No.4027

一橋大学 経済学部 経済学科へ受験合格体験記

笠原 健人さん
大学・学部
一橋大学 経済学部 経済学科
学年(2024年度現在)
1年生
出身高校
城北高校
出身地(都道府県)
埼玉県
得意科目
数学
苦手科目
国語
現役進学or浪人経験
現役
駿台在籍時の校舎
お茶の水校
目次

Q1.進学した大学を選んだ理由を教えてください

中学校の頃から私立中学・高校の教員になりたいという思いがありました。そして、高1の終わりに文理選択をするときに、文系に進みたい思いはあったものの、数学が得意科目でもあったので迷っていたところ、文系なのに数学の教職がとれる大学ということで一橋大を見つけました。文系大学の最高峰であるということも魅力的で、勉強のやる気につながりました。

Q2.進学した学部を選んだ理由を教えてください

上に重なるところがあるのですが、一橋大の経済学部だけが数学の教職をとれるということで選びました。また、経済学を勉強していく上で、微分積分など、数Ⅲの知識が前提になることも多く、いい学びになるのでは、という思いもありました。他にも、経済学部の学部選択科目の中で多くの数学の授業が開講されていることも要因の一つとなりました。

Q3.合格にたどり着くまでの学習状況・メンタル状況

高1

コロナの流行と、高校から帰宅部になったことが重なって、暇を持て余していました。そのため、長期休暇には1日最低3時間程度勉強するようになりました。しかし、ほとんどの時間を数学に費やしてしまったせいで、このころから数学が得意科目になっていきました。

高2

4月に入ってからは勉強メインの生活をしていました。とはいってもほとんどの時間を数学と、そして数学好きな友達と一緒に過ごしていました。歴公は高3からでも間に合うと楽観視していたため、3学期に入って模試の判定に社会が反映されるようになると露骨に成績が下がった記憶があります。

高3・1学期

数学は完全に過去問対策にシフトしました。国語は学校の授業でちびちび過去問を進め始めたのでその流れに身を委ねました。授業は受けるだけで終わらせず、まとめノートをつくり、重要事項を確認しなおしました。

高3・夏

せっかくの長期休暇ということもあって、各科目もう一度基礎レベルから確認しなおしました。学校で講習がある時は1日学校で、ない日は1日駿台で勉強するという生活を続けていました。

高3・冬

12月は共通テスト対策、特に、世界史・国語対策に完全にシフトしました。本当に苦手で、焦る気持ちもありましたが、「共通テストは所詮一次」と自分に言い聞かせ続けました!

入試直前

幸い、共通テストで大失敗することはなく、一橋大を後期でも受けることができそうだったので、2回受けられるなら流石に1回は受かるだろというメンタルでした。この時期はひたすら過去問を解き続けて二次試験の感覚を忘れないようにしていました。

入試本番

本番3日前に風邪(コロナか?)をひき、最悪のコンディションで試験を受けることになってしまいました。焦るだけの元気もなく、なんとなく試験を受けていたら受験が終わっていました。呆気なかったです。

Q4.「これだけは毎日取り組んだ」「受験勉強中は絶対にこれはやらない」などのマイルール

自分で1週間ごとに定めた1日の勉強予定を絶対遵守するということをルールにしていました。もちろん、そのせいで睡眠時間が少なくなる日もたくさんありました。その分、土曜日の勉強量を少なめにしていたので、土曜日はいつも気絶したように寝ていました。今思えば、毎日計画通りにいかなくてもしっかり寝て、土曜日に借金を返済すればよかった気がします。

Q5.こだわり勉強法や勉強グッズ

友達と通話しながら勉強することが好きでした。学校や塾から帰ってくると疲れてしまって勉強する気が湧かないことも多いと思います。そこで、事前に友達と勉強しておく約束をしておくと、不思議とやる気が出てくるものです。もちろん、通話しながらだと効率は落ちます。しかし、勉強する科目や内容を工夫すると意外とうまくいきます。得意不得意はあると思うので、ぜひ一度お試しください。

Q6.大学受験をしてよかったことや得られたこと

一橋大はほかの大学で90分授業が多い中105分授業が導入されています。もし、高校の頃にきちんとした勉強習慣を身に付けることができなかったのならば、集中し続けることは困難だったでしょう。また、どのぐらい勉強したらどのぐらいの点数をとれるのかの肌感覚を得られたことで、大学での課題や試験に効率良く対処することができます。

Q7.これから大学受験に臨む方へのメッセージ

体調管理だけは怠ってはいけません。僕は高3の春には胃腸炎になり、秋にはインフルエンザにかかりました。受験期の1日は1日以上の価値があります。寝込んでいたら時間がもったいないです。それに、本番に体調を崩すなんてことはもってのほかです。みなさんはきちんと寝てますか。健康な食事ができていますか。本番までの時間がなくて焦る気持ちも分かりますが、それで体を壊したら元も子もありません。僕を反面教師にしてください。心と体を大切に、皆さんが満足のいく受験をできることを祈っています。

Q8.駿台に通学した感想

50分授業

最初駿台に入塾したとき、授業が3時間弱もあるのか!と驚きました。集中力がもつかが不安でしたが、実際は50分授業10分休憩のサイクルで集中力が切れる、なんてことはありませんでした。

講師

一橋を受験するにあたり、先生に一橋大対策の独自プリントを頂いたり、添削をして頂いたりと、大変お世話になりました。テーマの重要度によって緩急のついた分かりやすい授業進行が非常に心地よかったです。

自習室

自習室を利用したくて駿台に入ったといっても過言ではないほど、僕は駿台の自習室推しです。学校がない日はもちろん、ある日も夕方から利用するなんてことはよくありました。家より娯楽が少ないので、長時間、集中して勉強できます。そしてなにより、居座っても怒られない!

職員スタッフ(学習コーチ、進路アドバイザー、クラスリーダー)

僕を担当してくださったクラスリーダーの方に憧れて僕もクラスリーダーになりました。数回面談した頂いたのですが、いい教材を紹介してもらったり、模試の結果についてアドバイスをして頂けたことにとても感謝しています。

模試

駿台全国模試は、応用力の試される、非常に手ごたえのある模試です。どの問題を確実にとり、捨てるかなどの本番さながらの戦略を求められるのも魅力的です。特に、駿台ベネッセ模試は非常に精度の高い模試だと思います。

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