Q1.進学した大学を選んだ理由を教えてください
高2の夏のオープンキャンパスで、キャンパスツアーや模擬授業に参加し、学問のための充実した環境や歴史あるキャンパスに強く惹かれたためです。私は文系でしたが、人類学などの文系と理系にまたがる分野にも興味があったため、入学時に学部が分かれておらず、授業の履修の自由度が高いという点にも魅力を感じました。
Q2.進学した学部を選んだ理由を教えてください
入学以前は文学部で歴史の研究をしたいと思っていました。そのため、進学選択で文学部への進学者が最も多い文科三類を志望しました。他の科類から文学部へ進学することも可能であることは知っていましたが、文科三類の方が興味分野の近い人たちに出会いやすいのでは、と考えました。
Q3.合格にたどり着くまでの学習状況・メンタル状況
高2
高校の定期試験対策を軸に勉強に力を入れ始めました。駿台に通い始めたのは高校2年生の5月です。水泳部に所属しており、週4日は活動がありましたが、高校2年生のうちからコツコツ勉強していたことで、大きな貯金を作れたと思います。
高3・2学期
夏休み以降思うように成績が伸ばせず、一時期は勉強から逃げがちになりました。11月の中旬に親や高校の先生にうまく行かない点や不安を吐露してから気持ちが楽になり、再び勉強に向き合えるようになりました。
入試直前
共通テスト後はひたすら過去問演習を行いました。苦手な数学よりも、最も得点を伸ばせそうだった地歴に注力したことは、直前期においては良かったと思います。不安になった時は、自分にできることをやり切ろう、とだけ考えるようにしました。
入試本番
自分に自信が持ち切れなかったので、「東大入試は難しいのだから、できない問題があって当然。できる問題をしっかり取り切ろう。」と考えるようにしたところ、あまり緊張したり動揺したりせずに本番に臨むことができました。
Q4.こだわり勉強法や勉強グッズ

勉強時間の使い方として、「これは机がないとできない勉強かどうか」をよく考えました。通学にかかる時間が長かったため、単語や地歴などの暗記は通学の電車内で済ませることで、数学の演習などの机がないとやりづらい勉強にかけられる時間を最大化できるよう心がけていました。
Q5.大学受験にまつわることで辛かったこと
高校生活において、部活動での成績など勉強以外のものを犠牲にして勉強に取り組んできた部分もあったため、一旦成績が伸び悩むと「大学受験で結果を出せなかったら、自分にはいったい何が残るのだろう」という不安に苛まれることが多くありました。
Q6.大学受験をしてよかったことや得られたこと

どうしても達成したい目標のため、泥臭く挑戦し続ける姿勢が身についたと思います。また、大学受験を通してそういった姿勢の尊さに気づけたことは、現在の大学生活にも活きていると思います。実際、東大には勉強でも趣味でも、何事も全力で取り組む人が多く、日々刺激を受けて自分も頑張ろうと思えています。
Q7.大学生活の様子
高校に比べて大幅に生活の自由度が上がりますが、それはつまり「漫然と過ごしていればいつの間にか時間が過ぎていく」ということでもあります。何もしない自由を満喫するにしても、勉強や趣味に没頭するにしても、自分が大学の4年間をどう過ごしたいか考えることは大事だなと感じています。私は1年生の夏にイギリスへ短期留学に行きました。今は社会心理学という分野の勉強の傍ら、陸上部で駅伝やマラソンに取り組んでいます。
Q8.駿台に通学した感想
講師
どの科目も分かりやすく体系的な授業をしていただけるため、毎回確実に知識を積み重ねている感覚が得られました。講師室へ質問しに行くと、私が分からないポイントをうまく言語化できない時にも、一緒に考えて教えてくださいました。
教材
志望大学別の講座では、その大学の傾向をしっかり網羅した教材が用されており、過去問以外でも実戦的な演習の機会を豊富に得ることができたと感じます。
自習室
私は家にいるとなかなか勉強しなかったため、駿台の自習室は周囲の目があって緊張感を持てる場所としてとても重宝しました。お茶の水校3号館8階の銀杏自習室がお気に入りでした。
職員スタッフ(学習コーチ、進路アドバイザー、クラスリーダー)
受験生活は初めてのこと、分からないことだらけであり、進路アドバイザーやクラスリーダーの方との面談では沢山有益なアドバイスをいただきました。クラスリーダーの方が話す大学生活の様子は、勉強のモチベーションを上げてくれました。