Q1.進学した大学を選んだ理由を教えてください
大阪大学は25もの専攻語があり、自分の学びたい言語だけでなく他の地域の言語や歴史・文化を学ぶことができると考え、選びました。総合大学であることから多面的な講義が受けられるだけでなく、さまざまな学部の学生と人間関係を築くことができる点も魅力的だと感じました。また、大学の自宅から通学できる圏内であったことも理由でした。
Q2.進学した学部を選んだ理由を教えてください
言語の学習が比較的好きであったことに加え、海外の文化や歴史などに興味があったことから国際系の学部に進学したいと考えていました。そして、せっかく外国語学部に進学するのであればそこでしか学べない言語かつ他の人があまり触れることのない言語を習得して自身の希少性を高めたいと考えペルシア語専攻を選択しました。
Q3.合格にたどり着くまでの学習状況・メンタル状況
高1
バドミントン部に所属しており、週に5、6日ほど活動がありました。当時はまだ受験勉強に対する意識が低く、自宅ではほとんど勉強しなかったため学校の成績も良くありませんでした。
高2
高2の終わり頃に部活を引退しましたが、まだ勉強に対するモチベーションはあまり高くなく、これといった対策はしていませんでした。志望校も決まっていませんでした。
高3・夏
ようやく受験生としての自覚が芽生え、夏期講習から駿台に入学しました。今考えると受験勉強を開始するのが遅すぎたと後悔しています。漠然と国公立の大学に進学したいと考えるようになりましたが、学力があまりにも足りていなかったので基礎固めを中心に取り組みました。
1浪の夏~秋
志望校に対して実力が圧倒的に足りていなかったので、夏休みはクラスで1番勉強する!と決意し、前期の授業内容の復習と、特に苦手だった数学の克服を中心に取り組みました。数学に関しては、夏休みの2ヶ月弱でノートを40冊使いました。
高卒時入試直前
センター試験(現在の共通テスト)終了後はひたすら大学の過去問を解いていました。外国語学部は英語の配点が高いので、英語については毎日1年分ずつ解くようにしていました。特に二次試験直前は不安定な精神状態でしたが、同じクラスの友人と励ましあって何とか乗り切ることができました。
高卒時入試本番
自分の今まで吸収してきたものを全て出し切る気持ちで本番に臨みました。多少は緊張もしましたが、すっきりとした気持ちで受験を乗り切ることができました。時間配分や出来具合は本番が1番うまくいったと思います。
Q4.「これだけは毎日取り組んだ」「受験勉強中は絶対にこれはやらない」などのマイルール

ついついスマホを開いてしまうタイプだったので、高卒の1年間はInstagramとTwitter(現在のX)はログアウトしました。あと、1限から集中して授業に取り組むため、毎日朝ごはんを欠かさず食べるようにしていました。
Q6.大学受験にまつわることで辛かったこと
成績がなかなか伸びなかったのが辛かったです。秋頃になっても模試の判定が悪く、このまま自分は受からないのではないかと不安でしたが、落ち込む時間がもったいないと考え、とにかく目の前の勉強に向き合う、という気持ちで取り組んでいました。
Q7.これから大学受験に臨む方へのメッセージ
受験勉強はしんどい場面も多いですが、自分を信じて頑張ってほしいです。特に、頑張っているのに結果がついてこない時は苦しいですが、毎日少しずつでも勉強を続けていれば、昨日の自分より今日の自分は確実に志望校に近づいています。そして、苦しい時も勉強を続けてきた、という事実が本番の自分を勇気づけてくれます。受験生である時間は長いようでとても短いので、後悔のないように過ごしてください。応援しています!
Q8.駿台に通学した感想
50分授業
集中力を維持するにはちょうどよい長さだったと思います。1コマあたりの授業時間が長すぎない分、1日に多くの教科に触れることができ、科目ごとの勉強時間のバランスを維持することができたのも良かったです。
講師
ハイレベルな授業で、現役時代に学校で習った範囲の中で理解できていなかった部分も深く理解することができました。質問にも丁寧に対応してくださり、疑問点の解消にとても役立ちました。
自習室
現役生の時は授業のある日と土日、高卒生の時は毎日利用していました。最寄りの駅が同じ友達と毎日一緒に帰る約束をすることで、閉館まで自習室にいる動機づけにしていました。自宅と違って静かで誘惑のない環境なので、集中して勉強に取り組むことができました。