No.4035

東京大学 文科一類へ受験合格体験記

吉田 真喜さん
大学・学部
東京大学 文科一類
学年(2024年度現在)
2年生
出身高校
桜蔭高校
出身地(都道府県)
千葉県
得意科目
世界史・数学
苦手科目
英語
現役進学or浪人経験
現役
駿台在籍時の校舎
お茶の水校
目次

Q1.進学した大学を選んだ理由を教えてください

高校の友人の影響もあり、最高峰のレベルで学びたいという憧れを持ったことがきっかけです。進学選択制度やクラス制度にも魅力を感じたこと、サークル活動も盛んで充実した大学生活を送れそうだと思ったことから高1の頃には東大を第一志望に決めました。

Q2.進学した学部を選んだ理由を教えてください

中学生の頃から漠然と法曹の世界に興味を持っていましたが、中3で初めて裁判を傍聴しに行ったことが決め手になりました。高2のときには裁判の傍聴の後に実際に検事の方にお話を伺う機会があったことから憧れが強まり、法律を学ぶことで社会の仕組みのようなものをより深く理解して社会に貢献したいと思うようになりました。

Q3.合格にたどり着くまでの学習状況・メンタル状況

高1

コロナで学校が休校になり部活も無くなったタイミングで数学をきちんと学び直し苦手意識がなくなったことが受験にも非常に役立ちました。逆に英語は学校の勉強以外何もしておらず、高3まで苦労したのでこの期間はかなり重要だったのかなと思っています。

高3・1学期

学校では周りも受験モードになって焦りを感じていました。焦りから過去問にも手を出してしまいましたが基礎がまだまだだったので全然解けず、メンタルが不安定になってしまったので、基礎の大切さを強く感じました。

高3・夏

地歴の通史の暗記をまだ終えていなかったので、かなりの時間を費やして一通り覚えました。他の科目は駿台の前期の授業の復習、講習の予復習をやりつつ過去問にはあまり手を出さずに基礎的なところで抜けがないようにしていました。焦りもありましたが、変に過去問に手を出しすぎずに基礎固めを行なったことで、秋以降の過去問演習が楽になったように思います。

高3・冬

年内は基本的に二次対策を行い、年明けからはひたすら共テの過去問と予想問題の演習を重ねました。基礎的な知識や実力はついている自信があったのでとにかく量をこなして慣れることを意識しました。

入試本番

多少は緊張しましたが、直前期は過去問をひたすら解いていたので本番も割と平常心で臨めました。全ての科目で問題を解く順番や時間配分等を決めておいたことで問題を見てから焦るということがなくて良かったです。

Q4.大学受験にまつわることで辛かったこと

得意科目・苦手科目が明確でなかったため模試によってどの科目ができたかが大きく変わり、何を重点的にやっていいかわからない時期があったことです。模試の成績に左右されるのではなく普段の勉強や過去問演習での手応えを信じて勉強時間を考え直したことで精神的にも楽になりました。

Q5.大学受験をしてよかったことや得られたこと

受験を通して自分の苦手科目や精神的なストレスにも向き合って乗り越えた経験は、忘れられない成功体験であり何かをするときの励みになっています。大学生になって国家試験や大学の試験に向けて勉強しているときの集中力や自分で計画を立てて勉強する力は受験で得られたものであると確信しています。

Q6.大学生活の様子

大学は高校までとは比べものにならないくらい自由な環境であり、様々なバックグラウンドや価値観を持った人がいる本当に面白いところです。個性的で尊敬できる人たちに囲まれて刺激を受け、自らも成長しているのを感じます。好きな勉強や所属しているオーケストラサークルの活動に打ち込んだり、2ヶ月余りの長期休みで旅行に行ったりして充実した日々を送っています。

Q7.これから大学受験に臨む方へのメッセージ

受験は長いようで意外と短くあっという間です。思うように成績が伸びなくて精神的に辛いとき、何となくやる気が出ないときなどもあると思いますが、そんな時でもとにかく机に向かって勉強を始めてみてください。自分の苦手に向き合い乗り越えた経験は一生ものです。できることを限界までやって最後は気持ちで合格を掴んでください。応援しています。

Q8.駿台に通学した感想

50分授業

集中力が切れそうなタイミングで休み時間が来るため3コマあっても集中力を切らすことなく授業に参加することができました。また、10分の休み時間で授業の内容を簡単に自分の中で整理する時間が取れたことも良かったです。

教材

東大コースの教材は合格につながる厳選された良問が多いと感じます。量が多すぎないため無理なくこなすことができますし、特に数学は闇雲に過去問をやるよりも駿台の教材の問題を完璧にすることを意識していました。

自習室

受験生のときは授業がない日でもほぼ毎日利用していました。やる気が出ない日でもとにかく家を出て自習室に行くことで勉強しようという気持ちになれました。その日の気分によって個別ブース型自習室と開放教室を使い分けることで気分転換にもなりました。

職員スタッフ(学習コーチ、進路アドバイザー、クラスリーダー)

クラスリーダーの方には、過去問について質問したことをきっかけにその後も受験直前まで気にかけてくださいました。合格発表の日に駿台に行って合格を報告できたことがとても嬉しかったです。

模試

共通テスト型模試や東大入試実戦模試はそれらをペースメーカーにして勉強していました。駿台模試は難易度も高く、実力を測れる問題が揃っていたので、苦手分野や仕上がっていない部分を見つけるのに役立ちました。

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