Q1.進学した大学を選んだ理由を教えてください
生まれ育った京都で医師として働きたいという思いが以前からありました。その上で、京都府立医科大は京都府内で医師不足が問題となっている地域の医療を担う医師の育成に力を入れていると知り、また学生のうちから地域医療に触れる機会があることに魅力を感じて志望しました。
Q2.進学した学部を選んだ理由を教えてください
幼い頃に妹を救ってくれた医師の姿に憧れ、中学生のころから漠然と医師になりたいと考えていましたが、実際に決意したのは高1の時です。生物系や宇宙工学系にも興味があったのですが、将来どんなことがしたいか真剣に考えた結果、やはり人の命を救う医師の仕事が私にとって一番魅力的だったため、医学部に進学しました。
Q3.合格にたどり着くまでの学習状況・メンタル状況
高2
1月にそれまで所属していた弓道部を引退し、そこから受験勉強に取り掛かり始めました。毎日学校が終わった後や日曜日にも塾の自習室に通うようになったのはこの時期からです。
高3・2学期
文化祭、体育祭といった学校行事が連続し、勉強時間があまり確保できませんでした。その中でも、1日に最低でもこれだけはやるというタスクを設定して勉強を進めていました。
1浪の冬
毎日、「今年もダメだったらどうしよう」という不安が頭によぎっていました。不安で余裕がなくなってしまった時は、両親にそれを吐露して全て不安を聞いてもらい、時には涙することでリセットしていました。
高卒時入試直前
寒さとプレッシャーに弱く、体調を崩すことが多かったので、しっかり食べて十分に寝ることを一番に考えていました。「今までやれることはやってきたからあとは体調を整えれば大丈夫」と自分に言い聞かせていた毎日でした。
Q4.「これだけは毎日取り組んだ」「受験勉強中は絶対にこれはやらない」などのマイルール

朝9時ごろから夜の閉館まで駿台で勉強することは毎日徹底していました。その代わり、家ではリラックスして過ごすことにしていたので、オンオフの切り替えが上手くできました。
Q5.大学受験にまつわることで辛かったこと
模試で結果が出なかったことが多く、今まで勉強してきたことは身についているのか、このまま勉強し続けても合格できないのではないかと不安に感じることが度々あり、それが辛かったことでした。私は友人と話すことで気分が晴れるタイプなので、他愛のない会話をすることで不安を軽減していました。
Q6.大学受験をしてよかったことや得られたこと
自分ができる最大限の努力をした経験を得られたことです。それは、毎日コツコツ勉強し続けることももちろんですが、時に自らの限界を知り、その限界を補って目標に到達するためにはどうすればよいのか自分に合った方法を見つけることも含まれると思います。受験生活を通してこのような経験ができたことは今でも自信に繋がっています。
Q7.これから大学受験に臨む方へのメッセージ

受験は周りとの戦いではなく、自分自身との戦いです。勉強スケジュールや勉強法、模試結果など、つい周りと比較して影響されがちになると思いますが、自分のやるべきことをしっかり見定めそれを継続するという軸をブレずに持ってください。それを信じて毎日コツコツ努力し続ければ、本番ではそれまでの自分が味方してくれます。挫けることはあっても腐らずに、自分自身と向き合い続けてください。応援しています。
Q8.駿台に通学した感想
講師
それまで暗記だと思っていた部分を理論的に説明してくださったり、共通して使える考え方をまとめてくださったりと、とても参考になる授業が多く、大変ありがたかったです。
自習室
毎日個別ブース型自習室で勉強していましたが、気分転換がしたいときには開放教室を利用していました。集中力が切れてきた時でも、同じクラスの仲間が勉強している姿に刺激を受けることができ、良い環境でした。
入試情報
学習コーチの方が毎週のロングホームルームで入試情報を説明してくださったことがとてもありがたかったです。情報戦と言われる医学部入試ですが、この点では不安になることがありませんでした。