Q1.進学した大学を選んだ理由を教えてください
高2で文転した際にとりあえずトップの大学を目指そうと思い、東京大学を志望し始めました。高3の時に五月祭に訪れた際、学生の雰囲気が自分に合うと感じたのに加え、歴史あるキャンパスを魅力的に思い、東京大学に行きたいという思いが強くなりました。
Q2.進学した学部を選んだ理由を教えてください
文科三類は他の東京大学の文系学部に比べて自由に履修を組むことができると聞き、幅広く様々なことを学びたかった自分に合っていると思いました。法にも経済にもあまり興味を持っていなかったので、それらの学習が必須であることは少し窮屈であると感じました。
Q3.合格にたどり着くまでの学習状況・メンタル状況
高2
12月に模試の成績を鑑みて文転することを決意しました。文転してからはそれまで学習していなかった社会や古典の勉強に力を入れ始めました。高2と高3の間の春休みはモチベーションが高く、毎日1日10時間程度勉強しました。
高3・夏
初めて東京大学の過去問を解いたり、東大実戦模試を受験したりしました。東京大学を目指すことを挫折しそうになることもあったが、勉強法を試行錯誤して何回か変えるうちに自分でも太刀打ちできるようになっていく感触がしてきました。
入試直前
二次試験直前は外出することが億劫になり、家に引きこもっていたところメンタルを崩してしまいました。本番直前でも定期的に友人に会ったり、外で自習したりすることを勧めたいです。
入試本番
本番直前はメンタルが崩れましたが、入試本番は冷静になることができました。苦手科目の数学で完答でき、1日目は安心した気持ちで終えられました。2日目は得意科目の英語で失敗し合格発表までは五分五分の感触で不安でした。
Q4.こだわり勉強法や勉強グッズ

あまり多くの参考書に手を付けず、駿台の予習・復習をメインに学習していました。特に復習に力を入れ、先生の授業を自分の脳内で再生するイメージで何度も復習をしていました。この学習法は数学や英文法の学習において特に効果的だったと思います。
Q5.大学受験にまつわることで辛かったこと
「第一志望に受からなくてはいけない」というプレッシャーが直前期に強くなり、良いメンタルを保つことが難しくなり、辛かったです。第一志望合格に対して意欲的であることも、あまり気負いすぎないことも、どちらも同じくらい大事だと感じました。
Q6.大学受験をしてよかったことや得られたこと
やらなくてはいけないことや苦手なことに目を背けず向き合う経験は貴重だったと思います。また、向上心だけを動機に、これ程何か一つのことに全力を注ぐ経験はもう2度としないだろうから、今後何か困難に直面した際にそれを乗り越える大きな糧になると思います。
Q7.大学生活の様子

東京大学だからと言って勉強漬けの生活をしているわけではなく、課題に追われながらも、サークルやバイト等様々な活動を楽しんでいます。大学生になると行動範囲が広がり、使えるお金も増えるので遊びの選択肢が増えて人間関係も充実します。東京大学はクラスの繋がりが他大学に比べて強いので、友達を作りやすい環境であると思います。
Q8.駿台に通学した感想
教材
駿台の教材の予習・復習をすれば参考書が不要というくらい充実した授業とテキストだったと思います。実際、英語は参考書を使った学習をほとんどしませんでしたが、学力の伸びを感じられました。
職員スタッフ(学習コーチ、進路アドバイザー、クラスリーダー)
私の出身高校は東京大学進学者が少なく、あまり学校で東京大学に関する具体的なことを相談できなかったので、東京大学在籍のクラスリーダーに気さくに相談できる環境が良かったです。
模試
駿台全国模試や東大入試実戦模試は難易度が高く、模試の受験後は勉強に対するモチベーションが上がりました。また、解説が詳しく解き直しをする際に大きな手助けとなりました。