駿台入試ニュース 2019　VOL.2

6月7日付で、大学入試センターからセンター試験実施要項が公表されました。2020年度の入試スケジュールは下記リンクのとおりで、センター試験は、2020年1月18日(土)、19日(日)に実施されます。
すでに発表されている各大学の2020年度入試日程をみると、鳥取大、広島大、福島県立医科大の医(医)が後期日程を廃止します。
各大学の入学者選抜要項は、一般選抜以外の推薦入試やＡＯ入試などの特別選抜の詳細も含めて７月末までに公表されますが、受験生にとって負担が重くなる変更は高２の夏までに発表することになっていますので、今後新たに発表となる変更は、負担が重くなるものはないと思われます。さらに、11月以降に発表される一般選抜の学生募集要項でも変更点などが示されることがありますので注意が必要です。なお、主要大学については、駿台ホームページでも変更点をまとめて掲載しています。
2020年度入試では、宇都宮大と群馬大が共同教育学部を設置、一般選抜における東北大・経済での理系入試新規実施、九州大・医(医)の面接実施など入試改革が進んでいます。また、インターネット出願を導入する大学や、英語４技能資格・検定試験を利用する大学も、国公立大・私立大を問わず引き続き拡大しています。

今回発表されたのは、申請のあった大学、学部、学科の設置に関するもので、新たに大学を設置するのは4大学です。また、新たな学部を設置するのは公立大が新潟県立大・国際経済、福知山公立大・情報の2大学2学部、私立大は共立女子大・ビジネス、京都先端科学大・工、大和大・理工、摂南大・農、武庫川女子大・経営など13大学13学部です。学科の設置は2大学2学部2学科となっています。

今回発表されたのは、私立大の入学定員の増減に関するもので申請は25大学です。主要大学の中で定員増となるのは、立命館大、龍谷大です。また、東京理科大・工(建築)の２年次編入学定員の増加を除くと、帝京平成大・現代ライフ(経営マネージメント)が特例として東京23区内で唯一増員が認められました。