Q1.進学した大学を選んだ理由を教えてください
優秀な学生が多い大学だと思ったからです。中学・高校においていつでも鋭い感性とユーモアを持ち、はっとさせられる意見をくれる友人に刺激を受けていたため、同様に気を抜かず自分を高められる環境に身を置きたいと思いました。
Q2.進学した学部を選んだ理由を教えてください
幼い頃から生き物が好きだった私は、高校での少々本格化した生物の授業で生命活動の細胞単位での機構に興味を持ちました。そこから、生命現象の理解に基づきながら直接的に人間社会に働く創薬分野に携わりたいと思い、入学後の進学選択において薬学部に進学しやすい理科一類の受験を決めました。
Q3.合格にたどり着くまでの学習状況・メンタル状況
高1
なぜか体調のすぐれない時期が長く学校も40日近く欠席、午後登校もザラという暗黒時代を過ごしました。駿台の授業進度にも追いつけないことがありましたが、周囲との比較を辞めて自分のペースでの学習を心がけました。
高3・2学期
数学の成績が下がり、普段の学習でも入試レベルの問題を解き切れなくなってきた自覚があったため悩みました。過去問演習が本格化する前に自由に勉強できる最後の機会だと思い、数学の問題集をやり込みました。
入試直前
共通テスト前は時間配分を含めた形式慣れのため本番形式の演習をひたすら行いました。二次試験前は新しく過去問に手をつけると逆に焦ると思い、過去問の復習をしていました。
入試本番
余計なことは考えず問題を解くことだけに集中しました。心を折らないことが最優先なので、二次試験の時は既に分かっていた私立併願校の合格をお守りのように思いメンタルを安定させていました。
Q4.「これだけは毎日取り組んだ」「受験勉強中は絶対にこれはやらない」などのマイルール

高3になった瞬間にスマホをできるだけ触らないよう心に決めました。画面表示を白黒にして視覚的な興味を持たないよう工夫し、誘惑となりそうなアプリは全て削除しました。
Q5.大学受験にまつわることで辛かったこと
受験期は周囲の友人と比較し落ち込むことや焦ることが多かったように感じます。自分が誰かより下でも、自分が合格ラインを超えていれば受かるのだから、みんなで第一志望に受かるんだろうな、と楽観的に捉えるようにしていました。
Q6.大学受験をしてよかったことや得られたこと
全力で努力した体験と自分はあそこまで頑張れるのだという自信です。思い通りにいかず焦ることも多々ありましたが、スランプの自覚もそれに悩むことも全て受験や勉強に真剣に向き合っていた証だと思っています。日々の試験も大変ですが受験ほどではないと思いなんとかこなせています。
Q7.大学生活の様子
大学では自分の好きな分野の学習に勤しんでいます。薬学部に行きたかったと先述しましたが、結局現在は理学部生物化学科というところに内定しています。大学2年の前期までで生物系及び薬学系の授業のほか、物理や数学など広くまた割と深く理系科目を学びました。その結果生物分野を掘り下げることに具体的なイメージと納得感を伴い強く惹かれています。ある程度学習を進めてから専門を選択できる東大の制度の恩恵を感じます。
Q8.駿台に通学した感想
50分授業
長すぎず短すぎない時間設定で集中を切らすことなく講義を聞けました。疲れている時も休み時間を挟むことでリフレッシュして授業に戻れました。
自習室
通常授業のある日の授業前や講習期間の授業前後に利用していました。仕切りがあり隣の学生の様子が気になりにくいため自分だけの勉強を集中してできました。
模試
受験者が多く自分の位置を定期的に確認できるため勉強計画を立てるのに役立ちました。解説も分かりやすく詳細なので教材としても非常に有意義でした。