駿台入試ニュース 2019 VOL.6

ヘッドライン

2020年度センター試験確定志願者数発表
確定志願者数は557,699人で、19,131人(前年度比-3.3%)の減少
現役生は12,715人(前年度比-2.7%)の減少、既卒生等は6,416人(前年度比-5.7%)の減少
現役占有率は81.1%で前年度比0.5ポイントアップ
現役志願率は43.3%で前年度比0.7ポイントダウン
女子占有率は43.7%で前年度から変動なし

2020年度センター試験確定志願者数557,699人

志願者数概況

大学入試センターは2019年12月6日、2020年度の大学入試センター試験(以下、センター試験)の確定志願者数を発表しましたが、その後2020年1月16日に確定志願者数の変更を発表しました。現役男子が1人増加となり、その結果、確定志願者数は557,699人(現役生:452,235人、既卒生等:105,464人)で、前年度より19,131人(前年度比-3.3%)減少し2年連続減少となりました。

現役生、既卒生等別の志願者数増減を見ると、現役生は12,715人(前年度比-2.7%)の減少、既卒生等は6,416人(前年度比-5.7%)の減少となりました。この結果、現役占有率(全志願者数に占める現役生の割合)は81.1%となり、前年度の80.6%から0.5ポイントアップしました。現役志願率(高等学校等卒業見込者に対する志願者の割合)は43.3%と前年度の44.0%から0.7ポイントダウンしました。男女別では、女子占有率は43.7%と前年度と同率でした。

センター試験志願者数推移

都道府県別志願状況

都道府県別の志願状況を見ると、志願者数が増加したのは滋賀(182人)、福井(104人)、富山(27人)、山口(17人)の4県のみでした。一方で、最も減少数が多かったのは東京(3,915人)で、次いで神奈川(1,878人)、埼玉(1,817人)と続き、首都圏での減少数の多さが目立ちました。減少率で見ると、高い順に島根(-5.9%)、埼玉(-5.7%)、宮城(-5.3%)となりました。

都道府県別の現役志願率を見ると、最も高いのは8年連続の東京(55.2%)で、次いで富山(53.4%)、広島(53.4%)、愛知(51.8%)、石川(50.1%)の順となり、5都県で50%を上回りました。これに対して、最も低いのは沖縄(29.1%)で、次いで大分(33.8%)、青森(34.9%)、宮城(35.1%)、大阪(35.4%)と続いています。

センター試験参加706 大学(過去最多)

2020年度にセンター試験に参加する大学は、国立82大学、公立91大学、私立533大学のあわせて706大学となりました。国立大に増減はなく、公立大は公立千歳科学技術大が加わったことで参加大学増につながり、私立大では2大学増加したことにより、参加大学数は過去最多となりました。また、短大では公立13短大、私立139短大、あわせて152短大が参加となりました。

◆参加大学数の推移
年度 国立大 公立大 私立大 合計
2011年 82 79 504 665
2012年 82 79 513 674
2013年 82 81 520 683
2014年 82 82 521 685
2015年 82 84 523 689
2016年 82 84 527 693
2017年 82 86 526 694
2018年 82 89 526 697
2019年 82 90 531 703
2020年 82 91 533 706
※国立大・公立大は全大学参加
◆参加短期大学数の推移
年度 公立大 私立大 合計
2011年 15 148 163
2012年 16 145 161
2013年 15 142 157
2014年 16 142 158
2015年 16 144 160
2016年 15 142 157
2017年 15 139 154
2018年 14 137 151
2019年 13 136 149
2020年 13 139 152

詳細は下記リンク先より「志願者データについて」をご参照ください。
https://www.dnc.ac.jp/center/shiken_jouhou/r2.html