Q1.進学した大学を選んだ理由を教えてください
総合大学で生徒数が多く、研究設備が整っているところに惹かれたこと、また研究室も様々で、興味のある分野を幅広く学べそうだなと思い志望しました。兄がこの大学に行っていて度々大学の話を聞けたり、実家から通える距離にあるのも良かったです。
Q2.進学した学部を選んだ理由を教えてください
高校生の時に食品をテーマに論文を執筆したことがありました。食品開発に興味があり、はじめは農学部と工学部で迷っていました。大阪大学には農学部がありませんが、興味本位で研究室を調べていると、大阪大学の工学部に私が高校生の時に研究していた内容に近い研究室を見つけ、工学部に決めました。
Q3.合格にたどり着くまでの学習状況・メンタル状況
高2
部活動や習い事、友達との遊びなどに多くの時間を使っていました。この時期は学校の課題とテスト勉強しかやっておらず受験を意識した勉強は何もしていませんでした。この時点でもう周りの人と大きな差が生まれてしまいました。
高3・1学期
部活動を引退して、本格的に受験勉強を始めました。高校2年間であまり勉強していなかったのもあり、模試の成績は散々でした。周りから志望校を変えた方がいいんじゃないかと何度も言われましたが、結果が悪くてもあまり悲観的に捉えてはいませんでした。
高3・夏
夏休みは一番大事な時期だと言われ、勉強をより一層頑張ろうと思っていました。しかし、ストレスで体調を崩してしまいました。この時に自分は長時間勉強するのは向いていないと感じ、短い時間で集中できるよう、こまめに休憩を取りながら勉強していました。
高3・2学期
周りが過去問や共テ対策を始める中、私はまだ問題演習をするには早すぎる学力でした。傾向を感じるために過去問を見ていましたが、本格的には解き始めず、問題集をひたすら解いていました。今振り返れば、これが私に合った勉強だったと思います。
高3・冬
同じ学科に推薦を出願していましたが、不合格でした。推薦の方が合格の見込みがあると言われていたので、落ち込みました。しかしもう自分には一般選抜での入試しか残っていなかったので、逆に専念できるから良かったと気持ちを切り替えて勉強しました。
入試直前
本番までに間に合わないと思って余計に焦ってしまい、勉強に身が入らなくなっていました。机には向かっているのに勉強が進まず、不安が募るばかりでしたが、勉強は時間よりも質ということを意識し直して、集中力が切れたら他の科目の勉強をしていました。
入試本番
今までやってきたことだけを思い返すようにしていました。試験中に頭が真っ白になることがありましたが、大丈夫だと言い聞かせて冷静でいることを心掛けました。手応えは共通テスト、二次試験共になかったですが、力を最大限出し切れたので後悔は何もありませんでした。
Q4.「これだけは毎日取り組んだ」「受験勉強中は絶対にこれはやらない」などのマイルール
単語を毎日勉強していました。覚えたつもりでも文章中だと意味を忘れてしまうことが多くあったので、それをなくそうと周回しました。
Q5.こだわり勉強法や勉強グッズ

1つのノートに全教科勉強するという方法で、その日に何を勉強したかが1冊のノートを見るだけででわかるようになっていました。大切なポイント、自分がよくしてしまうミスは、ノートの余白にまとめて付箋を貼ったり、ノートの表紙に書いて、目につくようにしていました。字でいっぱいのノートは、ここまでやったから大丈夫という試験当日のお守りにもなりました。
Q6.大学受験にまつわることで辛かったこと
精神的に不安定な時期が多かったということです。私は勉強が周りよりも遅れておりその状況は入試直前まで変わりませんでした。ずっと自分が追いかける立場だったこと、時間がないのに思うように学力が伸びないことに焦りを感じ、体調を崩して勉強ができなかった時期もありました。ただその都度休息を取りながら、徐々に勉強習慣を取り戻しました。
Q7.大学生活の様子

授業を自分で登録でき、スケジュールを自由に組むことが出来ます。隙間時間にバイトをしたり、美味しそうなお店を見つけて友達とご飯に行ったりしています!そして、私は部活動でマネージャーをしています。日々の練習に加えて遠征にも行ったり、同期や先輩ととても仲良くなって、楽しく充実した生活を送っています!
Q8.これから大学受験に臨む方へのメッセージ
最後まで諦めないということです。受験は何が起こるかわかりません。私も実際にあらゆる模試、共通テスト本番後でさえも一番下の判定を取っていました。諦めなければ合格する可能性は誰にだってあると思っています。不安になるタイミングは絶対にどこかでやってきます。それでも、休みながらでもいいので受かってやるという気持ちで勉強に取り組んでほしいです。
Q9.駿台に通学した感想
50分授業
集中力を切らさずに授業を受けられる丁度良い長さでした。10分の休憩時間は、授業で習った内容を復習したり、頭を休ませる時間として過ごすことができました。
講師
全ての授業がわかりやすくて感動しました。なんとなく理解していた事項の原理や導出過程を詳しく教えてくださって、間違えて覚えることがなくなりました。授業を受け始めてから理解が格段に深まって、勉強の質が上がったのを実感しました。
教材
講義で扱う問題が、方針は立っても、実際に解くのが難しいレベル感で、自分の学力を伸ばすのにとても合った難易度でした。入試頻出の問題はもちろん、過去問と似た問題もあったので、二次試験直前の時期も授業のテキストを復習していました。
自習室
個別ブース型の自習室は、静かで、自分の勉強だけに集中することができました。特に周りの受験生が夜遅くまで勉強していたので、私も勉強しないとと思い、学校が終わってから毎日夜まで残って勉強していました。