Q1.進学した大学を選んだ理由を教えてください
自宅から通えて、1年生の頃から自分の夢に直結する専門的な知識を学ぶことができるからです。また、東京農工大学は先生一人当たりの生徒数が少なく、細やかに面倒を見てもらえるということや、下見に行ったときの大学やその周りの雰囲気が気に入ったことも決め手になりました。
Q2.進学した学部を選んだ理由を教えてください
私は、高校で3か月授業を受け、食品・化粧品・香料などの開発にかかわりたいと思うようになり、高1の7月には進路を決定しました。この学部学科を選んだのは、有機化学・生化学・食品工学などといった自分の将来の夢に直結する学問を学べるカリキュラムであり、卒業後の就職先として、食品会社や化粧品会社、香料会社が多く上げられていたからです。
Q3.合格にたどり着くまでの学習状況・メンタル状況
高1
弦楽部に所属しており週に5日活動がありました。発表会前以外は活動時間が短く、十分勉強に充てられる時間がありました。7月に京都大学を第1志望にすると決めましたが、受験に対する危機感は全くありませんでした。
高2
部活で中心的立場を担うようになり、発表会や文化祭前などはまとまった勉強時間は取れませんでしたが、その時期のおかげで隙間時間に効率よく勉強する力が身につきました。冬には過去問を解き始め、緊張感が生まれ始めました。
高3・1学期
5月・6月は文化祭準備、7月は体育祭準備をしながら勉強していましたが、限られた勉強時間しか取れないことで逆に高いモチベーションを維持できました。同じ大学学部を志望する友人と約束して、朝授業が始まる1時間前に登校して勉強していました。
高3・夏
体育祭準備のために夏休みも週に3回登校していましたが、登校する日は7時間、しない日は11時間ほど勉強していました。京大入試実戦模試に苦戦し、共通テスト型の摸試でも伸び悩み、受験直前よりストレスがたまっていたように思います。
高3・2学期
10月中旬、このままの点数ではまずいと思い、この頃までは疎かにしていた共通テストの勉強の比率を増やしました。この頃から共通テスト直前までの間に各15セットくらい予想問題を解きました。
高3・冬
年明けから共通テストまでの間はひたすら共通テストの予想問題や過去問を解き、間違えた問題に似た問題を問題集で解くということをしていました。友人とビデオ通話をしながら予想問題を解くことで、程よい緊張感で解くことができました。
入試直前
生物以外の教科は、駿台の冬期直前講習の京大プレを受講していたので、講座のための予習復習をして真剣に講座を受け、他の時間には過去問の復習をしていました。講座の中で先生に勧められた過去問も必ず解くようにしていました。
入試本番
基本本番には緊張しないタイプで、入試本番も緊張しませんでした。共通テスト2日目の後、前期試験2日目の後、後期試験後ともに、「自分が何年も積み上げてきたものをすべて出せた」という思いでした。
Q4.「これだけは毎日取り組んだ」「受験勉強中は絶対にこれはやらない」などのマイルール
高校3年間、5時に起きて学校へ行き、学校が始まる1時間前に学校に到着して勉強していました。そのことで、学校での授業をより実りのあるものにできたのではないかと思います。
Q5.こだわり勉強法や勉強グッズ

過去問を解いた後、大問の内容や自分の理解度、点数などを過去問ノートにまとめていました。自分の受ける大学がどのような問題が出やすいのかや、自分の苦手な単元は何なのかなどがパッと見てわかるのでお勧めです。勉強グッズはドリテックのタイマーです。
Q6.大学受験をしてよかったことや得られたこと

私は、理系に進みたかったのですが、数学・化学や生物が苦手でした。これらの教科を毎日勉強し続けたことで、苦手なことをやり続ける力が身につきました。また、自分の苦手な単元は何なのか、得意な単元は何なのか、自分はどんなミスをしやすいのかを分析しながら勉強したことで、自己分析力も身につきました。
Q7.大学生活の様子
大学生になって、時間の使い方の制約がなくなりました!周りには、衣食住以外すべての時間を学問に使っている人、音楽を自作している人など、様々な人がいます!私は、授業のない時間に課題を終わらせたり部活の自主練をしたりバイトをしたりするだけでなく、企業のワークショップやインターンにも積極的に参加しています。自分から積極的に外部の活動に参加することで、自分にはないものを持った人と出会うことができ、とても充実しています。
Q8.駿台に通学した感想
50分授業
小学校、中学校、高校と同じ長さの授業時間なので、自分の集中サイクルと合っていました。なので、とても効率よく、常に集中した状態で授業を受けることができていたと思います。
講師
どの講師の方も生徒の成績が上がるよう真剣に向き合ってくださっているという印象を受けました。また、講師の方に気兼ねなく質問ができる環境が整っていて、どの講師の方も私がわかるまで何度も教えてくださいました。
自習室
学校のない日は朝から夕方まで利用していました。駿台の自習室は、問題集をじっくり解きたいときは個別ブース型、試験形式の問題を解くときは開放教室などのように、その時の状況に合わせて使い分けができるのが魅力だなと思います。