駿台入試ニュース 2023 VOL.3
- 2024年度開設予定大学等について
- 文部科学省より、大学、学部、学科の設置の認可申請について発表があり、今回の発表では大学開設はなく、学部開設は16大学19学部、学科開設は4大学4学部4学科の認可申請で、前年度から引き続き情報・データサイエンス系学部とメディカル系学部・学科の申請が目立ちました。また、私立大入学定員変更に関しては27大学の申請がありました。
2024年度開設予定大学等について
大学設置はなく、学部設置は16大学19学部、学科設置は4大学4学部4学科
今回発表されたのは、申請のあった大学、学部、学科の設置に関するもので、今回の発表では新たな大学の設置はありません。ただし、今回の発表には間に合いませんでしたが、私立大4大学の開設が予定されています。駿台ホームページに公開中の2024年度入試変更点一覧をご確認ください。
新たな学部を設置するのは、国立大では宇都宮大・データサイエンス経営、お茶の水女子大・共創工など4大学5学部です。東京医科歯科大と東京工業大は統合して東京科学大となる予定ですが、文部科学省の取り扱いとしては東京工業大が医と歯を開設するという扱いになっています。また、筑波大はマレーシア(クアラルンプール)に学際サイエンス・デザイン専門学群を設置します。新学群は現地の学生を募集対象としており、マレーシアの設置認可を得たうえで、2024年9月に開設予定です。公立大では周南公立大・人間健康科学、情報科学と下関市立大・データサイエンスの2大学3学部です。私立大では順天堂大・薬、明治学院大・情報数理など10大学11学部で、大都市部の大学での認可申請が目立ちます。また、金沢学院大・情報工、椙山女学園大・情報社会、ノートルダム清心女子大・情報デザインなど情報・データサイエンス系の学部・学科の認可申請が目立ちます。
また、新たな学科を設置するのは、私立大4大学4学部4学科となっています。
(詳細は、別表1を参照。なお、4年制大学のみを掲載していますので、大学院・短大については、駿台HPより下記リンク先をご参照ください。)
私立大入学定員変更、申請は27大学
今回発表されたのは、私立大の入学定員の変更に関するもので申請は27大学です。主要大学の中で大学全体の定員が増加するのは、東洋大、立教大、立命館大です。また、東京23区内で特例として、立教大・異文化コミュニケーション、実践女子大・現代社会、国際の増員が認められました。
(詳細は、別表2を参照。なお、4年制大学のみを掲載していますので、大学院・短大については、下記リンク先をご参照ください。)