Q1.進学した大学を選んだ理由を教えてください
地元から出て、都内の大学に行きたいと考えていました。早稲田大学は所属の学部を超えて自分の興味のある授業を自由に取れることや、留学のサポートが手厚いことから、在学中に何をやりたくなっても実行できる環境を魅力的に感じて選びました。
Q2.進学した学部を選んだ理由を教えてください
元々経済や経営、商に興味がありました。特に経済は分野によっては数字を扱って分析するため、数学も活かせると思い選びました。正直政治に興味を持ったことはありませんでしたが、新しい学問との出会いも面白いと前向きに捉えていました。
Q3.合格にたどり着くまでの学習状況・メンタル状況
高2
高校で理系科目の成績が悪くなく、就職に困らないイメージがあったので理系を選択しました。建築に興味があったので国公立大学の建築学科を志望しました。部活と生徒会の仕事があり、12月くらいまで自宅での勉強時間は短めでした。
高3・2学期
数学IIIと化学に焦りが出始めました。加えて理系の学科へのモチベーションが大幅に下がってしまい、文転について毎日のように考え始めます。駿台にも相談し、結果的に後悔のない選択をしたいと思い第1志望を早慶の文系に変更しました。
高3・冬
ひたすら国語、特に古文に本気で取り組み、問題集と単語集を終わらせました。幸いなことに国語が得意だったので、冬期講習受講前に過去問は十分な点数を取れていました。ただ総合型選抜で数学IIIも使うため、基礎レベルの反復は欠かさずにしていました。
入試直前
過去問は問題がなさそうだったので、短期間で伸ばせる余地のありそうな英語に集中しました。共通テストに比重を置き、特に倫理政経や物理化学は苦手な範囲を必死にやっていました。共通テストの過去問5年分と、市販の予想問題3冊を受験教科すべて解きました。
入試本番
普段の定期試験からコンディションを第1に考えていたので、本番も十分に睡眠をとっていきました。共通テスト翌日の採点後に点数が思っていたより良くて驚き、無理だと思っていた早稲田大学政治経済学部に大慌てで出願しました。
Q4.こだわり勉強法や勉強グッズ
エナジードリンクを愛用していました(飲みすぎは控えてください)。ルーティーンになっていたので、受験本番でも飲むと心が落ち着き、集中力がより増す気がしました。自習室で飲むと匂いが残るため、主に家で飲んでいました。
Q5.大学受験にまつわることで辛かったこと
同じ人は結構多いかもしれませんが、人生で初めて不合格を受けた時には本当に辛かったです。しかし、すべてに合格するなど都合の良いことばかりではないので、いかに選んでくれた大学、学部との出会いを大切にするかが重要だと思います。
Q6.大学生活の様子
大学には本当に多種多様な人々が待っています。入学してから、私立女子校に6年間いた自分の視野がどれほど狭かったか驚かされました。学生は入試を突破してきただけあって、みんな学問に真摯に向き合っていて、それが当たり前なところが良いなと思います。、私は3サークルを掛け持ちしていますが、早稲田大学はサークルが数多くあるので珍しいことではありません。趣味のカフェ巡りに付き合ってくれる友達がたくさんできました。
Q7.これから大学受験に臨む方へのメッセージ

自分のことを一番よくわかっているのは結局自分しかいません。だから、後悔しないように最終的には自分で全て決めてほしいと思います。私は現役時代自分の能力に自信が持てず、、文転すらも諦めかけていました。でも受験という人生の重要な局面だからこそ、自分を信じてあげて、やる気は自分で出すしかないです。想像がつかないかもしれませんが、合格したらちゃんと華の大学生活は待っているので、今はひたすら頑張ってください。
Q8.駿台に通学した感想
講師
授業のスタイルが様々で、自分に合う授業を見つけられました。テキストから発展して、差をつけられる内容のオリジナルのプリントもいただけます。豊富な経験から、合格に直結する勉強方法や本番で効果的なテクニックを教えてくれるのも心強いです。
教材
最難関クラスの講座を受講していましたが、高2から入試レベルの問題に触れられることで、難問にも諦めず取り組む根気が培われました。入試頻出の問題が無駄なくまとめられていて、直前期の復習にも非常に役立ちました。
雰囲気
難関大学への合格を本気で目指している人が多いため、私語も少なく、休み時間も自習をしている人がほとんどです。講習期間は友人と約束して、自習室で勉強した後お昼休憩をとるのがルーティーンです。
模試
駿台全国模試は難易度は高いですが、その分講座のテキストにも匹敵するくらいの内容の濃さだなと思っています。直前期に本気で解きなおすのも非常に効果的でした。どこの分野が弱いのかを定期的に確認し、修正する機会にもなり良いです。