Q1.進学した大学を選んだ理由を教えてください
出身である静岡県内で医師として働くことを目標としていたため、浜松医科大学が自分にとって最適な大学であると考えたからです。また、出身高校も浜松市内のため、同じ志を持った友人が多くいることも浜松医科大学を選んだ理由の一つです。
Q2.進学した学部を選んだ理由を教えてください
小さい頃から漠然と「人の役に立つ仕事に就きたい」と思っていました。また私の祖父が肺を一部切除する手術をしてもらった先生に感謝している姿を見て、一番人の近くで直接人を助けて感謝される職業である医師に興味を持ち、医師になることを志すようになりました。
Q3.合格にたどり着くまでの学習状況・メンタル状況
高1
1学期の定期テストの結果が悪く、医学部を目指すためにはもっと校内順位を上げなければいけないと思いながら勉強しました。部活は軽音楽部に所属していたのですが、バンド活動は週に1回であとは自主練のため、勉強時間は十分に確保することができました。
高2
運動部に入っている人たちより勉強時間が確保できていたおかげで、高2のテストでは高1の頃より好成績を取ることができました。しかし、それと同時に少し受験勉強に対する気の緩みが出てきてしまいました。
高3・1学期
高2の後半で生じた気の緩みによって成績が落ち込み、それを挽回しようとしましたが、高校生活最後の学校行事に打ち込んでしまい、受験生としての意識は周りより低かったと思います。
高3・夏
自分はまだ軽音楽部の活動をしていた時期でしたが、周りの運動部の友人たちが部活を引退して勉強に費やす時間が増えていったことで、自分が置いていかれている気がして危機感を持ち始めました。
高3・2学期
秋に学校行事が終わり、本格的に受験勉強を始めなければならない時期になっても、行事の感覚からなかなか抜け出せず、焦る気持ちとは裏腹に受験勉強に向き合いきれない自分がいました。
高3・冬
高校の化学の授業の進捗が遅く、この時期になってようやく全範囲の学習を終えたので、演習量が圧倒的に足りず、化学が総合成績の足を引っ張っていました。
入試直前
入試直前になっても理科の演習不足による不安が払拭できずにいました。しかし、得意の英語を武器にしてできるだけ共通テストの点数を稼ごうと前向きに考えていました。
入試本番
共通テストが自分のベストを出せていないのが心残りでしたが、「今できることをやるべき」と考えて、二次試験は自分のベストを出せたと思います。正直、合格したのではないかと思えるほど気持ちよく受験を終えることができました。
1浪の冬
1年前の反省を生かして、とにかく理科を極めて現役生との差を作ろうと努力しました。現役の時よりも自分に向き合える時間が多かった分、冷静な分析をして戦略的な受験勉強ができたと思っています。
高卒時入試本番
1年頑張った自分は絶対に裏切らないと信じてとにかく前向きな気持ちで挑みました。共通テストも現役の時から50点以上伸びて自信に満ち溢れていました。
Q4.こだわり勉強法や勉強グッズ

物理の授業で作ったノートは大切にしていました。現役の時は時間がなく微分積分を用いた物理の解き方を理解できずにいましたが、浪人期は物理の本質に向き合いながら楽しく勉強することができました。大学に入ってからも駿台の物理の授業はとても役立っています。
Q5.大学受験をしてよかったことや得られたこと
失敗してもなんとかなるということを学びました。現役の時は落ちたことに対してもちろん落ち込みましたが、こんなところでへこたれてはいけないと思い1年頑張ったことで、学力だけでなく人間としても成長することができたと思っています。
Q6.大学生活の様子
バドミントン部と軽音楽部に所属していて、どちらも楽しく活動できていて、この大学に入れて本当に良かったと思っています。勉強はもちろん大変ですが、自分で選んだ道だから頑張れています。みんな同じ志を持った人たちなので、一緒に勉強して支え合っていけるのが医学部単科大学の強みだと思います。
Q7.これから大学受験に臨む方へのメッセージ
とにかく、自分に正直に向き合うことが大事です。遠回りの思えても、自分がやりたいこと、行きたい大学について正直な意見を持つことが努力のモチベーションになります。親や学校の先生などと進路について話す中で、自分の意見とは異なることを言われることもあると思いますが、そこで折れずに自分の意見を伝えることが大切です。
Q8.駿台に通学した感想
50分授業
僕は集中力が続く人間ではないため、駿台の50分授業はとてもあっていたと思います。また、1日に多くの教科の授業を受けられるため、飽きずに勉強を続けられました。
自習室
1年間ほぼ毎日自習室に通っていました。個別ブース型の自習室は特にお気に入りで、自分の勉強に必要なもの以外を机の上からシャットアウトできたことが、学習の質の向上につながったと思います。
職員スタッフ(学習コーチ、進路アドバイザー、クラスリーダー)
学習コーチは非常に親身になって面談をしてくださいました。その時自分が悩んでいることを打ち明けると、必ず役に立つアドバイスをくださったので本当に支えになりました。