駿台入試ニュース 2025/2026 VOL.8
- 2025年度国公私立大入学者選抜実施状況の概要
- 一般選抜、総合型選抜、学校推薦型選抜 いずれの選抜でも
志願者数は国公立大、私立大ともに増加。 - 入学者の割合
○一般選抜:国立大(79.6%)、公立大(67.1%)、私立大(38.3%)
○総合型選抜:国立大(7.7%)、公立大(6.0%)、私立大(22.8%)
○学校推薦型選抜:国立大(12.7%)、公立大(26.9%)、私立大(38.8%)
2025年度国公私立大入学者選抜実施状況の概要
2025年度国公私立大入学者選抜の実施状況の概要が、2025年11月26日に文部科学省より発表されました。
なお、2025年度大学入学者選抜実施要項より、各選抜区分の特性と選抜の実態との整合性を図る観点から従来の「一般選抜とそれ以外」という整理を改め、「一般選抜」「総合型選抜」「学校推薦型選抜」に再整理したことから、2024年度入学者選抜の数値との比較は参考としてご覧ください。
また、2025年度の数値には外国人留学生を対象とする選抜を含むため、2024年度入学者選抜の数値との比較は参考としてご覧ください。
志願者数は国公立大、私立大ともに増加
2025年度の志願者数は、国立大では10,192人(2.8%)、公立大では9,501人(6.1%)、私立大では348,129人(9.3%)の増加でした。この結果、全体では367,822人(8.7%)の増加となりました。
一般選抜:私立大は志願者数、入学者数ともに増加
2025年度の一般選抜の志願者数は、国立大は1,060人(0.3%)、公立大は5,583人(4.3%)の増加でした。国立大の募集人員は2024年度に比べ、530人減少しましたが、志願倍率は変わらず4.1倍でした。公立大の募集人員は2024年度とほとんど変わりはありませんが、志願者数の増加により、志願倍率は5.6倍→5.9倍にアップしました
私立大は、志願者数は256,069人(8.4%)の増加で、国公立大と比較すると大きく増加しました。私立大の志願者数増加の背景には、18歳人口の増加による受験人口全体の増加が挙げられます。その他にも増加の理由としては、新課程入試による共通テストの出題傾向の不安からの私立大併願校数の増加、共通テスト平均点アップによる併願校の追加出願の増加が挙げられます。共通テスト利用方式での増加が目立った大学として、千葉工業大、日本大、東京工科大、近畿大などがあります。大規模な総合大学の志願者数の増加が目立ちました。入学者数は2024年度に比べ、9,399人増加しました。
総合型選抜:入学者数は国公立大、私立大ともに増加
2025年度の総合型選抜は、国立大75大学381学部、公立大79大学175学部、私立大574大学1,920学部で実施され、全体の実施大学数は58大学増加、実施学部数は322学部増加しました。入学者数は、国立大では1,733人(29.0%)、公立大では572人(35.5%)、私立大では25,941人(28.5%)といずれも前年度から増加で、全体では28,246人(28.7%)増加しました。前年度も国立大、公立大、私立大ともに入学者数は増加していましたが、全入学者に占める総合型選抜の入学者数の割合は19.5%と前年度よりさらに3.4ポイントアップしました。
学校推薦型選抜:入学者数は国公立大、私立大ともに増加
2025年度の学校推薦型選抜は、国立大76大学304学部、公立大97大学213学部、私立大599大学1,999学部で実施され、全体の実施大学数は5大学減少、実施学部数は51学部増加しました。入学者数は、国立大では464人(3.8%)、公立大では465人(5.0%)、私立大では5,937人(3.1%)増加、全体では6,866人(3.2%)増加しました。一方で、全入学者数に占める学校推薦型選抜の入学者数の割合は34.1%で、前年度から0.9ポイントダウンしました。
(詳細は、別表を参照。そのほか、国公私立大入学者選抜実施状況の概要についての詳細は、下記リンク先の文部科学省ホームページ「令和7年度国公私立大学・短期大学入学者選抜実施状況の概要」をご参照ください)
