Q1.進学した大学を選んだ理由を教えてください
小学生のころから京都大学に入りたいという夢がありました。第一志望ではない中高大一貫校の私立中学に通いながらも、京都大学に行きたいという憧れを捨てきれず、自分の意志で高校受験をすることを決意しました。高校受験ではより勉強に集中し、京都で御三家と呼ばれる高校に入学することができました。そこから本格的に京都大学を視野に入れて勉強をし始めました。
Q2.進学した学部を選んだ理由を教えてください
小さいころからモノ作りが大好きでした。カプラをしたり、戦隊ものを組み立てたりするのが好きでした。モノ作りが好きというのはずっと変わらず、大きくなってからも将来はロボットを作る職業に就きたいと考えるようになりました。そこでロボットを学べる工学部の機械システムを勉強したいと思うようになりました。
Q3.合格にたどり着くまでの学習状況・メンタル状況
高1
高1の時には学校で実施される小テストで平均以上を取るよう、必要最低限の勉強をしていました。とりわけ校内成績が良いということもなく、平均的な成績を取っていました。勉強よりは部活動や文化祭の練習に取り組んでいました。
高2
高2の前期はほとんど勉強せず、校内順位も大きく下がりました。このころから駿台に通い始め、数学・物理・英語を受講しました。後期になると、得意教科の数学と物理をたくさん演習し、武器にするようにしました。
高3・夏
高3からは勉強量がとても増え、勉強メインになっていきました。受験勉強にシフトする時期はみんなと同じくらいでした。空いている時間は過去問をして、夏ごろには数学と物理の過去問は25年分くらい解き終わりました。
入試直前
共通テストは苦手で、案の定周りより点数が低かったですが、気にせずすぐに切り替えました。そこからは化学をやり続ける日々でした。1か月で化学の過去問20年分を解き切り化学の力が格段に上がり、数学物理に並ぶくらいの得意教科になりました。
入試本番
入試当日に道に迷い少し焦りました。しかし初めの教科が国語で解いているうちに自然と落ち着きを取り戻しました。前日に眠れなかったこともあり、1日目が終わると少し熱っぽかったので、化学の過去問を1つ解いて寝ることにしました。
Q4.「これだけは毎日取り組んだ」「受験勉強中は絶対にこれはやらない」などのマイルール
僕は英単語、古文単語を毎日みて、数学の解法集も毎日見るようにしていました。僕はゲームは受験勉強中もやっていて、時間を決めてメリハリをつけてリフレッシュさせていました。
Q5.こだわり勉強法や勉強グッズ
勉強法に関しては、数学の勉強法にこだわりがありました。ただひたすら解くのではなく分からなかった問題があれば、どこが分からなかったのかを明確にし、それをノートにまとめていました。そうすることで次にその解き方を使う場面が来た時に反応できるようにしました。実際、入試本番でもこのノートにまとめたものがでて、やってよかったと思いました。
Q6.大学受験にまつわることで辛かったこと
成績がなかなか上がらないことが辛かったです。直前まで判定がE判定でした。どれだけ勉強しても追いつけない人やどれだけ考えても理解できない問題に頭を悩ませたことは数え切れません。しかし、このままでは終われないと、そこからは悪かった模試の判定をモチベーションに変えて勉強に励みました。
Q7.大学受験をしてよかったことや得られたこと
大学受験を通して一つの目標に向かって努力する力が付いたと思います。家族が期待してくれている、先生が期待してくれている、という気持ちをバネに、挫折しそうになっても頑張る力が付いたと思います。一度挫折を経験しているからこそ、同じ経験をしまいと必死に努力する力は受験だけに限らず、社会に出てからも自分の強みになると感じています。
Q8.これから大学受験に臨む方へのメッセージ

受験生の1年は本当に短いです。模試の結果を見ると落ち込むことがあるでしょう。その時は落ち込むだけ落ち込んで下さい。でも、落ち込むだけではいけません。僕は成績が悪ければ悪いだけモチベが上がりました。どこが自分に足りていなかったのかを分析し、次間違えないようにすればいいです。受験に必要なものは、自信、感謝、平常心だと思ってます。周りを頼り、応援してくれる人に感謝して受験を乗り越えてください!
Q9.駿台に通学した感想
講師
僕は駿台に入学したときの先生に恵まれていました。素晴らしい先生方のおかげで苦手だった英語はもちろん、得意教科である数学や物理もより洗練されたものになったと実感しています。
自習室
駿台の自習室は自分の気分に合わせて選ぶことができます。集中できないときや気分が乗らないときは普段と違う自習室を利用することによって気分を切り替えていました。時間も50分に一度鳴るチャイムによってリフレッシュできるのが個人的に良かったです。
職員スタッフ(学習コーチ、進路アドバイザー、クラスリーダー)
模試の結果が返ってきたとき、クラスリーダーや進路アドバイザーの方々が具体的なアドバイスをしてくれました。ここから挽回するにはどう勉強に取り組めばいいのかなど、戦略的なアドバイスもあり、本番では理想の点数の取り方をすることができました。