Q1.進学した大学を選んだ理由を教えてください
私が東京農工大学を選んだ理由は、東京農工大学は東京都に2校しかない国立の農学部が設置されている大学の一つだったからです。また農学分野については研究力も高く、充実した研究環境で自分のやりたい研究を存分に行えると思ったからです。加えて、農学部のある府中キャンパスには圃場、近くには水田等の施設もあり、大きな移動をせずに色々な実習を行える点も魅力的だったからです。
Q2.進学した学部を選んだ理由を教えてください
私は小さい頃から食べることが好きだったので、「食」の根幹をなす農業に将来的に関わっていきたいという思いから農学部を受験しました。農学部の中でも特に圃場に出て農作業を行えるような学科を選んで受けていました。農工大の農学部の場合では、フィールドでの実習を多く行う生物生産学科を志望しました。
Q3.合格にたどり着くまでの学習状況・メンタル状況
高１
バスケットボール部に所属しており、週6回は活動がありました。活動は平日は17時までだったので、部活後の時間を使って、数学を中心に学校の授業の復習を行っていました。
高２
この頃から国公立大学の農学部に行きたいという明確な気持ちが芽生えてきていたので、得意だった英語や古典・地歴公民などの文系科目を中心に、部活を頑張りながらも勉強していました。
高３・夏
とにかく苦手意識のあった化学と数学Ⅲを中心に勉強しました。特に化学は夏期講習を通して有機化学と無機化学の基礎をしっかり理解できたので、夏休みが明ける頃には苦手意識がだいぶ減りました。
高３・冬
二次試験のための勉強をしつつ、苦手だった数学を中心に共通テストの過去問を徐々に解き始めるようにしていました。特に数学ではどこで自分がミスしやすいのかをノートにまとめて、自分のミスの傾向を分析するようにしていました。
入試本番
入試当日は自分が解答できる部分を丁寧に解答して、現時点での最高の解答を仕上げることを意識して受験しました。うまくいかなかった科目もありましたが、最後まで諦めずに精一杯解答用紙を埋めました。
Q4.「これだけは毎日取り組んだ」「受験勉強中は絶対にこれはやらない」などのマイルール
高3の1年間は学校に早く登校して、1時間程度自習するようにしていました。これによって、朝勉強する習慣をつけることができました。結果的に朝早い時間から始まる試験でも、集中して取り組むことができたと思います。
Q5.大学受験をしてよかったことや得られたこと
大学受験を通じて勉強のやり方を学習できたことが良かったことだと思います。大学に入っても英語や専門科目を勉強します。その際に、どうまとめたりすれば自分が理解しやすいか、どれくらい勉強すればどれくらい自分の中に知識を吸収できるかなど、大学受験での経験を活かすことで、効率良く学びたい知識を吸収できたと思います。
Q6.大学生活の様子
大学は自然が豊かで四季折々色々な顔を見せてくれます。特に秋は紅葉がとっても綺麗です。私の所属する生物生産学科では講義の一環で畑や水田・果樹園・牛舎などでみんなで作業するのが楽しいです。季節ごとに育てた作物を収穫してみんなでご飯を食べる時間は最高です。また農学部独自の特徴的なサークルとして、畑で作業したり、子牛やアメリカンミニチュアホースの世話をしたりするサークルがあります。自分の興味に合わせて色々なサークルに複数入っている人が多いです。
Q7.これから大学受験に臨む方へのメッセージ
大学受験は勉強し続けることや自分の弱さと向き合うことなど苦しいことも多いかもしれませんが、勉強した経験や努力は今後の大学生活、そしてその先の人生において大きな原動力になるはずです。「あのとき頑張れたから今度も頑張ろう」と受験を終えて新たな挑戦をする際にそう思えるように、ひた向きに自分のできることを積み重ねて第一志望大学の合格を掴み取って欲しいです！
Q8.駿台に通学した感想
講師
先生方の丁寧な指導がとても印象に残っています。疑問に思ったことをすぐ講師の先生に聞ける環境が整っており、勉強をスムーズに進めることができました。
自習室
高3の1年間はほぼ毎日自習室を利用していました。特に他の人存在が気にならない、個別ブース型の自習室を利用していました。綺麗な机の上で毎日快適に勉強できることが、モチベーションの一つになっていました。静かな環境で集中して勉強を進めたい人にとてもおすすめです。
職員スタッフ（クラス担任、進路アドバイザー、クラスリーダー）
農学部に所属するクラスリーダーの方から、農学部でどんなことを勉強しているのか、どういった学科に行けば自分のやりたいことができるのかを、丁寧にお話していただいたことが印象に残っています。おかげで受験大学の学科選択をスムーズに行えたのでとても感謝しています。
