駿台入試ニュース 2019 VOL.7

ヘッドライン

2020年度国公立大学入学者選抜の概要
特別選抜(AO入試、推薦入試)実施の大学・学部数はいずれも増加

2020年度国公立大学入学者選抜の概要

2019年12月20日付で文部科学省より「令和2年度入学者選抜について」(2019年7月末現在の数値)が発表されました。国公立大学全体では、173大学 604学部(前年度172大学603学部)で1大学1学部の増加、募集人員は126,946人(前年度126,690人)で256人増加しました。

国立大学、公立大学別で見ると、国立大学は82大学401学部で実施大学・学部数は前年度から変動はありませんが、募集人員は95,164人(前年度95,319人)で155人減少となりました。公立大学は、91大学203学部(前年度90大学202学部)で千歳科学技術大が公立化され1大学1学部が増加しました。募集人員は31,782人(前年度31,371人)で411人増加となりました。

特別選抜(AO入試)の増加が目立つ

AО入試を実施する国公立大学・学部数は95大学285学部(前年度88大学260学部)で7大学25学部の増加となり、実施する国公立大学数は全体の54.9%を占めました。新たにAO入試を実施する大学・学部は千葉大の文学部・理学部、新潟大の経済科学部・工学部、鹿児島大の医学部などあわせて15大学23学部となっています。

推薦入試を実施する国公立大学・学部数は165大学480学部(前年度165大学479学部)で1学部増加しました。新たに推薦入試を実施する大学・学部は、長崎大の情報データ科学部、公立千歳科学技術大の理工学部などあわせて4大学4学部となっています。

(詳細は、別表を参照。そのほか、文部科学省が発表している国公立大学の募集人員の推移等の参考資料については、下記リンク先の文部科学省ホームページをご参照ください。)

令和2年度入学者選抜について