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大学を知るQ&A -キャンパスライフ-

監修者:駿台予備学校 教務課

目次

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大学の科目・時間割について教えて

大学は高校のように決まった時間割があるわけでなく、必修科目、必修選択科目、選択科目などの中から自分で選んで時間割を作っていきます。特に1・2年生では、文系理系の垣根にこだわることなく、好奇心を発揮して幅広い教養を学んでいくとよいでしょう。一般的には、4年生になると授業中心というより、就職活動や自分の研究に集中するような学習スタイルになります。授業は学生の主体的な参加を求めるアクティブ・ラーニングが活発に行われており、今まで以上に積極的な姿勢が求められます。課題に取り組む一連のプロセスを実践するPBL(Project Based Learning)(問題解決型学習・課題解決型学習)、学習をもとにボランティア活動などに取り組むサービスラーニングなどが一例です。

大学の成績はどのように評価されるの?

GPA( Grade Point Average )とは、大学で行われている成績評価方法です。成績の評価(A、B、Cなど)ごとにポイントを決め、そのポイントの総合計の平均によって成績を評価します。国際的に普及する基準のため各大学で導入が進んでいます。3つのポリシーの記事でも紹介しましたが、「大学で学んでどのような力を身に付けることができるか」、いわゆる「学士力」を社会に対してわかりやすい形で示すことが、ますます求められています。学士力には、専門知識や技能だけでなく、それを活かす能力や態度(例えば、コミュニケーション能力、チームワーク、自己管理能力など)も含みます。大学入学後も積極的に学び続ける必要があることは言うまでもありません。

部活動やサークル、インターンシップに参加したほうがよい?

コロナ禍で残念ながら活動が制約されている場合がありますが、大学では授業以外にもさまざまな交流の場があります。高校時代に比べて、さらに多様な人々と関わることができるのも大学ならではの魅力です。そこで同じ目標に向かって協力して取り組んだ経験は、実社会でも評価されます。状況が許せば、積極的に参加しましょう。そのほか、ボランティア活動やインターンシップなど、実社会に触れる機会は数多くあります。また、興味のあるテーマに関連する学外のセミナーやシンポジウムに参加することもできるでしょう。大学生活では、先輩や社会で活躍する卒業生との縦の交流に加えて、他学部や他大学の学生との横の交流も盛んに行われています。

大学院への進学を検討したほうがよい?

高度な知識や理論が求められる時代を迎えて、大学卒業後に大学院(博士課程)で研究を続けることもキャリアアップに有効です。社会でしばらく働いてから大学院への進学を志す人もいます。新しい知識が次々に登場して常にアップデートしていかなければいけませんから、生涯にわたって学び続けることが必要です。大学もこうしたニーズに応えた教育を提供しています。また、特に理系では、学部と大学院が一貫した教育体制を展開している大学もあり、大学院進学者が多い傾向があります。大学院進学にあたっては具体的な研究計画書を提出しますので、学部在学中から研究したいテーマを具体的にしておく必要があります。また大学院の飛び入学や早期修了を実施している大学・大学院もあります。

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