Q1.進学した大学を選んだ理由を教えてください
京都大学は『自由の校風』を謳っており、所属学部学科によらず様々な分野の授業を受けられるところに魅力を感じました。また京都大学は研究大学なので、より最先端の研究に携わることができます。深い専門知識とともに、他の分野に対する造詣も身に付けるのに最適な大学と感じ、京都大学を志望しました。
Q2.進学した学部を選んだ理由を教えてください
将来、工業の分野の研究開発に携わりたいと思い工学部を志望しました。ただ、自分が将来どのような分野のものを研究したいのかは決まっていなかったので、核融合などのミクロな世界のことから航空宇宙などマクロな世界のものも、研究分野が幅広い物理工学科を志望することにしました。
Q3.合格にたどり着くまでの学習状況・メンタル状況
高1
少林寺拳法部に所属しており週に4回活動がありました。また大会や昇級試験が年に計5回あったのでかなり忙しかったです。けれどもその日に習ったことはその日中に復習するよう心掛けていました。
高2
高2の冬に引退し、そこから駿台に通い始めました。数学を自身の武器にしたかったので、数学の講座を受講しました。勉強に充てられる時間も増え、いよいよ受験生になることを意識し始めた頃です。
高3・夏
志望校を京都大学工学部物理工学科に決めました。8月にある第1回京大入試実戦模試で良い結果を残すことを直近の目標とし、個別試験の過去問演習や各教科の応用問題を解いていました。
高3・冬
第2回京大実戦模試の結果が芳しくなかったため12月中旬頃まで個別試験対策を行っていました。12月下旬からは共通テストにシフトし、ひたすら過去問を解いて間違えた所の復習を繰り返していました。
入試直前
共通テスト前は、過去問演習や今までの共通テスト模試で判明した自身の弱点を潰すことを心掛けていました。個別試験前は今までの模試や塾の教材を見直し、全問解けるよう徹底的に演習していました。
入試本番
とても緊張しましたが自身ができること全てやってきたという自信を持って試験に臨むことができました。試験が全て終了後、結果はどうあれ悔いはないと心の底から思え、清々さを感じました。
Q4.「これだけは毎日取り組んだ」「受験勉強中は絶対にこれはやらない」などのマイルール
市販の英単語帳を毎日通学途中に必ず見ようにしていました。また勉強中はスマホの電源は切るようにしており、睡眠時間は絶対に7~8時間確保するようにしていました。
Q5.こだわり勉強法や勉強グッズ
特に復習を重要視していました。なるべくその日に習った範囲のことはその日のうちに復習し、時間があれば問題集の基礎問題を解いていました。そして週末にその一週間で習った範囲を問題集を使って復習するようにしていました。その際自分が分からない所を完全に洗い出し、疑問点を残さないように心掛けました。
Q6.大学受験にまつわることで辛かったこと
成績が上がらず焦ってしまうことでかえって勉強に身が入らなくなった時が一番辛かったです。そのような時は両親や先生に話を聞いて貰っていました。他人に対して自分の気持ちを伝えることで、自分の感情が整理でき、客観的に自身の足りないところを見直すことができたと思います。
Q7.大学受験をしてよかったことや得られたこと
学力を身に付けただけではなく、『全力で何かに取り組む』経験ができたことです。自分の弱点に向き合い、一つのことに専念した経験は自分に大きな自信をもたらしてくれたと思います。また努力を継続する経験はきっと将来に役立つのではないかと思います。
Q8.これから大学受験に臨む方へのメッセージ

受験生活はしんどいことばかりだと思います。それでも大学受験は何か一つに全力に取り組む経験を積めるかけがえのない機会です。きっと勉強以外にも多くの成長をもたらしてくれます。なにより受験会場を出た後に胸を張って「自分がやれることは全てやったから後悔はない」と言えるような高校生生活を送ってください。応援しています。
Q9.駿台に通学した感想
教材
1つの問題から多くのことを学べるような良問が多く、非常に効率的に新たな知識を吸収することが出来ました。また受験直前に特定の分野を見直す際に重宝しました。
自習室
家で集中できなくなった時によく利用していました。移動中に軽くリフレッシュもできますし、家とはまた違った緊張感の中でさらに勉強に集中できました。
模試
幅広い難易度の問題が出題され、自身の弱点を効率よく見つけられました。解説には別解も多く記載されていたためより多くの解答方法を学ぶことができました。