駿台入試ニュース 2021 VOL.4

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2022年度入試スケジュール・大学入学共通テストについて
大学入試センターより「令和4年度大学入学者選抜に係る大学入学共通テスト実施要項」が公表されました。前年度は新型コロナウイルス感染症対策により第2日程や特例追試験など複数の日程が設けられましたが、2022年度は本試験1回のみで、追試験を2週間後に実施します。

2022年度入試スケジュール・大学入学共通テストについて

2022年度は追試験を2週間後に実施

6月11日付で大学入試センターより、2022年度大学入学共通テストの試験時間割や出願期間等のスケジュールの詳細を記した大学入学共通テスト実施要項が公表されました。2022年度入試のスケジュールは下記リンクのとおりで、例年本試験の1週間後に実施される追試験が2021年度入試同様に2週間後に実施されます。これは、志願者が新型コロナウイルス感染症に罹患した場合等でも追試験で対応ができるようにするための措置を講じたものですが、追試験会場の設置箇所数については、現時点では未定となっています。
また、近年は私立大においても約9割の大学で定員の一部を募集するにあたり共通テストを利用していますが、共通テストの受験前に出願が締切りとなる募集単位もありますので、各大学の公表する最新の学生募集要項を必ずご確認ください。

(詳細は下記リンク先の大学入試センターホームページ「令和4年度大学入学者選抜に係る大学入学共通テスト実施要項」をご参照ください。)

大学入学共通テスト時間割は2021年度と変わらず

共通テスト本試験の出題教科・科目はすでに公表されていましたが、この度公表された試験時間割は2021年度から変更はありませんでした。1日目は文系教科、2日目は理系教科で構成されています。
2021年度から外国語の英語では、リーディングとリスニングが各100点となりました。合否判定に使う傾斜配点を見ても、かつてセンター試験よりもリスニングの比重が高くなっていますので、注意が必要です。
導入2年目を迎える共通テストは「共通テスト問題作成方針」の狙いに沿った出題へいっそう進化していくことが予想されますが、入試に大きな改革のない2022年度は受験生が積極的にチャレンジできる環境とも言えます。また、コロナ禍の完全収束まではまだ時間が掛かると思われますので、2022年度入試においてもコロナ禍対策については最新の情報に注意してください。

※「地理歴史、公民」では同一名称を含む科目の組み合わせで2科目を選択することはできない。
※「地理歴史、公民」では受験する科目数を、理科では科目の選択方法を出願時に申し出ること。
※外国語の英語以外の科目、数学②の「数学Ⅱ」と「数学Ⅱ・数学B」以外の科目を受験希望の場合は出願時に申し出ること。
※理科①は1科目のみの受験は認めない。