No.4096

東京科学大学 生命理工学院へ受験合格体験記

佐々木 絵莉さん
大学・学部
東京科学大学 生命理工学院
学年(2024年度現在)
1年生
出身高校
立教女学院高等学校
出身地(都道府県)
東京都
得意科目
生物・英語
苦手科目
物理
現役進学or浪人経験
現役
駿台在籍時の校舎
自由が丘校
目次

Q1.進学した大学を選んだ理由を教えてください

オープンキャンパスの個別相談会で教授が親身に話を聞いてくださり、学生と先生の距離がこれほど近い環境であれば自分がやりたい研究ができると確信しました。また、(旧)東京工業大は日本最高峰の理系大学であり、最先端の研究に間近で触れることができるほか、(旧)東京医科歯科大との合併で研究できる分野さらに広がると思い、志望しました。

Q2.進学した学部を選んだ理由を教えてください

東京工業大の生命理工学院は動物など大きな生物を扱う研究室もあれば病原体を扱うところ、工学や情報学と絡めたところもあり、有機化学などの化学分野にも強く、「生命」と言っても非常に幅広い分野を学ぶことができるのが他大学にない魅力だと思ったからです。また東京医科歯科大との合併により自分が興味のある医療分野の研究がさらに発展すると思ったからです。

Q3.合格にたどり着くまでの学習状況・メンタル状況

高3・夏

勉強や季節講習でかなり忙しかったですが、前年度までオンライン開催でやっと現地開催がされたので、第1志望の東京工業大のオープンキャンパスに参加しました。1日勉強時間が取られてしまうこと不安でしたが、勉強のモチベーションがとても上がり、行ってよかったと思います。

高3・2学期

夏休みの約50日間、自分の中では人生で一番といっても過言ではないほど勉強し、夏の模試の結果がよかったため、かなりの達成感あり、それと同時に燃え尽きてしまいました。

高3・冬

駿台や高校の授業が終わってからは、毎日開館から閉館まで自習室に行くか冬期講習を受講していました。年間授業の復習で2次対策を進めつつ冬期講習の予習復習に追われ、共テ演習も積まなければならなかったためかなり追い込まれていましたが、同時に勉強が楽しいと思える時期でもありました。

入試直前

共通テスト直前は1週間くらい前から緊張しすぎてしまい、あまり勉強が手につきませんでした。感染症などに罹るリスクも考えて計画を組んでおくべきだったと後悔しています。

入試本番

共通テストの反省点をもとに、私立大や2次試験は余裕をもって計画を組んでいたため、あまり緊張せずに挑むことができました。志望している大学で入試問題を解くのはワクワクして楽しかったです。

Q4.「これだけは毎日取り組んだ」「受験勉強中は絶対にこれはやらない」などのマイルール

数学授業の自習用教材である「理系微積分の計算練習」というテキストを受験期まで毎日欠かさず1ページ解いていました。微積分の計算が得意になり、私立大の数学はすらすら解けるようになりました。

Q5.大学受験にまつわることで辛かったこと

高校が大学の付属校で、受験をする友達が周りにほとんどいなかったのがつらかったです。遊びに誘われても行けなかったり、休み時間は図書館にこもって勉強したり、ほとんどの友達が年内に進学が決まったりと、とにかく環境がつらかったです。12月頃からは自分が選んだ道だと言い聞かせてメンタルを保っていました。

Q6.大学受験をしてよかったことや得られたこと

何か一つの目標に向かって頑張ることが身に付いたと思います。私は小中高一環校で受験の経験がなく、特別スポーツなどに打ち込んでいたわけではないので、自分の意志で何かに向かって”頑張る”経験をしたのは大学受験が初めてでした。また、計画を立てて勉強を進め、成績が上がった時にはものすごい達成感を得ることができました。

Q7.大学生活の様子

高校までと違ってすべてが自由で、最初の数か月は違和感だらけでしたが、学びたいことがあって大学に来た私にとっては毎日がワクワクしてとても充実しています。特に専門科目についてはノーベル賞を受賞した教授の話を直接聞けたり、まだ公開されていないような研究内容を学べたりと、入学してからも大学のレベルの高さに驚かされています。

Q8.これから大学受験に臨む方へのメッセージ

つらいこともたくさんあるし、全員が思った通りにいくわけでもありません。私も入試本番でうまくいったから良かったですが、100%合格できるということはありません。しかし、自分の意志で何かに向かって頑張る経験というのはおそらく人生で数えるほどしかないと思います。結果がどうであろうとその努力がなかったことにはならないし、「あの時頑張った」ということは人生のどこかで自分の背中を押してくれると思います。とにかく自分を信じて頑張ってください!

Q9.駿台に通学した感想

50分授業

50分授業のおかげで集中力を切らさず授業を聞くことができました。また、休み時間には進路アドバイザーやクラスリーダーが入試に関する情報や大学生活についての話をしてくださり、受験に対するモチベーションを保つことができました。

教材

授業レベルは何段階かに分かれているので自分や志望校のレベルに合ったレベルを選ぶことができます。授業で解説される問題以外にも基本事項の説明や演習問題などが充実しており、特に理科に関しては駿台のテキストを完璧に仕上げればそのまま過去問に挑めるほどでした。

職員スタッフ(学習コーチ、進路アドバイザー、クラスリーダー)

進路アドバイザーには志望理由書の添削や面接練習などでとてもお世話になりました。面接は過去のデータを用いてその大学に適した練習をしてくださり、本番はリラックスして挑むことができました。クラスリーダーは学習相談だけでなくメンタル面の相談にも乗ってくださり、心の支えになりました。

入試情報

高校が大学の付属校で受験生が少なかったため、入試情報は全て駿台で入手していました。出願時期の直前はもちろん通常授業の休み時間にも定期的にその年の傾向を説明してくださり、併願校の選び方などとても参考になりました。

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