Q1.進学した大学を選んだ理由を教えてください
高校生の頃の文理選択でかなり迷い、結局は文系にしましたが、理系の勉強もいつかしてみたいと考えていたため、1・2年生は全員が教養学部に所属し、文理に関係なく自由に授業を履修できる東京大学のカリキュラムに魅力を感じたからです。
Q2.進学した学部を選んだ理由を教えてください
小学生の頃から教育に興味があり、教員免許の取得も検討していたため、志望大学を決める前から教育学部に進学したいと考えていました。志望大学を東京大学に決めてから、文科三類には進学選択で教育学部に行く枠が比較的多くあるということを知り、文科三類で受験することに決めました。
Q3.合格にたどり着くまでの学習状況・メンタル状況
高2
学校の勉強に余裕が出てきたため、高2の1月から駿台の授業を受講し始めました。バレーボール部に所属しており、高3の春までは週5で活動していたため受講できない日もありましたが、後日欠席フォローシステムを使い、映像授業を見て補うようにしていました。
高3・夏
高校受験の経験から、長期休みは漫然と勉強してしまう危険性があると感じたため、緊張感をできるだけ維持するために一週間ごとに目標を定めてそれに合わせて具体的な計画を立てて勉強を進めるよう意識していました。
高3・2学期
高校の文化祭があったため、その準備を息抜きに勉強をしていました。秋の模試で思うように問題を解くことができず、11月ごろは勉強に対して気分が乗らない日もありましたが、友人と話すことで気持ちを切り替えて勉強に取り組んでいました。
入試直前
直前期はスケジュール帳で入試本番までをカウントダウンしながら、1日1つ不安な部分を解消することを目標にして、これまで解いてきた問題集や過去問を繰り返し復習していました。
入試本番
東大入試1日目の国語・数学は思いの外手応えが良かったものの、2日目の地歴・英語は難しく感じる問題が多かったため、少し不安なまま帰宅することになりましたが、1年を振り返って「これ以上は頑張れなかったな」と思えたことは良かったです。
Q4.「これだけは毎日取り組んだ」「受験勉強中は絶対にこれはやらない」などのマイルール
食事中は絶対に勉強をしないというマイルールはありました。直前期は焦りで単語帳などを見たくなりますが、息抜きと勉強の時間を明確にできた点が良かったと思います。
Q5.大学受験をしてよかったことや得られたこと

長期的な目標に向けて計画的に物事を進める能力を得ることができたと思います。これまでは学校の定期テストのような短期的なものにしか取り組むことがなかったため、その日の気分で勉強内容を決めていましたが、大学受験を通して、計画を立てることによりその日のモチベーションに依存することなくコツコツ努力を重ねることができるということを学びました。
Q6.大学生活の様子
大学では時間を自由に使うことができるため、力を入れたいことにはたくさん時間をかけて取り組むことができます。私は大学でも運動会でバレーボールを続けている他、現在はアルバイトを二つしてみたりと大学の勉強以外の時間も充実して過ごすことができていると感じます。他にもゼミに所属したり、留学をしたりと、自分の興味次第で色々なことに挑戦できる環境があると思います。
Q7.これから大学受験に臨む方へのメッセージ
大学生になって、実は大学以降で大学受験ほど明確な目標を持って勉強に取り組むことはあまりないということを感じています。受験まで日々の中で、成績が思うように伸びなかったり、モチベーションを保つのが難しく感じたりというような時期が誰しもあると思いますが、何かに向かって努力したという貴重な経験を活かせる日がいつか訪れるのではないかと思います。後悔のないよう、全力で取り組んでみてください!
Q8.駿台に通学した感想
講師
質問対応が丁寧で、入試直前まで質問をしに行っていました。授業では、テキストの内容はもちろんのこと、過去問の使い方や入試問題の解き方など、受験生にとって気になることについても教えてくださる先生が多く、勉強を進めるときの指針になりました。
自習室
個別ブース型自習室をよく利用していました。周りに同じ受験生がいることで、常に緊張感を持って自習することができ、本番もそれほど緊張せずに受験できたと思います。
職員スタッフ(学習コーチ、進路アドバイザー、クラスリーダー)
授業後や授業前にクラスリーダーと何度か面談をすることがあり、面談で不安を解消することで気持ちを安定させることができていたように感じます。