Q1.進学した大学を選んだ理由を教えてください
慣性式核融合の研究を行なわれている大学の中で、大阪大学にはレーザー研があり高出力レーザーを使ったプラズマ科学に関する高いレベルの研究に関わることができることと、1年次にある学問の扉では少人数で他学部の教員や生徒と交流できることから、視野が広がりボーダーレスの意識が高まると思ったからです。
Q2.進学した学部を選んだ理由を教えてください
大阪大学工学部は産業界との連携に積極的であり、将来にわたってエネルギー問題の解決に取り組んでいきたいと考えている私にとって、産業界をリードする方々とのつながり・実学を重視される学風・世界の様々な状況や考え方に触れることは、社会で生じている課題を正確にとらえ、実際に役に立つ技術にまで育てあげる上で非常に力になると思ったからです。
Q3.合格にたどり着くまでの学習状況・メンタル状況
高2
担任の先生に直談判し、休日に教室を開放してもらいました。特に、休日は午前か午後に部活があったので、お弁当を持って行き勉強をしていました。広々とした静かな空間だったので、とても集中することができました。
高3・1学期
大阪大学に推薦入試の制度が存在することを知り、作成していた論文に修正を加え、自己推薦書を書き始めました。この時期に過去問演習を始め、どのような傾向があるのかを研究しました。
高3・冬
面接練習と共通テスト対策を行っていました。面接当日は、好きな音楽を聴きながら登校し、「もし駄目でも前期試験で挑戦する!」と緊張しすぎないようにしていました。
入試直前
共通テスト前は、2次試験の対策をしたい気持ちを抑え、傾斜のある地理と国語の勉強をしていました。推薦の合格発表日が近づいてくると、得意科目の物理を演習することで、気を紛らわせていました。
Q4.こだわり勉強法や勉強グッズ

数学の問題を解くときは2種類の解き方をしていました。自分がわかるようなメモで答えの数値だけ合わせる方法と、途中の過程を丁寧に書く方法です。丁寧に書くときは余白を作るようにして、間違えた時にどこで間違えたのかを見直すようにしていました。丁寧に書いたものは残しておいて、時間のある時に見返すようにしていました。
Q5.大学受験をしてよかったことや得られたこと
周りの人たちに恵まれていることを実感しました。調査書を書いてくださった担任の先生や面接の対策をしてくださった学科の先生、夜遅くまで文章の訂正をしてくれた父やご飯を用意してくれていた母、面接前日に手紙やお菓子を渡してくれた友達など、自分のことを思って時間を割いてくれる人たちに囲まれていることに気づき、とても嬉しくなりました。
Q6.大学生活の様子
大学は高校と違い時間割に自由が効きます。朝8:50から夜20:00まで授業がある日もあれば、お昼に90分しか授業がない日もあります。平日も時間に余裕が生まれることから、サークル活動に力をいれる人もいれば、1年から研究室に通っている人もます。校則がなく、好きなこと・やりたいことに費やせる時間があるので、なりたい自分になることができます。
Q7.これから大学受験に臨む方へのメッセージ
推薦入試の話になってしまいますが、面接で最も大事なことは、「思いを伝える」ことだと思います。研究に対する思いを直接伝えることができるので推薦入試を選んだという側面もあります。私は面接の際、初め緊張してうまく喋ることができませんでしたが、教授の方々と私の提出した論文についての話し合いで盛り上がったことにより、研究に対する意欲が伝わったことが合格の決め手だったのかもしれません。
Q8.駿台に通学した感想
講師
毎週の宿題を添削してくださったり、授業でわからない箇所が出てきた際に、休み時間に質問に行くと快く教えてくださったりと、生徒思いの先生方でちゃんと理解ができるまで教えてくださりました。
自習室
個別ブース型自習室と開放教室があり、集中力を高めるときは個別型で自習し、窮屈さを感じたら開放教室で自習するというような使い分けをしていました。どちらも静かで集中できました。
職員スタッフ(学習コーチ、進路アドバイザー、クラスリーダー)
自分で問題を解いていて解説が理解できなかった時、クラスリーダーの方に質問しに行くと、類題を挙げながら説明してくださり、その問題だけでなく他の問題も解けるようにしてくださいました。
欠席フォローシステム
授業を休んでしまったり、授業中の解説をもう一度聞きたいと思った時に、見返すことができたのはとてもありがたかったです。また、自己推薦書も配信されていた動画を見ることで書くことができました。