Q1.進学した大学を選んだ理由を教えてください
第1志望ではなかったですが、入学後学科選びまで猶予がある「学門制」に惹かれて大学を選択しました。また、大学のイメージ的に自由そうな校風にも惹かれました。
Q2.進学した学部を選んだ理由を教えてください
理系選択だったというのと、化学に興味があったので理工系にしました。また、教員を目指しているのですが、理工学部なら教員免許も多少は取りやすいと思い進学しました。
Q3.合格にたどり着くまでの学習状況・メンタル状況
高1
納得のいく文理選択もでき、成績も常に校内上位で勉強は好調でした。また、高2の部活執行代の準備に精を出しており、部活が第一の生活を送っていました。
高2
コロナ自粛が始まり、唯一の生きがいだった部活の停止や巣ごもりの影響でうつ病になってしまい、勉強が全く手につかなくなってしまいました。周りの友達と比べ私は成績が下がる一方で、メンタル状況は最悪でした。
高3・1学期
メンタルも回復することなく受験生に突入。高2までは高1までの貯金があったからかろうじて保てていた成績もこの頃にはどん底まで落ち、高3初めの模試では全ての志望校がE判定でした。
高3・夏
いつまでももじもじするなと学校の先生に叱責され、受験勉強を本格的に始めました。メンタルもある程度は戻り、今までの遅れを徹底的につぶして、夏休み最後の模試では校内上位の成績を収めるまで取り戻しました。
入試直前
私にとっての受験の目標は、鬱で沈んでいた自分から卒業して自信を持つことだったので、第2志望の慶應大の受験が終わった瞬間、私は目標を達成できた!と満足してしまい、第1志望の勉強のやる気がなくなってしまったことを覚えています。あまり後悔はしていません。
入試本番
初めての私大受験はそれなりに緊張しましたが、今までたくさん受けてきた模試とさほど雰囲気は変わらないのでリラックスできました。自分がこの会場で一番天才!!と思いながら受けに行くと、良いパフォーマンスが発揮できます◎
Q4.こだわり勉強法や勉強グッズ
数学・理科など計算を伴う科目は、罫線が入ってない真っ白なノートに問題演習をしていました。本番の試験の答案用紙も真っ白だからです。また、気付いたことや自分の癖などを思い付いたらすぐに付箋に書いてその場でノートに貼っていきました。付箋がたまっていくと気付いたら自分のための最強参考書が出来上がって、おすすめです。
Q5.大学受験にまつわることで辛かったこと
学校の周りの子が基本優秀だったので、スタートがだいぶ遅れた私は周りと比較してしまい、その差に焦ったり、こんな私がこんな難関校を目指していいのかと自己嫌悪することが多かったです。自信が全くなかった高3初期は本当につらかったです。
Q6.大学受験をしてよかったことや得られたこと
自分との対話をたくさん繰り返していたので、受験が終わるころには自分がどんな人間なのか知られて、強い自信も付いていました。受験は、志望校合格を目指すのももちろんですが、なによりも一年間自分という人間とじっくり向き合う期間だと私は考えています。
Q7.大学生活の様子
高校時代未練たっぷりで引退してしまった部活のオーケストラを大学でも続け、その活動に没頭しています。複数の団体を掛け持ち、今は週5で練習していますが、あの時できなかったことを今たくさんできて毎日楽しいです。
Q8.これから大学受験に臨む方へのメッセージ
大学受験は、たくさん自分と向き合って、より良い強い自分と出会える素晴らしい時間です。たくさん考えて、たくさん悩んで、たくさん楽しんでください!!
Q9.駿台に通学した感想
50分授業
50分という短めな時間の授業は、集中力が持続できてよかったです。時間が短いからこそ、受け身で授業を受けることが少なく、授業中に自分でもたくさん思考する時間を取れた気がします。
講師
化学の黒澤先生の授業は、目からうろこな話や解法がたくさんあって、毎回受けるのが楽しみでした。これに限らず、駿台の講師陣には各教科のスペシャリストが集まっているので、学問への興味も刺激され勉強の楽しさがどんどん増していきました。
教材
特に物理なのですが、入試に直結するような良問だけが載っていて、大変使いやすかったです。載っている問題数も多くはないので、学習に取り組むモチベーション維持にもつながりました。
自習室
自習室はとても集中しやすい環境で、特に大型の校舎では自習室専用の校舎が建っていたりします。利用しやすい環境にあると思うのでぜひ利用してほしいです。
職員スタッフ(クラス担任、進路アドバイザー、クラスリーダー)
クラスリーダーの方には何回も相談に乗ってもらい、不安を和らげてもらいました。感謝してもしきれません。