駿台入試ニュース 2025/2026 VOL.7

ヘッドライン

2026年度大学入学共通テスト志願者数発表
確定志願者数は496,237人で、1,066人(前年度比0.2%)の増加
現役生は5,657人(前年度比1.3%)の減少、既卒生等は6,723人(前年度比9.7%)の増加
現役占有率は84.7%で、過去最高だった前年度から1.3ポイントダウン
女子占有率は45.1%で、過去最高だった前年度から0.3ポイントダウン
私立大学の利用大学数は3年連続減少

2026年度大学入学共通テスト確定志願者数496,237人

志願者数概況

大学入試センターは12月9日、2026年度の大学入学共通テスト(以下、「共通テスト」)の確定志願者数を発表しました。確定志願者数は496,237人(現役生:420,311人、既卒生等:75,926人)で、前年度より1,066人(0.2%)の増加でした。2年連続の増加ですが、志願者数は引き続き50万人を下回りました。
現役生、既卒生等別の志願者数増減を見ると、現役生は5,657人(前年度比1.3%)の減少でした。一方で、既卒生等は6,723人(前年度比9.7%)の増加となりました。既卒生等の増加は7年ぶりです。この結果、現役占有率(全志願者数に占める現役生の割合)は84.7%で、過去最高だった前年度から1.3ポイントダウンしました。また、既卒生の卒業年度別の内訳を見ると、前年度卒業者は1,900人(前年度比4.3%)、前々々年度以前卒業者は553人(前年度比4.5%)の増加、前々年度卒業者は3,883人(前年度比45%)の大幅増加でした。
なお、例年掲載している現役志願率(高等学校等卒業見込者に対する志願者の割合)については、文部科学省で大学進学率の算定の整理がつき、かつ、令和7年度学校基本調査(確定値)が公表され次第公表するとして、今回の発表では掲載されませんでした。

志願者数推移

出身地別志願状況

出身地別の志願状況を見ると、志願者数が増加した都道府県は23都道府県でした。最も増加数が多かったのは東京(+796人)、次いで福岡(+660人)、宮城(+274人)でした。一方で、最も減少数が多かったのは千葉(-386人)、次いで福島(-250人)、青森(-236人)でした。増減率では、宮城(+3.5%)、沖縄(+3.4%)、福岡(+3.2%)までの3県が3%以上の増加だった一方、青森(-5.8%)、福島(-4.2%)、岩手(-3.9%)と、東北地方での減少率が目立ちました。

共通テスト参加は687大学で、3年連続減少

2026年度に共通テストへ参加する大学は、国立81大学、公立95大学、私立511大学のあわせて687大学となり、前年度から11大学減少しました。参加大学の減少は3年連続となります。減少したのは私立大522大学から11大学減少し、511大学となりました。共通テスト利用入試の募集人員を、総合型選抜や推薦型選抜といった他の入試方式に振り替えていることが推察されます。背景として、長い問題文や複数のテクストや資料を読み解く問題の出題といった共通テスト特有の傾向が私立大専願の志願者層から敬遠されていることが挙げられるでしょう。
短期大、専門職大を含めた参加大学数の推移は以下の通りです。

◆参加大学数の推移

大学 短期大学 専門職大学
センター
試験
試験年度 国立大 公立大 私立大 合計 公立大 私立大 合計 公立大 私立大 合計
2017年度 82 86 526 694 15 139 154
2018年度 82 89 526 697 14 137 151
2019年度 82 90 531 703 13 136 149
2020年度 82 91 533 706 13 139 152
2021年度 82 91 533 706 13 142 155 1 4 5
共通テスト 2022年度 82 93 533 708 12 136 148 2 5 7
2023年度 82 94 535 711 12 139 151 2 6 8
2024年度 82 95 530 707 13 134 147 2 8 10
2025年度 81 95 522 698 13 115 128 3 8 11
2026年度 81 95 511 687 13 100 113 3 9 12

詳細は大学入試センターHPをご参照ください。