駿台入試ニュース 2022 VOL.3
- 2023年度開設予定大学等について
- 文部科学省より、大学、学部、学科の設置の認可申請について発表があり、学部設置は15大学17学部、学科設置は4大学4学部4学科の認可申請で、データサイエンスとメディカル系学部学科の申請が目立ちました。また、私立大入学定員の増加に関しては31大学の申請がありました。
2023年度開設予定大学等について
学部設置は15大学17学部、学科設置は4大学4学部4学科
今回発表されたのは、申請のあった大学、学部、学科の設置に関するもので、2023年度は新たな大学の設置はありません。新たな学部を設置するのは国立大では一橋大・ソーシャル・データサイエンス、静岡大・グローバル共創科学です。一橋大では、社会科学とデータサイエンスを融合し、社会で日々蓄積されるデータを用いてビジネスの革新と社会課題の解決に対する方策を提案・実行できる人材の育成を目指します。
私立大は順天堂大・健康データサイエンスや北里大・未来工、京都女子大・データサイエンス、摂南大・現代社会など13大学15学部で、大都市部を中心にデータサイエンスの認可申請が目立ちます。また、その他の大学では、新潟薬科大・医療技術、看護、北陸学院大・健康科学、日本文理大・保健医療、鹿児島国際大・看護など地方を中心に前年度から引き続きメディカル系学部の認可申請が目立ちます。学科の設置は、4大学4学部4学科となっています。
(詳細は、別表1を参照。なお、4年制大学のみを掲載していますので、大学院・短大については、下記リンク先をご参照ください。)
私立大入学定員の増減、申請は31大学
今回発表されたのは、私立大の入学定員の増減に関するもので申請は31大学です。主要大学の中で定員増となるのは、東洋大、立教大、龍谷大です。また、東京23区内で特例として、東洋大・福祉社会デザイン、健康スポーツ科学、淑徳大・人文、杉野服飾大・服飾、女子美術大・芸術の増員が認められました。
(詳細は、別表2を参照。なお、4年制大学のみを掲載していますので、大学院・短大については、下記リンク先をご参照ください。)