基礎基本をしっかりやる」をモットーに、英語なら文法や構造分析、数学なら教科書・参考書を使って問題の解き方を一から学びなおすようにしていました。そのためこの時期はあまり成績が伸びていませんでした。

1浪の冬

2次に関しては英語や数学がしっかりできるようになり、理科も安定してきました。特に防衛医科大学校の1次試験を合格したことで自分の成長を実感できました。そのため12月からはセンター試験9割を目指して朝から晩まで過去問演習をしていました。

高卒時入試本番

初日の英語と理科はほどほどにしかできなかったので、ちょっと厳しいかなと感じていましたが、2日目の数学で3完半解けたので確実に受かったなと思いました。また現役時と同じ会場だったので、全く緊張しませんでした。

Q4.「これだけは毎日取り組んだ」「受験勉強中は絶対にこれはやらない」などのマイルール

英語が苦手だったのですが、とある先生に「英語も日本語と一緒で言語だから、毎日触れば確実に上達する」と言われたので、毎日単語でも英文法でもいいから、英語を読むことを心掛けていました。

Q5.こだわり勉強法や勉強グッズ

古典の勉強として、一緒に浪人した高校の友人とメールで毎日自作の和歌を送りあっていました。和歌を自作することで助動詞や古文単語の復習を効率よくできました。また和歌以外にも自作の化学の問題や英語の問題を送りあっていたので、友人とのメールでも勉強することができました。

Q6.大学受験をしてよかったことや得られたこと

大学受験をしたことで、自分の底力を知ることができました。浪人時代ほぼ毎日10時間も勉強して志望校に合格できたことは、自分が目標達成のために努力を積み重ねることができる人間だという証であると同時に、浪人時代の苦労を乗り越えられたことでどんな困難にも立ち向かえるようになりました。

Q7.大学生活の様子

自分の大学生活は大学、部活、アルバイトの3つから成り立っていると思います。個人的にはこの3つで様々な人間関係を築いたり学んだりしていると感じています。大学では講義やテスト、実習を通して同期と、部活では飲み会や大会、OB会を通じて先輩・後輩と、バイトでは仕事を通じて上司との人間関係を学んでいると思います。このような人間関係が今の自分の大学生活を華やかにするだけでなく、卒業後にも生きていくというのが大学生活での大学、部活、バイトの醍醐味だと思います。

Q8.駿台に通学した感想

50分授業

学校の授業と同じ長さだったので集中力を切らさずに学習ができ、50分とは思えないほどの知識や学びを得られる授業だと思います。中だるみもなく、効率的に学力を伸ばすことができたと感じています。

講師

英語・数学・物理の授業は高校まで受けてきた先生の中で一番わかりやすかったです。特に英語は「そういう風に英文を読み解くこともできるのか」という感じに講師ごとで長文読解の仕方が違ったので、英文を読むのが楽しくなりました。

自習室

浪人時は1年を通じてほとんど毎日利用していました。静かで勉強しやすいだけでなく、一緒に自習している同級生の姿を見ることで、お互いに切磋琢磨して勉強のモチベーションを高い状態で維持できる素晴らしい自習室だと思います。

医系コース(高卒)

医学部に特有の数学や物理の問題を解いて解説を受けることで、医学部だとどういう問題が作られたりするのかといった傾向や対策をすることができました。

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